夢・きらめき 豊中っ子 踊りに 想(おも)いをのせて 西 優香さん  「同じ踊りでも人によって表現が違うのがバレエの魅力です《と話すのは、西優香さん(11歳、新千里東町)。4歳の時からバレエ教室に通い、今年3月、「OsakaPrix 全国クラシックバレエ・コンペティション2017《の小学3年~5年生の部門で初出場ながら第3位に輝きました。課題曲の中から選んだ、チャイコフスキーの「くるみ割り人形《は、小学2年生の時、同じ教室に通う先輩が発表会で踊っていたものです。夢の中にいるようなきれいな音楽と金平糖の精の優雅な踊りが素敵で、いつか自分も踊りたいと思っていた曲。この曲に挑戦し始めたころは、体幹が弱く、体を片脚で支えバランスを保つのが難しく思うように踊れませんでした。そこで1年間、教室でも自宅でも上半身を強くするために腹筋や背筋を鍛えるトレーニングに取り組みました。教室の先生から「金平糖の精は、おとぎの国の女王だから堂々と踊ることが大切《と助言を受け、臨んだ同コンクールで見事入賞。「失敗を恐れず、女王らしく見えるように踊りました。本番では今までで一番上手に踊ることができました《と話します。観ている人に踊りを通してもっと感情を伝えたい。西さんは今日もレッスンを続けます。 西さんに聞きました Q:好きなポーズはありますか? A:アラベスク(右写真のポーズ)です。踊りのタイミングが合うとすごく長くバランスを保つことができ、きれいに見えるからです。 Q:レッスンで意識していることは? A:体が小さいので、手や脚など大きく使って体全体で表現するように心掛けています。 11ch J:COM豊中・池田 豊中市広報番組「ゆめキラ豊中っ子《 8月の土曜・日曜日の9時、12時、22時からの10分。市ホームページからもご覧になれます。 西優香さんと、レスリングをがんばる田邉雄史さんを紹介します。 【奇数月は「リレーエッセー《、偶数月は「豊中っ子《を掲載します】 とよなか風物詩 フヨウ【アオイ科/フヨウ属/落葉低木】  夏から初秋にかけて白色や淡紅色の美しい花を毎日次々に咲かせます。およそ10 センチメートルの大輪は、焼き付けるような日差しの下、まるで一朊の涼を届けてくれるかのような爽やかな姿です。  同じアオイ科のムクゲもよく似た花を付けますが、小さくとがったムクゲの葉に比べ、フヨウの葉は2倊ほどの大きさで五角形をしています。 花の見頃は8月~10月。 玉井町2丁目第2公園(玉井町)、千里川左岸歩第1号線の水田橋付近(北緑丘)などで見られます。