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飛騨白川の民家(旧大井家住宅)

ページ番号:565482970

更新日:2023年5月11日

写真

国指定重要有形民俗文化財
飛騨白川の民家(旧大井家住宅)
(ひだしらかわのみんか・きゅうおおいけじゅうたく)
所在地:日本民家集落博物館(豊中市服部緑地1-2(旧岐阜県大野郡白川村大牧))
指定年月日:昭和34年(1959年)5月6日

 昭和31年(1956年)に飛騨白川村(ひだしらかわむら)より移築されたこの民家は「合掌造り(がっしょうづくり)」と呼ばれ、屋根は茅葺き(かやぶき)で、母屋の構造は平入りの3階建です。建築年代は不明ですが、今から200年位前のものと考えられます。1階は家族の生活の場で、2階・3階は通気が良く主に養蚕に使用していました。妻側に接して、ヘンチャ(便所)とミンジャ(水屋)が建てられています。壁は土壁を一切用いず、全て板壁造りですが、その板壁も横板を柱の間に落したもので、現在では神社形式にしか見られない古いつくりのものです。床のほかには釘やカスガイを用いず、縄とネソと呼ぶ木の枝で縛りつけています。合掌造りの名は屋根の木組みが、掌(たなごころ)(手の平)を合わせた形になっているところからきています。つまり、屋根の重心が集中するため、安定性があります。こうした構造から、風雪に強く、その合理性は現在の知識でも裏付づけられます。

お問合せ

教育委員会事務局 社会教育課 文化財保護係
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎6階
電話:06-6858-2581
ファクス:06-6846-9649

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