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石造三重宝篋印塔

ページ番号:251462471

更新日:2023年5月11日

国指定重要美術品
石造三重宝篋印塔
(せきぞうさんじゅうほうきょういんとう)
所在地:豊中市熊野町3-10-1
指定年月日:昭和10年(1935年)5月20日
 宝珠寺(ほうじゅじ)の本堂西側には、花山法皇と仏眼(ぶつげん)上人の墓塔といわれる二基の三重宝篋印塔があります。その一つ東塔は、相輪頂部の宝珠(ほうじゅ)・請花(うけばな)・九輪の一輪などを欠失、笠上部の段型は第一・第二層共二段あり、第三層は五段からなっています。軒飾(のきかざり)はほぼ直立に近く、内側曲線は一弧、現高は2.15mあり復元すれば2.30mぐらいになります。一方西塔も東塔と同じく宝珠を欠失し、軒飾りはやや外傾しており内側曲線は二弧からなっています。軸部は東塔が四面とも無地なのに対して、西塔は四面に仏像を現わし、基礎正面には二躯の坐像仏を現わしています。両塔の製作年代はいずれも南北朝時代で、東塔より西塔がやや新しいとされています。

お問合せ

教育委員会事務局 社会教育課 文化財保護係
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎6階
電話:06-6858-2581
ファクス:06-6846-9649

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