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HIV/エイズとは

ページ番号:771066528

更新日:2023年2月21日

いま、大阪府では

HIV陽性者は、2021年末現在で全世界でおよそ3840万人といわれています。
わが国では、2021年の新規HIV感染者数が742人、新規エイズ患者が315人と2020年にくらべ微減しています。
大阪府のこれまでの累積HIV感染者・エイズ患者報告数は約3700人となっています。大阪府は、全国で2番目に多い状況です。
また、新規HIV感染者は20~40歳代の若い年代に多く、HIV感染者・エイズ患者の約8割が日本人男性です。

エイズってなに?

エイズ(AIDS)は、日本語で「後天性免疫不全症候群」といい、エイズの原因ウイルスであるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染による免疫力低下によって発症する様々な病気の総称(症候群)です。

AIDS・・・Acquired Immuno Deficiency Syndrome(後天性免疫不全症候群)

HIV・・・Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)

混同されがちですが、「HIVに感染する」ことと、「エイズを発症する」ことは違います。

感染から発病まで

HIVに感染しても、すぐにエイズを発症するわけではありません。
自覚症状のない時期が約数年~10年続きます。このため、感染にまったく気づかないことも多いです。
ただ、症状がなくても体液にはHIVが存在するため、知らないうちにパートナー等に感染させる可能性があります。

感染する可能性のある行為は?

HIVの感染源となるのは、精液、膣分泌液、血液、母乳です。
これらの体液が粘膜(尿道の先、膣や肛門の中、口の中など)に直接触れると感染する可能性があります。
その感染経路は性行為、母子感染、血液感染です。
現在日本での感染のほとんどが、性行為によるものです。
HIVを含む血液や精液、膣分泌液などが性行為によって性器、直腸、口などの粘膜や傷口から体内に入り、感染をおこします。

こんなことでは感染しません

HIVは非常に感染力の弱いウイルスです。
以下のような普段の生活の中では感染することはありません。

・咳、くしゃみ
・コップの回し飲みや、同じ食べ物をつつく
・握手、つり革や手すり
・トイレ、お風呂やプール
・理髪店や美容院
・蚊やハエ、ノミ等の昆虫や動物
・楽器やマイク・文房具などの共有
・軽いキス

HIVを一番多く含んでいるのは血液ですが、血液が皮膚についた程度では感染しません。
しかし、血液はHIVに限らず肝炎ウイルス等、さまざまな病原体が含まれている可能性があります。
そのため、「カミソリ、歯ブラシ、ピアス等、血液の付きやすい物を他の人と共有しないようにする」、「自分以外の血液を素手で触らない」等に気を付けましょう。

予防方法についてはこちら
検査についてはこちら
治療についてはこちら

HIV/エイズ、性感染症の相談窓口

豊中市では、HIV/エイズ、性感染症の予防、症状、検査などの相談を受け付けています。気軽にご相談ください。
受付時間:平日9時~17時15分
連絡先:06-6152-7316

その他の相談先

大阪検査相談・啓発・支援センター(chotCAST)【大阪府】(外部サイト)
HIV検査相談マップ【全国】(外部サイト)

お問合せ

健康医療部 健康危機対策課
〒561-0881 豊中市中桜塚4丁目11番1号 豊中市保健所
電話:06-6152-7310
ファクス:06-6152-7328

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