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煙硝ぐら始末記

ページ番号:408042910

更新日:2014年4月8日

「煙硝ぐら始末記」の絵
絵 … 橋本憲治

お話

むかしむかし

 蛤御門(はまぐりごもん)の変(へん)のころの話じゃ。服部緑地山ヶ池の北東岸(ほくとうがん)あたりに大阪城の火薬庫(かやくこ)があってな。賊(ぞく)に襲(おそ)われては大変というので、そこらの家々から人夫を出して、煙硝(えんしょう)を取り出して山ヶ池に投げ込んだ事があったわい。

 けど、なんせ百姓には煙硝なんぞめずらしいもんやから、

 「ア、この箱、桐(きり)でできとるやないか、餅箱(もちばこ)にしたろ」
煙硝の箱を持ち帰るのはまだましな方。なかには

 「へへ、煙硝いうたら燃えるんやろな」
家に持ち帰り火鉢(ひばち)にくべて眉毛(まゆげ)やまげを焼(や)いたもんもおった。

 池に放りこむ時もな、一人が試(ため)しやとかいうて火ぃつけてなげたら

 ドッカーン
えらい音がしてな、みんな腰(こし)を抜(ぬ)かして立てんものやから這って逃げて、若竹池あたりでやっと腰が戻(もど)ったそうじゃ。

語り(mp3データ)

語り手 … 豊中おはなしの会
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