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ヤングケアラー支援

ページ番号:371322683

更新日:2022年12月23日

ヤングケアラーとは

ヤングケアラーとは、本来大人が担うような家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことですが
法令上の定義はありません。
ヤングケアラーの子どもたちは、学校に行けなかったり、友だちと遊ぶ時間がなかったり、自身がしたい
クラブ活動ができなかったり、宿題などの勉強の時間がつくれなかったりなど、本来守られるべき
子ども自身の権利を侵害されている可能性があります。またその結果、勉強がうまくいかなかったり、
友達関係がうまく築けないなど、子どもの将来に影響を及ぼすことも考えられます。

ヤングケアラーのイメージ
一般社団法人日本ケアラー連盟によるヤングケアラーの具体例です

ヤングケアラーの実態

国が令和2年度に行った、全国規模の調査研究結果によると、中高生のおよそ20人に1人がヤングケアラーであり、
世話をしている時間はおよそ1日平均約4時間となっています。

ヤングケアラーへの支援について

ヤングケアラーへの支援に大切なことは、
●子ども自身の意思を尊重し、寄り添いながら、家族のケアを担っていることを否定したり過度に評価したりせず、
なにが一番いいことなのかを子どもと一緒に考えること
●家族のケアは本来すばらしいことですが、過度な負担により学業や子どもらしい生活に支障がでることが問題であり、
ケアラーであることがただちによくないこと、というメッセージにならないように留意すること
です。
社会的な認知度を高め、子ども自身やまわりの大人、多くの人がヤングケアラーについて知ることが、
ヤングケアラーが支援につながるために大切です。

ヤングケアラー相談窓口

ケアラー当事者や、まわりの大人、関係者からの相談を受け付け、ケースに応じた支援へとつなげていきます。
ぜひお気軽にご相談ください。

関連リンク


厚生労働省の特設ホームページには、元当事者の人たちの声や、当事者・元当事者による交流の場など、いまヤングケアラーと呼ばれる子どもたちに伝えたいことが掲載されています。

講演会「多機関連携によるヤングケアラー支援に向けて」を開催しました

日時:令和4年(2022年)10月31日(月曜)10時から11時50分
場所:豊中市立地域共生センター 3階大会議室(豊中市中桜塚2-28-8)
講師:特定非営利活動法人ふうせんの会 事務局長 南 多恵子さん(京都光華女子大学准教授)
   元当事者の方
内容:子どもがヤングケアラーとなる背景は、親などが疾患・障害・困窮など複合的な課題を抱えながらもうまく支援につながっていない場合が多く、多分野が連携して世帯を包括的に支援することが求められます。
ヤングケアラーの現状や当事者の思いを理解し、早期発見や寄り添う支援、子どもの負担軽減の視点から大人支援を考えるなど、支援にあたって多職種の役割や心に留めておくべき事などを学びます。

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お問合せ

こども未来部 こども政策課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第二庁舎3階
電話:06-6858-2258
ファクス:06-6854-9533

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