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権田山の高入道

ページ番号:237499692

更新日:2014年4月7日

「権田山の高入道」の絵
絵 … 法西朋子

お話

むかしむかし
野畑村の善兵衛(ぜんべえ)が、箕面(みのお)の牧落(まきおち)村に用事があって出かけて行ったそうな。

 雨がふりかけてあたりがもやっておったのじゃ。
「いやー、こんなたそがれどきに出かけるつもりやなかったんやがなあ。空は暗いし明日にすればよかったなー」

 ぶつぶつこぼしながら野畑村と牧落村のちょうど境(さか)い目、小さな丘になっている峠道にさしかかった。権田山(ごんでんやま)という所や。
「あかん、気味悪いこと思い出してしもたわ。いや、あんなんは作り話やからなあ。権田山に高入道がでるなんて、だいたい高入道(たかにゅうどう)なんておるわけないわい。見上げれば見上げるほど背(せ)エが伸びて、見下げると今度は背が縮(ちぢ)むなんてな。ろくろ首やあるまいし。ま、そんなもんが出たらわしが退治(たいじ)したるわい」

 善兵衛ひょいと道のかたわらに目をやるとぬうっと高入道が顔出した所や。
「うひゃあ で、出たあっ」

 傘(かさ)放り出して逃(に)げよった。
「ちょっとまて、おうい!」

 立ち止まって後ろ見たら柴原(しばはら)の安楽寺のぼんさんが下駄(げた)のはなおが切れて、なおして立ちあがったとこやったんやてえ。

語り(mp3データ)

語り手 … 豊中おはなしの会
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