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蛇のくびきをきった

ページ番号:800467547

更新日:2014年4月7日

「蛇のくびきをきった」の絵
絵 … 大沼きょう子

お話

 むかしむかし、

 利倉の大左ヱ門(おおざえもん)という百姓(ひゃくしょう)が草刈(か)りに行きよった。

 ひとりでせっせと草を刈っとったところが草の中におった大きな蛇(へび)の首を、草といっしょにズバーと切ってしもたんやて。

 「うわ、気味の悪いことしてもた…」
大左ヱ門ぞおっとして鎌(かま)を放り出して家に逃(に)げ帰った。

 家に戻って布団(ふとん)をしいてもぐりこんどると家のまわりをほうきではくような音がきこえる。

 ざわっ ざわっ
そして小さな声が

 「大左ヱ門、家の外…」
こんどは戸口のあたりがごとごととあいて、そこらあたりで

 ざわっ ざわっ

 「大左ヱ門、戸口のあたり…」
とうとう布団のうえで

 ざわっ ざわっ

 「大左ヱ門、布団の上…」
すると布団がずうんと重くなったんやて。

 それからしばらく大左ヱ門、高い熱(ねつ)だして寝こんだんやが、看病(かんびょう)したばあさんが言うには気味悪いことに、時たまぺろぺろと舌(した)をだし、まるで蛇みたいやったそうな。

語り(mp3データ)

語り手 … 豊中おはなしの会
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