第2節 共に学ぶ心豊かなまちづくり
《方向性》
市民一人ひとりがその個性を活かし、創造性を育んでいけるよう、その基盤となる生涯学習や生涯スポーツの充実を図るとともに、市民文化の創造を支えるしくみづくりを進めます。
また、子どもたちが自らの個性と能力を伸ばし、「生きる力」を育んでいけるよう、乳幼児教育・義務教育の一層の充実、地域連携の推進など、多面 的で多様な教育活動を進めます。
《主な課題》
豊中市では、これまでの事業推進により、社会教育施設の整備など基盤は一定の充実をみましたが、家庭・学校・地域の連携が課題となっています。こうしたなかで、地域に根ざした生涯学習の推進に努め、市民自らが進んで取り組む学習活動に対する行政の支援方策のあり方や方向を示すため、平成10年(1998年)には「生涯学習推進プラン」を策定しました。さまざまな分野にわたる生涯を通 じた学習の場や機会を充実するため、学校教育、社会教育それぞれが役割分担を明確にしたうえで、両者が十分に連携できる推進体制の整備が必要です。
豊中市では「豊中市文化振興ビジョン」(平成5年(1993年))に基づき、市民一人ひとりが文化的存在であるとの理念のもと、市民文化の創造に向けた基盤を整備してきました。今後もこれらの取り組みを一層進め、新たな市民文化を担う人材の育成や活用等を図るとともに、伝統に培われてきた地域文化を継承することが必要です。
少子・高齢化の進展や環境問題の深刻化、情報化の進展など、社会環境が大きく変化するなか、全国的に学校教育に期待される役割も多様化しています。一方、心の問題など、学校のみでは十分に対応できない課題も顕在化しています。豊中市においてもこれらの動向をふまえ、ゆとりのなかで生きる力を育む教育の実現をめざし、完全学校週5日制の実施へ向けた条件整備や総合的な学習の時間をはじめ、時代の流れに柔軟に対応した新教育課程の編成などに取り組むとともに、子どものすこやかな成長を促すために、家庭・学校・地域社会が果 たすべきそれぞれの役割を自覚し、連携を深めていくことが必要です。
《施策体系》