国指定史跡春日大社南郷目代今西氏屋敷の一般公開
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更新日:2022年7月28日
当日の様子
令和3年(2021年)10月16日(土曜)、国指定史跡「春日大社南郷目代今西氏屋敷」の一般公開を行いました。
汗ばむくらいのいいお天気のもと、169人もの方にお越しいただきました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今年も周辺散策はありませんでしたが、
手元のパンフレットを読みながら、職員の説明に耳を傾けながら、ゆっくりと敷地内をを見て回られる姿がありました。
門をくぐって右手ある南郷春日神社。 鳥居の奥に見えるのは江戸時代に春日大社から若宮社殿を移築した本殿です。
ここはかつての玄関です。今年は戸を閉めていますが中には近くの藩が南郷春日神社に奉納した槍などが飾られています。
天気にも恵まれたこの日、近くを通りがかった方も見学されたり親子で来られたり、子どもから年配の方まで
来場してくださいました。
年一回の公開で申し込みは不要ですので、来年もぜひたくさんの方にお越しいただきたいと思います。
国指定史跡春日大社南郷目代今西氏屋敷
主屋と南郷春日神社本殿
とよなか最大の荘園「春日社領垂水西牧」の目代(荘官)を鎌倉時代から代々務めた今西氏の屋敷です。
屋敷地は方二町(216m四方)に及びますが、現在でも内堀に囲まれた中に、延享三年(1746年)、奈良春日大社若宮社の建替え時に移築された南郷春日神社本殿や、宝永八年(1711年)建築の主屋を中心に土蔵、長屋門などが配されていて、中世荘園を支配した当時の面影がしのばれます。
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