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点灯の仕方がわからへん

ページ番号:881497001

更新日:2014年4月8日

「点灯の仕方がわからへん」の絵
絵 … 大沼きょう子

お話

むかしむかし

 明治(めいじ)もおわりのころ。

 柴原(しばはら)村にもはじめて電灯(でんとう)がつくことになってな。お菓子屋(かしや)のばあさんのところ一軒(いっけん)だけに電灯がついたのじゃ。

 「ばあさん、こんばんわ。電灯見せてくれや」
皆が入れ代わり立ち代わり店に電灯を見に来よる。

 「明るいもんやなあ」
若い衆(しゅう)が電灯をさわりよった。

 パチン

 「わ!えらいこっちゃ」

 「あんた何すんねん。電灯消えてしもたやんか」

 「わわ、ばあさん、これどないしたらつくんや?」

 「知らんのか。わても知らんわ」

 「火ぃつけたらええのやろ」

 「けど、ガラスが邪魔(じゃま)でつけられへんで」
さあ、大騒(さわ)ぎや。皆でああやこうや言うのやが、だれもどうもできん。

 「しゃあない。電灯会社の人、呼ぼか」
会社からやってきた人は、

 「これはこうしたらよろし」
スイッチをパチンとひねった。するとまた電灯は明々とついたんじゃ。

 「何と文明のたいした事よ」
皆、あぜんとするやら感心するやら。

語り(mp3データ)

語り手 … 豊中おはなしの会
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