資料10は、バリアフリーマップの作成についてです。 バリアフリーマップ(岡町駅地区)の公開について、本市はこれまでも、 鉄道駅や公共施設、またそれらを結ぶ経路などのバリアフリー化を着実に進めてきました。 これら施設のバリアフリー化を進めるだけでなく、その情報発信も合わせて行っていくため、 街のバリアフリー情報をひとまとめにしたバリアフリーマップを作成しました。 まずは、阪急岡町駅周辺をモデル地区として作成したもので、 今後、市内各駅についても作成を進めます。 同マップは、市ホームページに掲載するほか、公共施設の窓口などで配布します。 バリアフリーマップで確認できる情報は、 生活関連経路情報、生活関連施設、バリアフリートイレ情報です。 デジタル版およびオープンデータの公開について、 ハザードマップなどを確認できるウェブサイト「地図情報とよなか」にバリアフリーマップを追加しました。 パソコンだけでなく、スマートフォン・タブレットからもご覧いただけます。 また、本市では、地域課題の解決などを推進するための一助とするため、 市が保有するデータの一部をオープンデータとして公開しており、 バリアフリーマップのデータについても、オープンデータとしてホームページ上で公開しました。 テキスト版の作成について、視覚障害のある人にとっては、 一般的な地図などの画像による視覚的な情報提供がされていても、 そのままでは情報を得ることが困難なため、本マップの情報を文字情報として集約し、 音声や点字に変換して利用することができるバリアフリーマップ(テキスト版)の作成を進めています。 現在、冊子全体のテキスト化が完了し、ホームページ上で公開していますが、 生活関連経路の情報については、テキストによる移動経路案内の作成を進めており、 今後、当事者の方々の意見を聞きながら、 まずは、駅や最寄りバス停から公共施設までの点字ブロックが繋がっているルートについて作成を進めます。 バリアフリーマップの今後の予定について、 今年度は、緑地公園駅地区、蛍池・大阪空港駅地区、豊中駅地区、曽根・服部天神駅地区。 来年度にかけて、千里中央駅地区、少路駅地区、柴原阪大前駅地区、庄内駅地区と残り8地区の作成を予定しています。