令和6年度(2024年度)第1回とよなかしバリアフリー推進協議会 〈日時〉令和6年(2024年)8月27日火曜日10時から12時 〈場所〉ちいききょうせいセンター(ウェブ会議併用) 次第 1.会長あいさつ、委員紹介 2.かくぶもんのバリアフリー化について 3.ふみきりどうないゆうどうひょうじの設置について 4.いちゆうしせつせいびじぎょうにおける当事者参画について 資料一覧 〈資料1〉委員名簿 〈資料2〉しかんりどうろのバリアフリー化について(きばんせいびか) 〈資料3〉ふかんりどうろのバリアフリー化について(いけだどぼくじむしょ) 〈資料4〉しょうちゅうがっこうのバリアフリー化に関する事業について(しせつか) 〈資料5〉公園のバリアフリー化について(こうえんみどりすいしんか) 〈資料6〉社会モデルの浸透と意識上の障壁除去(「心のバリアフリー」)の推進について(しょうがいふくしか) 〈資料7〉公共交通のバリアフリー化について 〈資料7の1、7の2〉バリアフリーの取り組みについて(はんきゅうでんてつ株式会社) 〈資料7の3〉バリアフリーに関するハード・ソフト施策について(きたおおさかきゅうこうでんてつ株式会社) 〈資料7の4〉ソフト面の取り組みについて(大阪モノレール株式会社) 〈資料8〉ふみきりどうないゆうどうひょうじの設置について(きばんせいびか・いけだどぼくじむしょ) 〈資料9〉いちゆうしせつせいびじぎょうにおける当事者参画について(きばんせいびか) 〈参考1〉前回協議会の意見と回答 資料1は、委員名簿です。 今年度からの新たな委員は、 きたおおさかきゅうこうでんてつ株式会社のみずたに委員 おおさかふとよなかみなみけいさつしょのよねまる委員 とよなかしとしきばんぶちょうののだ委員 以上3名です。 資料2 しかんりどうろのバリアフリー化について きばんせいびか 1.歩道改良実施計画に基づく事業 歩道改良実施計画(令和3年度改訂版)に基づき、計画延長23キロのうち約19キロを実施し、進捗率は約82%となります。 〈令和5年度(2023年度)整備完了箇所〉 ひらつかくまのだ線(3の2工区)、はんきゅうにしがわみなみ線(4の2工区)、しょうないみなみ1号線(1工区)の歩道拡幅、ふちいし改良、勾配解消、点字ブロック設置を行いました。 〈令和6年度(2024年度)整備予定箇所〉 ひらつかくまのだ線(3の1工区)、えんちょう約220メートル はっとりだんちにしがわ線、えんちょう約100メートル はんきゅうにしがわみなみ線(6工区)、えんちょう約222メートル かんざきとねやま線、えんちょう約1150メートル 2.バリアフリーマップの作成について 令和4年度(2022年度)に作成した岡まち駅地区バリアフリーマップ(モデル地区)を基本として、 令和5年度(2023年度)から令和6年度(2024年度)にかけて、残り8地区 (りょくちこうえん駅地区、とよなか駅地区、ほたるがいけ・おおさかくうこう駅地区、そね・はっとりてんじん駅地区、せんりちゅうおう駅地区、しょうじ駅地区、しばはらはんだいまえ駅地区、しょうない駅地区) のバリアフリーマップを作成します。 〈バリアフリーマップのはっしんばいたい〉 さっしばん・デジタルばん(地図情報とよなか)・視覚障害のある人向けみちあんないばんの3種類です。 視覚障害のある人向けみちあんないばんについては、駅やもよりバス停から公共施設までの点字ブロックが繋がっているルートについて、 視覚障害のある人向けの道案内を市ホームページにて公開しています。 〈バリアフリーマップで確認できる情報〉 生活関連経路・生活関連施設・バリアフリートイレなどの情報を掲載しています。 3.生活関連経路バリアフリー整備計画の策定について 3.1 概要 令和4年(2022年)3月に策定した「とよなかしバリアフリーマスタープラン(いどうとうえんかつかそくしんほうしん)」に基づき、 いちどうのせいかつかんれんけいろとうのバリアフリー化について定めた計画「生活関連経路バリアフリー整備計画」を策定します。 3.2 現地調査 整備計画検討のために必要な現地調査を行います。調査対象は、バリアフリーマスタープランで設定する生活関連経路およびほこうくうかんネットワークとし、 バリアフリーマップの調査結果を活用したバリア箇所の抽出・調査を行います。 〈令和6年度(2024年度)現地調査 対象箇所〉 りょくちこうえん駅地区、ほたるがいけ・おおさかくうこう駅地区、とよなか駅地区、おかまち駅地区、そね・はっとりてんじん駅地区の歩道の有無、幅員、段差、勾配、点字ブロックなどを調査します。 3.3 整備計画の内容 整備計画では、計画の位置づけ、整備対象、整備方針、整備内容、整備スケジュール等を定め、現地調査等で抽出された箇所のバリアフリー化について定めます。 〈バリアフリー化の例〉 歩道拡幅、段差・勾配解消、点字ブロック設置、くかくせんの設置、ろそくたいのカラー化 等 3.4 整備計画の策定スケジュール 令和6年度(2024年度)にりょくちこうえん駅地区、ほたるがいけ・おおさかくうこう駅地区、とよなか駅地区、おかまち駅地区、そね・はっとりてんじん駅地区 令和7年度(2025年度)にせんりちゅうおう駅地区、しょうじ駅地区、しばはらはんだいまえ駅地区、しょうない駅地区 資料3 ふかんりどうろのバリアフリー化について おおさかふいけだどぼくじむしょ 1.歩道の勾配を改善しました。 令和5年度(2023年度)に本きょうぎかいで作成したバリアフリーマップ(おかまち駅エリア)において、きゅうこうばいにより注意が必要と指摘された箇所について、 えんどうちけんしゃのかたにご協力いただき歩道の勾配を改善しました。 改善箇所】 ・北桜塚3丁目の主要地方道旧大阪中央環状線の一部 2.バス停の点字ブロックを改修しました。 バス停の乗り口・降り口両方に視覚障害者誘導用ブロックが設置されているバス停について、停車するバスの車種によっては、 正しく乗り口まで誘導できていない場合があったため、視覚障害者誘導用ブロックを乗り口1箇所への設置に変更しました。 〈改善箇所〉 しょうないひがしまち1丁目(きた行き、みなみ行き) しょうないえきまえ(きた行き、みなみ行き) しょうないひがしまち5丁目(きた行き、みなみ行き) 資料4 しょうちゅうがっこうのバリアフリー化に関する事業について しせつか 1.建築物のバリアフリー基準 大阪府内において、基準適合義務の対象となる建築物を新築・増築・用途変更等をする場合、用途・規模に応じ、 バリアフリー法及び大阪府ふくしのまちづくり条例で定める基準(いどうとうえんかつか基準)に適合させる必要があります。 なお、大阪府ふくしのまちづくり条例は、建築物に関して、バリアフリーしんぽうよりも対象用途の追加・規模のひきさげ・基準のふかを行ったものです。 2.令和5年度(2023年度)の実績 〈校舎トイレの改修〉 はらだ小学校の校舎トイレを改修しました。 〈体育館トイレの改修〉 小学校8校(さくらづか小・ほたるがいけ小・くまのだ小・てしま小・おぞね小・ほうなん小・みなみさくらづか小・ひがしとよなか小)、 中学校2校(だいさんちゅう・だいじゅうごちゅう)の体育館トイレを改修しました。 3.バリアフリー化の進捗状況 校舎内のエレベーター設置やトイレ改修を進めるとともに、指定避難所・指定緊急避難場所となる体育館のトイレ改修を進めていきます。 〈令和6年(2024年)3月末時点の進捗状況〉 エレベーター設置工事は、小学校で約87パーセント完了。中学校で100パーセント完了。 校舎トイレ改修工事は、小学校で約89パーセント完了。中学校で約69パーセント完了。 体育館トイレ改修工事は、小学校で約24パーセント完了。中学校で約13パーセント完了。 4.令和6年度(2024年度)の予定 引き続き、エレベーター設置工事、校舎トイレ改修工事、体育館トイレ改修工事の設計および工事を行います。 資料5 公園のバリアフリー化について 公園みどり推進課 公園のバリアフリー基準 ① たきのうトイレへの置換(平成30年度(2018年度)で終了) いろいろな人たちが利用できるようなトイレになりました。入口や室内はくるまいすを利用する方が進入、転回できる広さを確保しています。 ② ユニバーサルデザインタイプのみずのみへの置換 くるまいすを利用されるかたや高齢者、幼児にも使用しやすいものになりました。 (ほたるがいけにしまち1丁目公園、かみしんでん2丁目第3公園、はっとりみなみまち4丁目公園) ③ でいりぐちぶの改善 くるまいすを利用するかたやベビーカーを利用するかたが通行しやすいよう、くるまどめの間隔を120センチ以上にしました。 (はま3丁目だい1公園、はっとりみなみまち4丁目公園、ほたるがいけにしまち1丁目公園) ④ 段差解消 くるまいすを利用するかたやベビーカーを利用するかたが通行しやすいよう、スロープ設置や段差解消を行いました。 (かみしんでん2丁目だい3公園、ほたるがいけにしまち1丁目公園、はま3丁目だい1公園) 令和6年度(2024年度)のおもな実施予定公園(そねひがしまち2丁目ひがし公園、ほうなんちょうにし2丁目児童遊園、ひがしいずみがおか2丁目なか公園、ほか1公園) 「インクルーシブ」な遊具の設置について 「インクルーシブ」な遊具とは、様々な事情や障害のあるこども達も同じ公園の遊具で遊ぶことができるように設計された遊具です。 令和5年度(2023年度)にはふれあい緑地(9がいく)とさいわいまち3丁目公園に設置しました。 〈整備内容〉 くるまいす使用者等が遊具にアクセスしやすいよう園路を整備。 車いすに乗ったまま遊具に入ることができるゆるやかなスロープを設置。 点字を知り興味を持つきっかけを生む「読める点字パネル」を設置。 遊具の使い方や意味について案内サインを設置。 回すことができるパネルを動かし、異なる色の組み合わせで起こる色の変化を楽しむパネルを設置。 賑やかな遊び場から離れたり、1人や少人数でゆっくり過ごせるスペース(コージードーム)を設置。 〈体験会の実施〉 ふれあいフェスティバル2024にて「インクルーシブ」な遊具を実際に体験してもらうイベントを行いました。 遊具に込められたそれぞれのしくみの意味を説明し、「インクルーシブ」に興味をもっていただくきっかけづくりができました。 今後の展開 今後の公園に求められる役割を見据え、試験的に2公園で設置しました。 利用状況、効果を検証しながら、今後の設置方法を検討します。 資料6 社会モデルの浸透と意識上の障壁除去「心のバリアフリー」の推進について しょうがいふくしか 〈社会モデルの浸透と意識上の障壁除去(「心のバリアフリー」)の推進〉 えすでぃーじーずの理念である「誰一人取り残さない社会」や、豊中市バリアフリーマスタープラン(いどうとうえんかつかそくしんほうしん)の理念である 「誰もが気軽に出かけられるまちづくり」の実現のためには、市民、事業者、行政が「障害の社会モデル」について理解を深めることが重要です。 社会に存在する物理的障壁(バリア)は、誰もが公平に自由に移動できる権利として、多様な個性の人々の人権や尊厳を尊重するためにも、 社会の責務として、社会環境整備を推進していかなければなりません。 また、近年の社会生活では、人と人とのコミュニケーションにおいて今まで以上に差別や偏見、 無理解、無関心といった人々の意識上の障壁(バリア)を取り除き、多様な個性の人々を尊重し、 合理的配慮を行うことができるコミュニケーションスキルの醸成が求められています。 これらを踏まえ、豊中市では障害の社会モデルの浸透と意識上の障壁除去(「心のバリアフリー」)の推進についてとりくみを進めていきます。 〈「心のバリアフリー」の考え方(ユニバーサルデザイン2020行動計画)〉 「心のバリアフリー」の考え方として「様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うこと。」と示され、かくじんがこの「心のバリアフリー」を体現するためのポイントとして、次の3点が重要であると示されています。 1.障害のある人への社会的障壁を取り除くのは社会の責務であるという「障害の社会モデル」を理解すること。 2.障害のある人(及びその家族)への差別(不当な差別的とりあつかい及び合理的配慮の不提供)を行わないよう徹底すること。 3.自分とは異なる条件を持つ多様な他者とコミュニケーションを取る力を養い、すべての人が抱える困難や痛みを想像し共感する力を培うこと。 〈障害者差別解消法(令和3年(2021年)5月改正)〉 (目的)障害を理由とする差別の解消を推進し、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられる ことなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現につなげること。 (概要)国の行政機関・地方公共団体等、民間事業者による「障害を理由とする不当な差別的とりあつかい」 を禁止すると共に、行政機関に対し職員対応要領の策定(本市は平成28年(2016年)策定) を努力義務とするなど、具体的な取り組み内容について定めている。令和3年(2021年)の 改正では合理的配慮の提供が事業者にも義務付けられることとなった。(令和6年(2024年)4月1日施行) 大阪府においては、令和3年(2021年)4月1日より大阪府しょうがい者差別解消条例を改正し、既に事業者による合理的配慮の提供を義務化しています。 〈豊中市のとりくみ(令和5年度(2023年度))〉 1.啓発イベントの実施 とよなかししょうがいしゃけいはつかつどう委員会とともに啓発イベントを実施しました。市内でスーパーマーケットを展開する事業者と共催するなどし、 当事者や支援者はもとより多くの市民に啓発することができました。 (障害者週間啓発パネル展、補助犬啓発イベント(市内販売事業者と共催)、アートイベント) 2.とよなかししょうがいしゃさべつかいしょうしえんちいき協議会の開催 しいきにおける障害を理由とした差別の解消とうを目的に、相談事例の共有や研修を実施しました。 (代表者会議2回、相談事例部会1回、じつむしゃ会議1回) じつむしゃ会議での研修内容は、「ろうしゃから学ぶ人権と接遇」と題して、当事者(ししょくいん)から、ろうしゃへの接しかたや手話表現、配慮してほしいことなど を聞いて、障害理解を深める研修を実施しました。 3.行政内部での理解促進 職員対応要領を基にした研修の実施 新規採用職員研修(2回)、132人受講 係長級昇格前研修(1回)、67人受講 当事者から学ぶ人権と接遇研修(1回)、 24人受講 庁内出前講座 3部署、174人受講 市役所での障害者職場体験実習 (実施部署)24部署、(実習人数)27人 4.その他の啓発 ヘルプマーク等の配布実績 ヘルプマーク1881枚 、ヘルプカード1527枚配布 出前講座の実施 2団体 50人受講 市内の薬局でのデジタルサイネージを活用した啓発 87か所(身体障害者補助犬、ヘルプマークについて) 市が発信する動画への手話通訳の挿入9本 手話言語クリアファイルの配布(かく啓発イベント、会議、第二庁舎1階ロビー) 内閣府が実施した改正障害者差別解消法に係る事業者向け説明会に関する周知 とよなかしょうこうかいぎしょ配信メールマガジン 1 回かける登録数 約6600人 しさんぎょうしんこうか配信メールマガジン 1回かける登録数 約480事業者 資料7 公共交通のバリアフリー化について 各電鉄事業者の発表 資料7の1 バリアフリーの取り組みについて 阪急電鉄株式会社 1.ハード面の取り組み内容 ①トイレの音声案内の設置 令和5年度(2023年度)(実績)服部天神 (音声内容例)「トイレはこちらです。正面の壁に点字案内板があります。男子トイレはすぐ右、女子トイレはすぐ左です。」 豊中市内の全駅で設置完了 ②トイレリフレッシュ工事(内装のびそうか)に伴う機能の分散 令和5年度(2023年度)(実績)服部天神駅 令和6年度(2024年度)(予定)なし (改修内容)びそうかに伴い、車椅子使用者用トイレに集中していた機能を一般ブースにも分散して設置 (設置例)ベビーシートの新設、一般ブースでのベビーチェア、簡易オストメイトの設置、車椅子使用者用トイレでの大型シートやフィッティングボードの設置 ③ほたるがいけえきかどうしきホームさく設置工事 (令和6年度(2024年度)予定)工事実施中。令和7年(2025年)はるごろにかどうしきホームさく供用開始予定。 (工事内容) ホームの高さをこうじょうすることにより、車両との段差を縮小する。 ホームの先端部分の改良、くし状ゴムの設置により車両との隙間を縮小する。 かどうしくホームさくを設置する。 (予定工期)令和7年(2025年)3月末まで ④とよなか駅かどうしきホームさく設置工事 (令和6年度(2024年度)予定)設計業務実施中。令和7年度(2025年度)から工事開始予定。 資料7の2 バリアフリーの取り組みについて 阪急電鉄株式会社 2.ソフト面の取り組み内容 ①サービス介助士の取得推進 累計取得者数1644名(令和6年(2024年)4月時点) 令和6年度(2024年度)の取得予定者数100から150名程度 ②インスタントシニア体験学習の実施 入社時、車掌・運転士昇格時に実施 資料7の3 バリアフリーに関するハード・ソフト施策について 北大阪急行電鉄株式会社 北大阪急行電鉄ではハード・ソフトの両面でバリアフリーを推進しています。 1.ハード施策(昨年度報告からの追加情報) ①旅客案内情報装置の各種表示機能の追加 旅客案内情報装置は、(全駅設置済み)の改札口に設置しており、通常時は企画乗車の案内やイベント情報、マナー啓発画面を表示しています。 また、災害時の緊急情報や列車の運行情報などをリアルタイムで一括配信することにより、聴覚障害のある人にも迅速な情報発信を行っています。 行先表示機能の多言語表示機能追加(2024年3月から) ②ピクトグラム(案内用図記号)による案内の充実化 案内看板デザインの更新に伴い、ピクトグラムによる案内を増やすことで、わかりやすい案内表示に変更いたしました。 2.ソフト施策 ① サービス介助士の資格取得推進 おとしよりやおからだの不自由なお客さまに気持ち良くご利用いただくために、介助の知識と技能を認定された「サービス介助士」の資格取得に取り組んでいます。 令和6年(2024年)7月末時点の資格取得率は運輸従事員で100ぱーせんと(新入社員除く)となっています。 ② 段差・隙間解消状況に関する情報提供 「らくらくおでかけネット(公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団)」を活用し、段差・隙間解消状況に関する情報を提供しています。 (みのおせんばはんだいまえ駅およびみのおかやの駅は情報を整備中。) ③ ホームページにて駅バリアフリー施設・サービス状況提供 エレベーター・エスカレーター、トイレ、えーいーでぃー、授乳室の設置やマタニティマーク配布等 3.その他 ① かどうしきホームさく整備(全駅設置済み) ② ホームと電車乗降口の段差・隙間対策(全駅対策済み) ③ バリアフリートイレの整備(全駅設置済み) 資料7の4 ソフト面の取り組みについて 大阪モノレール株式会社 1.バリアフリーに関する情報をホームページに掲載 (1)全駅対応のバリアフリー設備 車椅子対応のはばひろ改札機 点字・車椅子対応 自動券売機 音響案内装置・誘導ブロック 乗降用段差解消スロープ 車椅子対応トイレ オストメイト対応トイレ トイレ点字案内板 トイレ音声案内装置 トイレのベビーチェア設置 えーいーでぃー 構内点字案内板 (2)バリアフリー設備一覧 ホームページで、ピクトグラム等による情報発信をしています。 2.バリアフリーに関するソフト面(じんてき対応)の取り組み (1)サービス介助士の取得(累計取得者数)89名、(令和6年度(2024年度)の取得計画)30名 (2)交通事業従事者を対象とした手話教室の受講(累計受講者数)33名、(令和6年度(2024年度)の受講計画)2名 (3)交通サポートマネージャー研修の受講(累計受講者数)14名(うち上級)3名、(令和6年度(2024年度)受講計画)なし (4)インスタントシニア体験研修・視覚障害体験研修の実施 (5)耳マークの設置全駅改札窓口に設置 (6)認知症サポーター養成講座の受講(受講者数)89名(令和6年(2024年)7月23日現在) 資料8 ふみきりどうないゆうどうひょうじの設置について きばんせいびか・いけだどぼくじむしょ 1.ふみきりどうないゆうどうひょうじの設置について(国ガイドライン改定) 令和6年(2024年)1月に「道路のいどうとうえんかつかに関するガイドライン」が改定され、ふみきりどうないゆうどうひょうじの基準が定められました。 〈歩道2メートル以上の場合〉 ふみきりどうないゆうどうひょうじを線路がわのたんぶから、60センチ程度以上の位置に設置 ふみきりどうないゆうどうひょうじの構造は、白色の誘導表示と、その両側に1本線の黄色の誘導表示を設置 〈歩道が狭い場合〉 ふみきりどうないゆうどうひょうじを線路がわのたんぶから、60センチまたは30センチ程度以上の位置に設置 ふみきりどうないゆうどうひょうじの構造は、1本線の黄色の誘導表示を設置 〈ふみきりどうてまえぶの設置方法〉 ふみきりどうてまえぶに注意喚起のための点状ブロックを設置し、ふみきりどうてまえぶまで誘導するための線状ブロックを2枚から3枚程度設置 ふみきりどうてまえぶの点状ブロックは、ふみきりどうへの進入と退出の認識性を向上させるため、遮断かんから50センチ程度離れた位置に設置。 2.ふみきりどうないゆうどうひょうじの設置位置について(バリアフリーチェックシステム) (内容) 大阪府管理道路にあるはっとりふみきりどうは、すでにエスコートゾーンが設置されており、設置位置がガイドライン基準と異なることから、新設位置2案について意見を伺った。 〈新設位置2案〉 ①踏切たんぶから20センチから30センチの位置に設置(現況どおり) ②踏切たんぶから60センチの位置に設置(ガイドライン準拠) 〈結果〉 ふみきりどうを通行する歩行者の数が多いため、ひとなみに流されて点字を見失わないよう、現況どおりの整備を希望する意見が多かった。 〈事業者〉大阪府 いけだどぼく事務所 〈実施日〉令和6年(2024年)3月26日 〈チェックパーソン〉視覚障害のある人(全盲4名、弱視1名) 〈おもな意見〉 (設置位置について) 今と同じように端に寄せて設置してほしい。踏切を渡る歩行者が多いため、端を歩く方が人に流されず、点字を見失う心配がない。 歩行者が多いので、今と同じように端に寄せて設置してほしい。 今と同じように端に寄せて設置してほしい。点字と踏切たんぶの段差の両方を確認して歩行するため。 幅員が広い踏切であれば、端部から60センチの中央寄りでも問題ないが、狭い踏切の場合は点字を見失った際に車道に出てしまう危険性があるので危険。設置位置については、はっとりだけでなく、市内の他の踏切でも統一してほしい。 歩行訓練を受ければ位置はどちらでもいい。 (設置表示の色について) 歩道幅員が広い踏切内の点字は白色と黄色、狭い踏切内の点字は黄色一色となると、弱視の方が歩道部と混同する危険性があるので踏切内は白色に統一すべき。 白と黄色の2色遣いが分かりやすい。 (踏切てまえぶのゴムチップ舗装について) 側溝の蓋があることで、はくじょうでたたいた時の音が変わるので、踏切ないがいのみみじるしになっている。そのまま鉄ぶたを残しておいてほしい。 同じく鉄ぶたを踏切でいりぐちのしるしにしている。蓋が滑りやすいのですべりどめをしてほしい。 他の踏切もでいりぐちに鉄板を設置してほしい。 (歩道のない踏切への設置について) 点字を設置することでかえって危険になることはない。設置可能な踏切には両側に設置してほしい。 3.今後の整備方針 市内の踏切どうにおいて、ガイドラインの改定やバリアフリーチェックシステムの結果等をふまえ、ふみきりどうないゆうどうひょうじの設置を進めていきます。 〈府管理道路にある踏切どう〉 大阪府管理道路にある踏切どうについては、令和6年度(2024年度)から令和7年度(2025年度)にかけて、ふみきりどうないゆうどうひょうじを設置する予定です。 (対象踏切道)はっとりふみきりどう、しょうもとふみきりどう、ほづみだいごふみきりどう 〈市管理道路にある踏切どう〉 豊中市管理道路にある踏切どうについては、令和4年度(2022年度)に視覚障害のある人が踏切の位置を把握できるよう、遮断機の手前に点字ブロックを設置しました。 令和6年度(2024年度)から令和7年度(2025年度)にかけて、車両通行止め又は歩行空間が確保できる踏切どう8箇所にふみきりどうないゆうどうひょうじを設置する予定です。残りの踏切どうについても、引き続き検討を進めます。 (対象踏切どう)ほたるがいけのぼりにゅうえき、ほたるがいけくだりにゅうえき、きたのくち、ほづみだいさん、ほづみだいよん、ほづみだいろく、さんだば、さんや) 資料9 いちゆうしせつせいびじぎょうにおける当事者参画について きばんせいびか 1.いちゆうしせつのバリアフリー化検討会に関する実施要綱の制定について(案) (目的) いちゆうしせつの整備にあたり、多様な当事者意見を聴取するためのバリアフリー化検討会の実施に必要な事項を定めること。 (所掌事務) 検討会の運営に関する連絡及び調整 市が所有する建築物、公園及び道路の整備事業におけるバリアフリー化の意見聴取 (組織) 会長(きばんせいび課長)及び目的に賛同する市内の当事者団体、個人及び市の関係部局のうち、会長が指名し依頼した者 (当事者団体及びチェックを行う当事者) 市内の当事者団体は、障害者関係団体とし、チェックを行う当事者を選任する。 (対象事業) 建築物 ゆか面積2,000平方メートル以上の新築・増築をする部分を対象(ただし、小規模な建築物についても、当事者の利用実態に応じて検討する。) 公園及び道路の対象事業については検討中 (時期) 事業の基本構想又は基本計画及び基本設計等の適切な時期に実施(内容の変更が可能な時期までに実施することを原則とする。) (検討会の実施) 庶務担当部局が検討会の実施に必要な連絡調整等を事業実施部局及び当事者団体と行う。 (意見の共有) 検討会の実施結果は、参画された当事者団体へ通知する。 (庶務) 基盤整備課、施設課、公園みどり推進課、障害福祉課 (図1 検討会の進め方(イメージ図) 庶務担当部局の代表であるきばんせいび課長が検討会の事務を総理して、関係部門とも連携のうえ、 事業実施部局および当事者団体と連絡調整を行います。 参考資料 前回協議会の意見と回答 (意見1) 冊子のバリアフリーマップを視覚障害のある人も利用できるように、ユニボイスの導入など検討されたい。 (きばんせいびか回答) ユニボイスの導入を検討しましたが、音声コードの字数制限を超えるページがある等の課題があり、バリアフリーマップを視覚障害のある人も利用できるようにする対応としましては、市ホームぺージでのテキストデータの公開及び駅やもよりバス停から公共施設までの点字ブロックが繋がっているルートについて道案内をする視覚障害のある人向け道案内ばんの作成を進めています。 (意見2) バリアフリーマップについて、今後ジェンダーレストイレのアイコンを作成する必要がないか検討されたい。 (基盤整備課回答) ジェンダーレストイレについては、特記事項として整理します。 (意見3) バリアフリーマップ(視覚障害のある人向け道案内ばん)について、コンビニや郵便局の情報も記載するほか、店内から音が漏れてくる施設についても掲載することが望ましい。 (基盤整備課回答) 今後、利用者の方々からのご意見を伺いながら、検討します。 (意見4) みなみこうにおくがいスロープがつかないことは遺憾である。 (学校施設管理課回答) スロープ設置につきましては、運動場の必要面積の確保の観点からエレベーターを使用した垂直移動を想定しております。また、災害での避難じなどで停電じには非常用発電機によりエレベータ が止まることはございません。頂いたご意見を踏まえ、ハード面ソフト面双方からできる限り学校施設を利用される方が安全に避難できるしゅほうとうについて引き続き検討してまいります。 (意見5) 阪急とよなか駅前の横断歩道(とよなか駅みなみ交差点)をスクランブルにしてほしい。 (基盤整備課回答) 阪急とよなか駅前の横断歩道につきましては、横断距離が長く、交通機能の低下や歩行者の安全上の観点からスクランブル化を実施することは困難です。 (意見6) とよなか市役所内の敷地ない通路について、第1庁舎の北側道路には歩道が無く、敷地ない通路を利用しますが、自転車が置いてあり、車椅子使用者はむろん、歩行者もスムーズな通行が困難であるため、改善してほしい。 (行政総務課回答) ご指摘いただいたとよなか市役所第1庁舎の通路の該当箇所(自転車置きばまえ)について、自転車が駐輪されないよう路面マーキングを行いました。 (意見7・8) せんり地区の車椅子移動について、階段昇降機が考えられるが実装する可能性はあるか。せんり地区の階段やとよなかのじんこうデッキからエトレに下りる階段などだんばなの色の識別がつかないため、改善を検討されたい。 (基盤整備課回答) せんり地区はご指摘のとおり、地形じょうの高低差から階段が多くあり、課題は多いですが、たし事例も研究していきながら、引き続き検討してまいります。また、階段のだんばなの色につきましても、具体的な箇所をご指摘いただけましたら、対応方法を検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。 (意見9) し職員に対する教育活動について、視覚障害のある人への対応に戸惑う職員もいる。職員に対して、サービス介助士やユニバーサルマナー講習のような講習を推奨しているか。また受講料などの助成はあるか。 (人事課) し職員については、障害当事者を講師とした研修やしょっかい別研修において、障害者差別解消法及びし職員対応要領についての研修を実施しています。ご意見にある講習への助成はありません。 (意見10・11) もうどうれいの音を停止または小さくするケースが増えているのはなぜか。点字ブロックが繋がっている受付に人がいない、点字案内板がホコリまみれであるのはなぜか。 (基盤整備課・障害福祉課) ご指摘の内容について、施設の維持管理が適切に行われるようちょうないむけ案内周知を検討してまいります。