資料8は公共交通のバリアフリー化についてです。 資料8-1は、バリアフリー化の取り組みについて(阪急電鉄株式会社)です。 令和4年度に曽根駅のトイレに音声案内を設置し、豊中市内の設置駅は、庄内駅、曽根駅、岡町駅、豊中駅、蛍池駅になりました。 令和5年度は、服部天神駅に設置する予定です。音声内容は「トイレはこちらです。正面の壁に点字案内板があります。男子トイレはすぐ右、女子トイレはすぐ左です。」となっています。 令和4年度に曽根駅のトイレにてトイレリフレッシュ工事(内装の美装化)に伴う機能の分散を行いました。 令和5年度は、服部天神駅(上下線ともに)実施予定です。改修内容は、美装化に伴い、車椅子使用者用トイレに集中していた機能を一般ブースにも分散して設置しています。 ソフト面では、サービス介助士の取得推進に取り組み、累計取得者数は1445名となっています(令和5年4月時点)。 令和5年度内に新たに100名から150名程度の取得を予定しています。 また、交通事業従事者を対象とした手話教室の受講(累計受講者数40名)、インスタントシニア体験学習の実施に取り組んでいます。 資料8-2は、バリアフリーに関するハード・ソフト施策について(北大阪急行株式会社)です。 ハード施策では、旅客案内情報装置の各種表示機能の追加をしています。 旅客案内情報装置は、全駅(千里中央駅・桃山台駅・緑地公園駅)の改札口に設置しております。 通常時は企画乗車の案内やイベント情報、マナー啓発画面を表示しています。 また、災害時の緊急情報や列車の運行情報などをリアルタイムで一括配信することにより、聴覚障がいをお持ちの方にも迅速な情報発信を行っています。 2023年3月には、行先表示機能の追加を行いました。 2024年3月には、多言語表示機能の追加を実施予定です。また、係員よびだしインターホンの機能の追加をしています。 係員よびだしインターホンは、インターホンを通じて当該駅または遠隔室(千里中央駅)の係員と通話ができる設備で、 遠隔でお客様のご案内を行います。 2020年6月には、全インターホンに耳マークカードを設置、2023年3月には筆談機能を追加したほか、 音声によるインターホンの位置案内機能を追加し、すべてのお客様が使いやすい設備を目指しております。 ソフト施策では、お年寄りやお身体の不自由なお客さまに気持ち良くご利用いただくために、 介助の知識と技能を認定された「サービス介助士」の資格取得推進に取り組み、 令和5年7月末時点の資格取得率は運輸従事員で100%(新入社員除く)となっています。 また、段差・隙間解消状況に関する情報提供を提供しています。 資料8-3は、可動式ホーム柵の設置について(大阪モノレール株式会社)です。 大阪モノレールではプラットホームからの転落事故、列車との接触事故の防止を図ることを目的に、全駅に可動式ホーム柵を設置しました。 資料8-4は、ソフト面の取り組みについて(大阪モノレール株式会社)です。 バリアフリーに関する情報をホームページに掲載しています。人的対応の取組みとして、 サービス介助士の取得に取り組み、令和7年度までに全駅係員の取得を目標とし、累計取得者数は64名となっています。 令和5年度の取得計画は20名としています。 また、交通事業従事者を対象とした手話教室の受講(累計受講者数30名、令和5年度の受講計画3名)、 交通サポートマネージャー研修の受講(累計受講者数14名のうち上級3名)、 インスタントシニア体験研修・視覚障害体験研修の実施、耳マークの設置に取り組んでいます。