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地域を支えるプロジェクトへの挑戦を応援!地域サポート応援事業

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更新日:2021年3月17日

新型コロナウイルスの感染拡大は、社会全体に大きな影響を及ぼしています。

医療や介護、学びの環境、コミュニティなど、様々な分野で新たな課題が浮かび上がる中、困難を抱える人を支援し、地域を支えるプロジェクトへ挑戦する動きが生まれています。

豊中市地域サポート応援事業は、そんなチャレンジを応援するためにできた制度です。

このコンテンツでは、採択事業の概要と、活動にかける団体のみなさんの想いをご紹介します。

採択事業の活動は順次アップしていきます。

採択事業一覧

助成金支援コース

ふるさと納税型クラウドファンディングコース

広報活動支援コース

【助成金支援】みんなを守るマークを使用したフィジカルディスタンスの啓発活動(みんなを守るマークの会)

離れて糸電話をする優しいイラストと「はなれよう あなたが大切だから」のメッセージ。

新型コロナウイルスから身を守る「人との間隔」を、小学校低学年にも伝わりやすいマークにして広めるプロジェクトは、豊中市内に住むママ、北代さんの発案からスタートしました。

コロナ禍で人との距離を開けないといけないけれど、直接「離れて」とは言いにくい。

「あなたのことが嫌いで離れるんじゃないんだよ。あなたのことが大切だから、今は離れよう。」という気持ちが伝わるマークがあれば、それが目に入ったときにお互いに気持ちよく気をつけることができるのではないか。

マークを発案した北代さんが谷村さんに相談し、知人の協力も得てマークを作成。近くの学校やお店に直接足を運んだり、SNSでの周知を通してマークの活用を呼びかけてきました。

「シールやポスターなどの実物を手に取って見ていただくことで、使ってもらえる施設が増えると感じています。」
事業採択後の2020年8月、千里公民館で小中学校などにマークを送る準備作業をするという谷村さん、北代さんを訪ねました。ラミネート加工や仕分け作業は、SNSでの呼びかけに応じて来てくれた皆さんも参加していました。中には、赤ちゃん連れのママも。

「子どもたちは、園では給食中もお話をしないようにしています。むしろ、大人のほうが「これくらいは大丈夫かな」という気持ちで、食事後にマスクを外したまま会話を続けていたり、コロナに気をつけよう、という気持ちが緩んでしまっていることもあるのでは。」

緊急事態宣言が明け、少しずつ周囲との関わりが増えてきています。
そんな中、どこまで人との距離を保てばいいか、どこまでがOKで、どこまでがNG?誰しも迷った経験があるのではないでしょうか。

「どうしよう、と迷ったときに、人との距離を肯定するこのマークが、「今は離れていよう」という判断をそっと後押しできれば。 」と、お二人は話します。

協力の輪が広がる一方で、まだ課題もあると感じているそう。
「今回の事業採択で、希望する人に印刷したものを渡せるようになりましたが、自分たちだけでシールを作ったりラミネート加工をするとなると、どうしても数に限界があります。ホームページでマークを無料でダウンロードできるようにしているので、印刷して使ってもらえる施設が増えたら」と谷村さん。

プロジェクトを進めていく中で、新しい使い方のアイデアも。
「よく、病院や公共施設などの施設の待合で、間隔をあけるために長椅子の中央に×印を貼っていますよね。そこに、このマークを添えてもらえたら」

なるほど!事務局スタッフも早速試してみました。
「座っちゃだめ!」「離れて!」というメッセージだと、ちょっと厳しい印象になりますが、マークを挟めば、席の間隔もなんだか優しい雰囲気に。

インタビュー中も次々アイデアが飛びだすお二人。優しい気持ちが広がるマークを広げていくため、谷村さんと北代さんのチャレンジは続きます。

【助成金支援】【広報活動支援】結プロジェクト(株式会社あたらすファミリー)

コロナ禍でがんばる「人」を癒して、「街」に元気を取り戻そう!

結(ゆい)プロジェクトは、新型コロナウイルスによる厳しい環境下で最善を尽くす、医療・介護・保育従事者に感謝の気持ちを届けて元気を贈ることと、地域経済活性化を同時にめざす企画。

結プロジェクト参加店舗で使用可能な金券「結チケット5,000円分」を、医療・介護・保育従事者にはプレミアム価格の4,000円で販売。差額1,000円には、協賛企業などから募った「応援金」を充当する仕組みです。

結チケットには、誰でも5,000円で購入して楽しめる一般用もあり、結チケット利用者への特典となる「応援メニュー」をチェックしながら、地域のお店を巡る楽しみもあります。

豊中・蛍池の地域情報誌「歩こうほたるがいけ」を定期的に発行する、歩こうほたるがいけ事務局(株式会社あたらすファミリー内)のメンバーがプロジェクトを運営しています。

結プロジェクトのホームページ(外部サイト)

プロジェクトをスタートした経緯を、代表の下田さんにお伺いしました。

「緊急事態宣言が出されて、多くの社会生活がストップする中、医療や介護、保育の現場は、動いていました。一方で、外出自粛により飲食店などは大きな打撃を受けていました。暗い話題ばかりで、みんながゴールのない中で走り続けているような感覚でした。」

「この危機を乗り切ったら、楽しいことが待っていると思ってもらえるものを企画したい!」そんな強い想いで走り始めた「結プロジェクト」ですが、企画をはじめた当初は迷いや不安もあったそうです。

「最前線でがんばっている皆さん、地域のお店や事業所、ストレスのたまった人々・・・みんなが良くなる企画を、と思いスタートしました。ですが、店舗に声をかけにいくと、この大変な状況下でそんなことをしていて大丈夫?と逆に心配されることも」
「コロナ禍で開業していると苦情が入ったという話も聞きました。外に出ていく、お店に行くことを進める企画で大丈夫なのかという不安も。何もせず、じっとしているほうがいいのでは?」と、迷ったことも。

下田さんの想いを支えるスタッフの協力もあり、ひとつひとつ課題と向き合いながら、パンフレットが出来上がったときには、「こんな素敵になるなら、参加したらよかった!」というお声も。

デザイナーの山田さんがこだわった結プロジェクトのパンフレット。中を開くと、地域の皆さんが医療・介護・保育従事者に書いた「ありがとう」のメッセージがあふれています。

「参加店舗からも好評です。中には、結チケット利用者に個別でメッセージを添えてくださる店舗もあり、ありがとうの気持ちを伝える輪が広がっていると感じます。」

アイデアを発案し、想いを伝える担当の下田さん。その想いを形にしてくれる齋藤さんと山田さん。インタビュー中も3人のコンビネーションの良さを感じました。
3人で始まったプロジェクトは、地域のみなさんの「ありがとう」の想いをのせて、大きく広がっています。

【助成金支援】プレママ・0歳児ママ向けの母親教室(ママの働き方応援隊)

「離乳食、スタートしてみてどうですか?」「授乳中は鉄分がいいって言うけど、実際どうやって摂ればいい?」

10月末、オンライン母親教室を開催している讓尾さん(ママの働き方応援隊豊中校代表)を訪ね、ZOOMを使って実際に教室を運営しておられる様子を取材させていただきました。
母親教室では毎回、助産師さんと先輩ママが参加。0歳児ママ向けということで、授乳や赤ちゃんの生活リズム、離乳食のことなど、参加者は自宅でリラックスしながら、1時間でぎゅっと凝縮した内容のプログラムを受講できます。

「豊中は、家族の転勤で引っ越してくるママも多い地域。コロナが流行した時期に転勤し、外出しづらいママ達が地域とのつながりを持ち、今後、いざというときに相談ができる場や関係を作ることで、産後鬱や育児ストレスの軽減につなげることができると思っています。」

もともと、「ママの働き方応援隊」の活動を通して、ママ達から相談を受けることもあった讓尾さん。自粛期間中のママからの声が、今回の活動を始めるきっかけになりました。

「コロナによって、出産時の立ち合いができない、面会ができないなど、とくにこの時期に初産を経験したママから、育児をしていて不安で仕方がない、孤独を感じるという声を聴きました。そんなママ達が、少しでも不安を解消できる場をつくれたら。」

讓尾さんご自身も、おひとりめを出産したときは近くに頼れる親戚がおらず、仕事もあり情報を集める時間もない状況で、育児で困ったときに頼れるサービスがあることも知らなかったそうです。

「今は、困ったときに助けてくれる人、手をさしのべてくれる人、頼れるサービスがいろいろあることが分かって、ひとりめを出産したときよりもずっと安心して子育てができています。その経験を活かしながら、ママ達の不安を解消することを何かしたいと思ってスタートしました。」

実際に、オンラインでの母親教室を始めてみた感想は?

「赤ちゃんを連れて母親教室に出かけるのも、ママにとっては大変なこと。自宅からオンラインで参加できるって、本当に楽なんですよね。新ママは、産後すぐにでも参加してもらうことができます。」
「また、多くのパパにとって、こういう教室に参加するのって、なかなかハードルが高いものだと思います。自宅で、ママがオンラインで受講していたら、パパもちょっと一緒にきいてもらうことだってできます。沐浴やオムツ交換のコツを知ってもらったり、ママの困りごとを共有してもらうことも、大切なことなんじゃないかなと思います。」

オンライン母親教室は、プレママ向け、0歳児ママ向けで開催されています。ぜひ、お気軽にご参加ください!

https://ws.formzu.net/dist/S36946052/(申し込みフォームURL/外部リンク)

【助成金支援】コロナでストレスを抱えた母親のための居場所づくり(赤ちゃんからのESD coral)

「1日中、大人と喋らない日々に、ピリオドを打てますように」

育児中のママが気軽に参加できる、ワークショップやおしゃべりの場を提供することで、居場所づくりや仲間づくりに繋げる活動を行っている市民団体、「赤ちゃんからのESD coral」のポスターに掲げられたメッセージには、これまで、たくさんのママからの声を聴いてきた代表の北山さんの想いが込められています。

「もともと、一人目育児のママ、今まで働いていて地元にコミュニティが出来上がっていないママなどを対象にした、居場所づくりのイベントを行っていました。豊中はとくに引っ越してきたばかりで育児をスタートするママがたくさんいる地域なので、新型コロナウイルスの影響で外出もしづらくなり、育児中の孤独感や不安が大きくなっているのではないかと考えました。」

地域サポート応援事業では、コロナ禍でもママたちが参加しやすいように、オンラインと対面の両方でワークショップ+おしゃべりの場を提供する企画が採択されました。

2020年11月、市民活動情報サロン(豊中駅構内)で開催された対面でのワークショップイベントを取材し、参加された皆さんにお話しを聴きました。

参加したきかっけは?とお伺いすると、インスタや地域SNSアプリ「ピアッザ」で知った、というママが何人も!SNS効果を改めて実感します。

「子育てサロンもコロナで人数制限があったりして、子どもを連れて行けるタイミングと合わないことも。今回参加できてよかったです。」
「家族が在宅勤務をしているので、静かにしていないと、と思うんですが、子どもにはなかなか難しくて・・・外に出るきっかけができて助かりました。」
「転勤で豊中に引っ越してきて、まだ園に入っていないので、子ども同士で交流できる機会がなかなかありません。今日は自分より小さい子とも遊べて、すごく楽しそうでした!」
「最初はオンラインで参加しました。コロナ禍にオンラインで育児の話を聴いてもらえるのもすごく助かったけれど、今回初めてリアルでのワークショップに参加して、やっぱり対面で交流できるのはいいな、と思いました。」

主催者としてイベントを運営している中で、北山さんはどんなことを感じておられるのでしょうか。

「実際にイベントをやってみると、もっと開催してほしい、子ども自身が楽しめるワークショップも企画してほしい、というお声があります。参加するママも子どもたちも、リラックスして楽しんでもらえています。まだコロナが広がっている中で、頻繁に対面でのワークショップを開催することは難しいですが、オンラインも交えながら企画していけたらと思います。」
「一方で、こんなイベントがあるよ、ということを知ってもらうことについては、まだまだ課題があると感じています。知っていたら参加したのに、というお声を聴くこともあるので、どう周知するか、ということについては、これから工夫していきたいです。」

リアルのご近所どうしの繋がりが、オンラインで始まる。新しいコミュニティの形が、ママと子どもたちの笑顔を生み出しています。

【助成金支援】服から語る、そこから知る in庄内(大阪音楽大学MC専攻)

「あなたのお気に入りのファッションアイテムは何ですか?」

大阪音楽大学の学生が、庄内商店街で働く人たちに「ファッション」をテーマにインタビューし、動画の編集、発信を行うプロジェクト。

"音大生 × ファッション × 地域の商店街"

一見、不思議な組み合わせにも思えるこのプロジェクトは、大阪音楽大学でミュージックコミュニケーションを学ぶ現役音大生の企画によるものです。
取材では、撮影現場となった庄内商店街のうどん屋さんを訪れ、代表の矢野さんにお話しを伺いしました。

このプロジェクトを立ち上げたきっかけは?

「もともと、ファッションには興味がありました。単に、ブランドのもの、流行りのものを着ればよい、というものではなく、例えば大切な人からもらったものを身に着けたら仕事をがんばれるとか、そんな力がファッションにはあると思っています。その服を身に着けて自分がどう感じるか、というところが本質的なところだと考えています。」

「コロナの影響を受けて、地域のお店がとても厳しい状況に置かれている現状を感じていました。そこで、大学で学んできた地域活性化と、ファッションの本質とは何か、という自分の中でのテーマを掛け合わせて、何か形にして、自分にとって身近なこの庄内という場所を盛り上げたい。少しでも、どんよりとした空気を払拭できることを何かできないか、そんな想いをもって企画をはじめました。」

地域の方を撮影していて、皆さんどんな反応ですか?

「初対面でいきなり”あなたのファッションのことを教えて”ってインタビューしても、戸惑われるんじゃないかと心配していましたが、趣旨を説明すると、すぐに解ってくださって、応えてくださる方ばかりでした。」

「バングルやTシャツなど、お気に入りのアイテムやエピソードを紹介してくださいました。アイテムから浮かび上がるその方の性格や、大切にしていることなど、思わず聴き入ってしまいました。」

「商店街の人たちの中には、自分のお店が、というよりも、街のために何かをしたいと考えておられる方、地域に思い入れのある人がたくさんいらっしゃいます。庄内が少しでも良くなるのであれば、という想いで協力してくださっていると感じます。」

2020年12月現在、撮影した動画の編集作業に入っておられます。
音大生と、地元商店街、そして地域住民のコミュニケーションを明るい笑顔でつなぐ、新しいコンテンツが生まれようとしています。

完成した映像は、ユーチューブ上で公開されます。できあがりが、とても楽しみです!

【助成金支援】「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を守り感染症対策をしているお店の応援(豊中のお店を応援し隊)

感染防止お店まとめサイト

大阪府の感染防止宣言ステッカーを知っていますか?
大阪府のゆるキャラ、もずやんと「やってまっせ!感染防止対策」のキャッチフレーズでおなじみの、青くて丸いステッカー。
業種ごとに定められた「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(業種別ガイドライン)」を遵守している施設(店舗)であることを府民の皆様に示すため、大阪府が発行しています。

「感染防止宣言してる豊中のお店まとめ」サイトでは、感染防止宣言ステッカーを取得しているお店について、より詳しい感染症対策情報を閲覧することができます。
サイトを構築したのは「豊中のお店を応援し隊」。事務局を担当するオフィス・ヒロの友清さん、サイト構築を担当するemisiaの二宮さん、デザイン担当のnose江口さん、情報発信担当のTNN 豊中報道。2 の徳丸さん。個性的な4人に集まっていただき、サイトを立ち上げることになった経緯をお伺いしました。

「新型コロナウイルスの感染拡大で、豊中市内の店舗も大きな打撃を受けています。お店に行きたいけど、感染防止対策も気になるというお客様の声を聴いたり、いつも行っていた馴染みのお店が閉店するなど、寂しいだけではない、これから街は大丈夫なんだろうかという危機感を感じる中で、何かできることはないかずっと考えていました。そこで、2020年7月頃、「豊中のお店を応援し隊」のメンバーが集まり、アイデアを出し合いながら、サイトの構築がスタートしました。」と、友清さん。

「感染防止宣言してる豊中のお店まとめ」サイトは、大阪府のステッカーを取得した各店舗が、専用フォームから必要事項の入力を行うことで、登録することができます。

「実際の感染防止対策の写真やお店のアピール写真も掲載でき、利用者に伝わりやすいページになるよう工夫しました。また、お店としては登録が面倒ということもあるかもしれないのですが、利用者に伝わりやすく、検索しやすいようにしたかったので、最寄り駅がどこかなど、詳しい情報まで登録してもらうようにしています。」と江口さん。サイトへの登録を進めていく中で、それぞれの店舗が工夫して行っている感染症対策に驚くこともあるそう。

「例えば、美容院で使い捨てマスクの配布サービスをしているお店がありました。最近は、布マスクを使っている人も多いですが、布マスクのままだと、染髪するときにマスクに色が移ってしまいます。かといって、外すのも心配。そんなニーズを受け止めて、感染症対策をプラスαのサービスに転換していることに、感心しました。そんなお店の工夫を多くの人に知っていただきたいと思いました。」

「感染防止宣言してる豊中のお店まとめ」サイトの目的は、豊中市民に、市内には安心して利用できるお店がたくさんあることを知ってもらい、そこを利用してもらうことにより地域経済の活性化に繋げること。ですが、実はもう1つ、大きなねらいがありました。

「事業者側も、他のお店がどんな感染症対策をしているか知り、各店舗での対策に活かすことができます。100均グッズでこんなことができるよ!とか。」なるほど!同業者の取り組みは参考になりますよね。

「サイトのトップページに、工夫されている感染症対策をピックアップしてもいいかも!」4人で集まると、いろいろなアイデアが飛び出します。

これからの課題は、サイトに登録する店舗を増やすこと。

「お店がたくさん登録されているほうが、利用者側も楽しいですし、サイトを見る人が増えます。いろいろなチャンネルを使って店舗にPRしていきたいです。」

ステッカーをすでに取得しておられる豊中の事業者のみなさま、ぜひまとめサイトにご登録ください!↓

【助成金支援】であい処あいあい(TAGミナミとよなか)

準備中です

【助成金支援】健聴者と聴障者をつなぐ支援見える化プロジェクト(あいあい~愛逢 RADYONE)

新型コロナウイルス感染症が拡大する前の社会と、後の社会。
ひとりひとりの生活の中で、大きく変化したことは、「日常的にマスクをつけるようになったこと」ではないでしょうか。

多くの聴覚障がい者は、表情を見たり、口元の動きを読み取ることにより、話し相手とのコミュニケーションをとっています。
新型コロナウイルスの感染拡大により必要となった新しい生活様式。感染拡大を防ぐため、日常的に多くの人がマスクをつけて生活するようになった一方で、聴覚障がい者にとっては、話し相手とのコミュニケーションがとても取りづらい社会になってしまいました。

 「新しい生活様式においても、誰もが暮らしやすく、仕事もしやすい環境をつくりたい」

あいあい~愛逢 RADYONE代表の滝水さんと改発さんは、同じ想いを共有し、オリジナルのヒアリングマークの製作をはじめました。
ヒアリングマークは、聴覚障がいの壁をなくす、コミュニケーションツールです。

活動の初期は、どんなマークであれば分かりやすいか、多くの人の意見を集めるところからスタートしました。アンケートをとるなどの活動を重ねながらヒアリングマークを形にしていく中で、滝水さんと改発さんがこだわったのは、「どう接してほしいのかが分かりやすいマークとすること」でした。

聴覚障がいには多くの種類があり、人によって、話し相手に「こうして欲しい」というニーズは様々です。

「その人が聞こえづらいのは右耳なのか、左耳なのか。大きい声で話してほしいのか、それとも逆に過敏に大きく聞こえすぎてしまうから、優しい声で話してほしいのか、ゆっくり話してもらったら、聞き取れるのか。」

例えば、全員が手話で話しかけて欲しいか、といえばそうではありません。大人になってから聞こえづらくなった人は、ご自身が手話ができないケースも多くあります。
「手話が分からないのに手話で話しかけられても、知らない外国語で話しかけられているのと一緒です。」と滝水さん。


12月。形になったヒアリングマークを見せてもらいました。

聴覚障がい者の実情に寄り添いデザインしたヒアリングマークは、「うさぎ」をモチーフにし、『一人ひとりに耳を傾ける、心の声を聴く』という思いを込めています。

「多くの人に認知してもらうために親しみやすいキャラクターを考えました。」
それぞれ違う、障がいの種類や、求める支援の形は、うさぎの耳の形や、口元のイラストを組み合わせることで表現しています。

また、支援を受ける側へのアプローチだけでなく、『聞こえない人に理解がある』ことを表すマークもあります。
(写真内のキーホルダーのマーク。)

 
「障がいに関してはサポートする側とされる側が相互に理解し合うことが最も重要です。」
とお二人は言います。
障がいを見える化して、お互いが歩み寄り助けあって過ごしていける世の中に。
ヒアリングマークの普及に向けて、『#うさみみ活動』 と称した活動を続けています。

「将来的には、豊中から全世界にヒアリングマークを広め、助け合いの輪を広げていきたいです。」

障がいの有無に関係なくコミュニケーションをとっていける社会をめざして、滝水さんと改発さんは今日も跳び回っています。

【助成金支援】食料品・雑貨等の製造・販売事業者や飲食店のギフト品販売事業への新規参入支援(株式会社ユタカ)

包装資材でコロナ対策。
一見、繋がらないように思える組み合わせですが、その提案には、豊中市内の事業者を「新しい売り方の提案」で支援したいという想いが秘められていました。

柴原町に事業所を構える株式会社ユタカの取締役、赤田さんに、今回地域サポート応援事業に応募した経緯をお伺いしました。

「食料品や雑貨などの製造・販売事業者さんや飲食店さんに元気になってほしいと思い、この企画を応募しました。昭和40年の創業から現在にかけて培った包装資材の企画・販売のノウハウを活かし、「新しい売り方」を提案することで、コロナの影響で業況が低迷している事業者さんの売上を増進させるお手伝いができれば、豊中市全体が活気づくことにもつながるのではないかと考えています。」
  
「新しい売り方」提案のために行ったのは、ポスト投函型のギフト箱の作成。受け渡しを非接触で行えること、不在時の再配が発生しないこと、送料が安く済むこと等から、最近増加しつつあるギフト品の発送形態だそうです。

「ポスト投函型の箱については既に様々な会社から販売されていますが、安価で簡素なものが多く、ギフト品には使用しにくいと思います。かといって、ギフト用としてデザイン性の高い箱をオーダーするのは高額になり、手が出しにくい。そのため、ギフトにも使用可能で、小ロットでも比較的安価に購入できるポスト投函型ギフト箱『くみポス』を開発しました。」

『くみポス』の名前の由来は「組み合わせ」と「ポスト投函型ギフト」から来ているそうです。実際にサンプルを見せていただくと、4色・2種類のパーツを組み合わせることにより、16種類のカラーバリエーションが表現可能で、様々なお店のニーズに対応できそうです。
 

 「『くみポス』は地域サポート応援事業の助成を受けて試作したので、市内の事業者さんへサンプルを無償で配布しています。配布するだけではなく、ギフト品の売り方のアドバイスや、包装に関するノウハウの提供もさせていただきたいと思っています。」

事業者さんはどのようなことでギフト品の売り方に悩んでいるのでしょうか?

 「例えば、お店で売っている商品を送る場合、贈答用であれば、商品を化粧箱に入れた上で段ボール箱に詰めることが多いです。色々な商品の組み合わせに対応できるよう、化粧箱にしても段ボール箱にしても、かなり大きめの箱を用意しているお店が多い印象です。箱の大きさで送料が決まりますから、送料は割高になりがちです。また化粧箱・段ボール箱という2種類の箱の値段も馬鹿になりません。コストがネックになり、ギフト対応もしているものの、自宅持ち帰り用にしか商品が売れないというのはよく聞くお悩みです。」

そういった事業者さんにどのようなアドバイスを行うのですか?

「先程ご紹介した通り、ポスト投函型のギフト箱にはメリットが多いのですが、商品の大きさが制限されるのが難点です。また、常温の発送にしか対応していませんし、薄い箱のため、耐久性にも限界があります。どのように商品を包装するか、どのように箱に収めるかということが重要になりますので、その点を弊社が手助けできればと思います。最近で増えてきている、飲食店さんが物販事業に乗り出す場合などであれば、商品開発の段階から相談に乗ることも可能です。」

たしかに、コロナでなかなか遠方の親せきや知人に会えない中、節目の機会に贈り物を届けたい需要はありますね。できれば、豊中のものを贈りたいと思うものの、店頭で購入するイメージがなくて、通信販売で済ませてしまう、という人も多いと思います。

「大手ネット通販等に取られている需要を、『くみポス』を活用することで、少しでも豊中のお店に取り戻せればと思います。豊中のお店が、自分のお店の商品を手軽なギフト品として売り出すことができる、そんな気づきやきっかけを作ることができればと思っています。」

将来的には豊中のお店の商品を集めて、「豊中ギフト」を作れたら、と赤田さん。
ポスト投函型ギフト箱『くみポス』のサンプルは3月末までは無償でお配りしています。お問い合わせは下記まで。

株式会社ユタカ
電話:06-6841-1212 FAX:06-6841-9482 E-mail:package@cp-yutaka.co.jp

【助成金支援】コロナ禍で孤立しがちな親への支援を届けよう!

“「親と子の笑顔を守る」お手伝いがしたい”
全国的に増加の一途をたどる児童虐待。豊中市でも、児童虐待相談件数はこの10年で3倍に増加しています。(2010年740件→2019年2171件)

親子が悲しい思いをする前に、何かできないか?
そんな思いから、2017年、豊中市の主婦3人が、家庭訪問による子育て支援活動「にこにこエプロン」を立ち上げました。
しかしその活動は、最初から順調というわけではありませんでした。
「家庭訪問による育児支援を行う『NPO法人O’hana』さんの研修で『家庭訪問型育児支援員(House Call Supporter)』の資格を取り、誰かの役に立てればと張り切ってスタートしたんです。ところが、最初は誰も来てくれなくて(笑)」と、笑顔で当時を振り返る南里(なんり)さん。3人の中では総務を担当しています。

「認知度を上げるためにも、とにかく実績を積んでいくしかない」と痛感した3人。活動を円滑に進めるため、とよなか地域創生塾で自ら勉強するかたわら、親子向けの学習会や相談会、講演会をたびたび開くことで、徐々に相談してくれる親が増えてきました。

現在はスタッフ8人になったにこにこエプロンでは、「親の孤立」が虐待につながる大きな要因と考えています。「よく聞き・いいところを見つけ・共感し・寄り添う」をモットーに、メインの家庭訪問のほか、気軽に相談できる子育て相談室(おばあちゃんの子育てコンシェルジュ)、学習会や講演会、そして次へとつながる支援員養成のための研修などを行っています。

地域サポート応援事業で島田妙子さんの講演会「コロナ禍、ひとりで悩んでいませんか!」を開催

2021年3月2日(火曜)14:00~16:00、すてっぷホールで島田妙子さんの講演会(オンライン同時配信あり)を開催しました。

幼い頃から虐待を受けて育ち、児童養護施設で思春期を過ごした島田さん。その後も、介護や子育て、心の支えであった兄の死など、何度も人生の「壁」にぶち当たってきました。しかし、そこから学び、前を向いてきた体験を、関西人らしいユーモアを交えながら語ってくれる島田さんのメッセージに、お客さんたちは皆、真剣に聞き入っていました。思わず笑ったり、泣いてしまったり、「あるある~!」と深く共感したりで、あっという間の2時間でした。

悩みながら子育てをする親の立場でのアドバイス。最後は、自分の心と体を守るために、気持ちをゆるめる方法のひとつ「深呼吸」を、全員で実践しました。帰るときは皆さんスッキリ笑顔!
まさに、にこにこエプロンさんのモットー「共感したり、自分の話を聞いてもらうこと」の大切さを実感する講演会でした。

【クラウドファンディング】オンライン服薬指導(株式会社グリーンメディック)

調剤薬局=待つところ。

そんな「あたりまえ」を変えることに、本気で取り組む薬局があります。

豊中市を中心に4店舗の薬局を運営する株式会社グリーンメディック(以下、グリーンメディック)。代表取締役で管理薬剤師の多田さんに、お話を聴きました。
調剤薬局 | GREENMEDIC | グリーンメディック薬局(外部サイト)

「飲食店や美容院で「予約して行く」「待ち時間なしでサービスを受けられる」ことが普通になっている今、薬局でそれができないなんてことは、ないはずです。待ち時間の短縮は、感染リスクの回避にも繋がります。」

これまでも、グリーンメディックでは、処方箋の受付や調剤業務にICTを積極的に取り入れ、利便性向上を図ってきました。
「患者さんの立場で、薬剤師が貢献できることを本気で考えること」
一環した考え方のもと、新型コロナウイルスの感染が拡大する前から「スマホ処方めーるアプリ」を開発し、患者さんが薬を受け取るまでの時間の短縮・利便性向上に努めてきたそうです。

今回、地域サポート応援事業で採択された「オンライン服薬指導」とは、どのようなシステムなのでしょうか。

「とくに、長期の服薬の場合、通常であれば定期的に薬局を訪れて服薬指導を受けることが必要になります。薬局になかなか訪れにくい患者さんもいるため、これまで、在宅訪問診療も行ってきましたが、スタッフの人数にも限りがあり、ひとりひとりに十分な時間を確保することが難しい場合もあります。そこで、以前に開発して実際患者さんに使用いただいているアプリにテレビ電話機能とチャット機能を追加し、オンラインでも薬剤師の服薬指導を受けられる仕組みを構築しようと考えました。」
「服薬指導は、患者さんが子どもであった場合、家族の方に行うケースもあります。まだ小さい子どもを連れて、薬局で長時間待つというのは、本当に大変なことです。そういった方が、薬局に足を運ばなくても気軽に薬剤師に健康に関する不安や心配事を相談できる環境をつくることも、私たちの役割だと考えています。」

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、非接触で医師が診察する「オンライン診療」が話題になりました。一方で、薬の処方や配薬といった分野をオンラインで実施することについては、まだ一般的ではないように思いますが、何か理由はあるのでしょうか?
「患者さんは薬局で薬を受け取るもの、ということが当たり前で、誰も取り組んでこなかったということかと思います。だからこそ、新しい取り組みであるオンラインでの服薬指導を、多くの人から認めてもらい、一般的なものにしていくためには、大学との連携が不可欠だと考えています。今回は、先進的な事例としてきちんと効果検証ができるよう、大阪大学と連携し、取り組みを進めています。また、このシステムが今後広がれば、災害時や外出できない状況になった際もかかりつけの薬局・薬剤師にアクセスできます。」


取材中も、笑顔が絶えない明るいスタッフの皆さん。長居したくなるカフェのような、居心地のいい空間の薬局。こんな薬局がある豊中って素敵な街だなぁと、しみじみ思いながら帰路についた事務局スタッフでした。

本事業の資金は、「とよなか新型コロナウイルス対策基金」として、ふるさと納税型クラウドファンディングで募ります。豊中発の、日本をリードする一大プロジェクトに注目・応援よろしくお願いします!(寄付金控除を受けることができます)
https://toyonaka-kifu.jp/  ※クラウドファンディングは終了しました。

【広報活動支援】天空ゲームエアホース・ワン(日本エアホース・ワン協会)

11月某日、高々と舞い上がったボールを追いかける子どもたちの声が、グラウンドにあふれていました。

「天空ゲーム エアホース・ワン」は、豊中市発祥のオリジナルスポーツ。
子どもたちのアイデアを形にして生まれました。
攻撃側と守備側に分かれて行われ、攻撃側はスリングショットと呼ばれる発射台からゴムボールを飛ばし、22m離れたバスケットへのホールインワンを目指します。
守備側は網を張ったラケットで飛球をキャッチすることで得点します。

日本エアホース・ワン協会の代表であり、競技の開発者である毛塚さんにお話しを伺いました。

「エアホース・ワンは、野球やサッカーのように大人数集める必要も、広いグラウンドを用意する必要もありません。誰でも気軽に参加することができます。」
特に子どもたちは、エアホース・ワンの魅力をよく知っていると言います。
「30m上空にボールを打ち上げる快感は子どもたちの心をつかんで離さない。守備側も落下してくるボールをキャッチしたときはガッツポーズで喜びを爆発させている。」

競技が実現して10年、雨天の日を除き、ほぼ毎日放課後に実施しており、地域の子どもたちに親しまれてきました。
「子どもたちが待っているから、グラウンドに行くんだ。行かなかったときは、『昨日はなんで来なかったの?』と子どもたちから言われるんだ。」毛塚さんは笑顔で話します。

                     【競技を楽しむ子どもたち】

この日も入れ替わり立ち代わりで10人以上の子どもたちが参加。
プレイヤーの子どもたちは「ボールをもっと高く飛ばして!」「10回ボール捕れたら賞状もらえんねん!!」「この前、賞状もらってん!!!」と目を輝かせていました。
保護者の方からも「コロナ禍でも密を回避して安心して遊んでもらえる。」「この地域に引っ越してきたばかりだが、友達の輪を広げる良い機会になっている。」と好評。

取材している中で、子どもたちはもちろんのこと、毛塚さんご本人も終始楽しまれている様子が印象的でした!

【広報活動支援】キッズ向け「スポーツしながら国際交流」(SENRI PARK LIFE DESIGN PROJECT)

2020年11月8日(日曜)、千里中央公園でキッズ向け「スポーツしながら国際交流」~千里からアフリカへ繋がる一日~が開催されました。

このイベントは、千里で公園の利活用を通して暮らしを豊かにするSENRI PARK LIFE DESIGN PROJECTと、スポーツと教育を通してアフリカと日本を繋ぐ合同会社CHEZAが主催。コロナに伴う運動不足やストレスを解消し、かつ国際理解の機会を提供する活動として、広報活動支援コースに採択されました。

イベント当日は、「アフリカ交流アクティビティ」、「親子体操」、「スポーツ教室」、「運動能力測定会」の4つの活動が行われ、のべ113人の子どもたちが参加。屋外で、のびのびと体を動かしながら国際交流を楽しむ機会となりました。

イベントを主催した、SENRI PARK LIFE DESIGN PROJECT代表/合同会社CHEZA共同代表の雨宮さんのコメントです。

「アフリカ交流アクティビティではベナン人の2人の先生と一緒にアフリカの国旗について学んだり、アフリカ布を身につけて楽しみました。また、体育学の専門性を有する筑波大学TIAS(つくば国際スポーツアカデミー)の協力を得て、現役野球コーチによるボールの投げ方指導や、敏捷性・跳躍力・柔軟性など13項目を測定し自分の得意・不得意を知る能力測定を行いました。本イベントが、参加した子どもたちのスポーツやアフリカに対する興味や関心を少しでも高める機会になっていると嬉しいです。」

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