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施策体系第2章

第3節 安定した暮らしを確保するしくみづくり

《方向性》

 だれもがいきいきと健康に暮らせる社会をめざし、心身両面 にわたる健康の回復・維持・増進を図るとともに、子育て支援、障害者の自立生活支援、住まいや暮らしへの支援などを充実します。また、社会保険制度の安定した運営に取り組みます。

《主な課題》

介護保険制度の適切な運営を図ることが各自治体の重要課題となっています。豊中市においては、これまで在宅福祉を中心に高齢者福祉施策を進めてきましたが、介護保険制度の適切な運営を図るため、これまで提供されてきたサービス内容の見直しと量 の確保、サービス提供者の確保、基盤整備が必要です。また、国民健康保険制度や国民年金制度など社会保険制度についても社会経済構造の変化に対応したシステムの再構築が求められています。こうした制度の安定した運営に取り組み、生活の安心感を高めるしくみとすることが求められています。

 だれもが個性的に、その人らしくいきいきと暮らせる社会への意向、そのための心身両面 にわたる健康への関心が高まっています。一方で、複雑化する現代社会を背景とするストレスなど心の問題、日常生活における生活習慣病の増加などが問題となっています。だれもが主体的に自分自身の保健予防や生涯を通 じた健康づくりに取り組めるよう、それらを総合的に支援する保健・医療・福祉のネットワークが必要です。

 全国的に急速に少子化が進むなか、地域コミュニティの変化や学校、教育に関するさまざまな問題など、子育てをとりまく環境は大きく変化しています。豊中市は全国平均を下回る出生率で推移しており、今後一層の少子化が進む可能性があります。子育ち・子育てにおいて家庭や地域が果 たすべき役割を改めて考え、子どもが成長の力を発揮できる環境づくりなど、子育ち・子育てのネットワークづくりを進めることが必要です。

 高齢者の増加や障害者の社会参加の進展などを背景に、老いや障害などの不安があっても、だれもが住み慣れた地域で安心して暮らすことのできるしくみづくりが求められています。豊中市では、これまで高齢者福祉、障害者福祉等を通 じてそれぞれサービスを提供してきましたが、今後はノーマライゼーションの理念のもと、総合的な観点から、すべての人が地域で安心して自立した暮らしができるよう、住宅や就労面 なども含め、支援体制の構築や地域福祉のネットワークづくりに取り組むことが必要です。

 豊中市はこれまで住宅都市として発展してきましたが、住まい方への市民ニーズは一層多様化しています。各世帯・市民がそれぞれのライフスタイルやライフステージにあった住まいを得て、快適な生活をおくることができるよう、良質で多様性に富んだ住宅ストックの形成や、個々の市民のニーズに合った住宅を見つけやすいようにシステムを整備するなど、良質な住まいの確保を支援する取り組みを進めていくことが必要です。

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