会 議 の 議 事 概 要【公表用】
内 容 |
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会議名 |
豊中市障害者差別解消支援地域協議会代表者会議 |
日 時 |
平成30年2月27日(火)9時00分〜9時45分 |
場 所 |
本庁2階 議会大会議室 |
出席者 |
【委員】委員24名(障害者団体、家族会、福祉及び介護、教育、 アドバイザー、市職員) 【事務局】7名 |
欠席者 |
3名 |
議 案 |
○豊中市障害者差別解消支援地域協議会の各構成機関に入った相談事例について 〇その他(各委員からの報告等、来年度スケジュール) |
参考資料 |
(事前配布資料) ・次第 ・代表者会議委員名簿 ・豊中市障害者差別解消支援地域協議会設置要綱 ・資料1「合理的配慮の要望または障害者差別の相談等 報告書式(様式2)」 ・資料2「平成30年度(2018年度)豊中市障害者差別解消支援地域協議会 スケジュール(案)」 (当日資料) ・座席表 ・「豊中市 障害者差別解消支援地域協議会 代表者会議での発言について(お願い)」 |
会
議 概 要 |
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【案件1】豊中市障害者差別解消支援地域協議会の各構成機関に入った相談事例について (会長) ・事務局から資料1「合理的配慮の要望または障害者差別の相談等 報告書式(様式2)」の説明をお願いします。 (事務局) ・資料の説明。 (会長) ・事務局からの説明について、何かご質問やご意見等はございませんか。 (委員) ・4ページの事例の結果について、学校以外のところにつなぐということはできなかったのか気になりました。この結果だとたらい回しにされているような感じがします。最初に受け取った報告については、責任をもって解決に導いてほしいと思います。 (委員) ・文章だけでは分かりづらいですが、そもそもこの人は支援手帳を所持しておられていますが、福祉サービスについては何も受けられていない人だったので、年に1回、こども相談課発達支援係から電話にて聞き取りを行った中で出てきた相談でした。すでに学校では先生にルビを振ってもらっていたりして対応していただいていますが、ルビを振ることで先生の負担が増えていると懸念していらっしゃったので、教科書にすでに書かれていたらいいなという内容だったので、もう一度学校に先生の負担を取り除けるように相談してみたらどうですかという回答をしたという流れです。 (会長) ・事実関係は以上のことだったということでしたが、これがどうだったということは別にして、受け方について、中田委員から意見がありましたが、ほかに意見はありますでしょうか。 (委員) ・9ページの事例について、知的障害や精神障害のある人についてはよく起こりうる問題ですが、店舗で差別を受けても自分で説明ができないということがあります。店側も対応に苦労して、警察に通報してしまっていると思います。研修等で対応について、全員理解してもこういうことは起こると思います。その場では解決したとありますが、本当に解決したのか疑問です。親がついて行っている場合は、きちんと対応していると聞きますが、一人で行動しているとき、差別を受けたということを本人が理解できていないのが現状です。差別解消法や合理的配慮について、一般の市民やお店の従業員に理解が浸透しているのかと思います。この事例を見て、きちんと解決したのかと疑問に思いました。 (会長) ・9ページの事例から見えてくることで、まだまだ本質的な問題については課題があるのではないかというご指摘でした。もっと多くの人が知っていないと、周りの人が差別であると認識ができないではないかという意見にも受け取れました。ほかにご意見はありませんか。 (委員(ヘルパーによる代行発言)) ・こういうケースは多々あり、警察に通報ということではなく、店内でどこに行ったらきちんと対応してくれるのかということを明確にしていただきたいです。すぐに警察ではなく、まずは店舗内で対応できる体制にしてほしいと思います。 (会長) ・まずは店舗での対応をしてほしいというご意見でした。ほかにご意見はありませんか。 (委員) ・5ページの視覚障害のある人の事例ですが、これとは別ですが、文化芸術センターの前にある横断歩道で、体の不自由な人が横断されていました。車のとおりが多く、横断している途中で信号が赤に変わってしまいました。たまたま私は用事があったため、それを目撃して、一緒に渡りきることができました。この施設は、市のものですが、横断歩道の前に警備員もいたのにもかかわらず、こういうことが起こっている、ということです。こういう事例もありますので、公共の機関や施設についてはもっと配慮していただきたいと思います。 (会長) ・ご自身の経験も交えたご意見がありました。特に公共の施設でできていないのはいかがなものかという意見でございました。研修等の実施はしているけれども、どれだけ身についているのかということを考える段階でございます。ほかにご意見はないでしょうか。 (委員) ・8ページの事例について、行政への啓発、5ページの事例については事業者への啓発となっており、6ページにバスの地図を作成してほしいとありますが、周囲の助けがあれば、改善できることもあるのではないかと思います。前の二つの事例についても、行政、事業者に絞る必要はないと思います。 ・環境の整備ですぐに取り組むのは難しいとありましたが、環境の整備と大きなくくりで見ると、根本的な問題のハードルが高くなってしまう気がします。講演会等での設備・設営など細かい部分、例えば、かばんを通路側においていたら車いすを利用している人が通りにくかったりして、個人的に合理的配慮が足らなかったと痛感したこともありましたが、そういう細かい部分から対応していくことが重要だと思います。 ・会議直前に聞いた事例ですが、身体の片方に麻痺がある人が、障害者用のトイレを利用する際に片側にしか手すりがないため、自分に適した側に手すりがないこともあって困っていると言っていましたので、この場を借りて発言させていただきます。 (会長) ・事務局に関するところについては、事務局にお任せします。 ・環境の整備について、大きな塊で考えるということでは難しいという考えになってしまいがちですが、細かいところからできることから積み上げていくということが重要であるという意見でした。 ・また気になった点については、後日事務局へご報告ください。 ・それでは、今までの議論に対して、アドバイザーから一言いただきたいと思います。 (アドバイザー) ・障害のある人だけでなく、周りの人も気づかないといけないとなってきているのが、障害者差別解消法という法律ができた賜物だと思います。 ・今後も積極的にこういう意見交換をしていただければと思います。この取り組みによって、課題が解決していっていると思います。 【案件2】その他(各委員からの報告等、来年度スケジュール) (会長) ・資料2「平成30年度(2018年度)豊中市障害者差別解消支援地域協議会 スケジュール(案)」について事務局から説明お願いします。 (事務局) ・資料2「平成30年度(2018年度)豊中市障害者差別解消支援地域協議会 スケジュール(案)」の説明。 (会長) ・何かご意見のある方は挙手いただけますでしょうか。 (委員) ・5月から2月に随時開催との説明がありましたが、委員の申し出により開かれるのでしょうか。それともこの場で会議の日程を決定するのでしょうか。 (会長) ・今ここで日程を決定するということではございませんが、例えば、5月に年度の課題、テーマを設定して、そのことについて話し合い、事務局が案を作って、9月ごろに開催するという流れです。 (委員) ・わかりました。 (会長) ・情報共有したいことがあれば、ご発言をお願いします。 (委員) ・9月議会で地区計画条例というものができ、この条例が定められた地区については、グループホームが建てられないということになっていますが、これは差別的な事例だと思います。地区計画のために人権侵害をしていいものかと思います。地域で共に生き、ともに育つということをやってきたのに、その地域で住みたいと思っても住めないということが起こってきます。この条例が通ってしまったのが由々しき事態だと思います。案件として取り上げたいですが、時間がないため、今後の課題として共有したいと思います。 (会長) ・その問題については、次年度以降に議論したいと思います。ほかにご意見はありますか。 ・それでは、本日の議題は、これで終了しました。これをもちまして本日の代表者会議は終了いたします。 |