マスクで熱中症の危険性があります
更新日:2020年6月5日
新型コロナウイルス感染防止に伴い、今年度の夏場はマスクの使用やソーシャルディスタンスを継続するなど、感染対策は必要となることが考えられます。そこで!夏場にマスクを使用する際に最も注意していただきたいのが熱中症です。夏場のマスクの使用は熱中症のリスクを高めることが考えられています。
マスクによるリスクは
・体内に熱がこもりやすくなる
マスクをしていると自分の呼吸によって温かい空気しか入ってこないため、呼吸で身体を冷やすことが難しく、むしろ体温を上昇させてしまいます。また、顔の半分ほどがマスクで覆われることによって熱がこもりやすくなります。
・喉の渇きを感じづらくなる
マスクによる加湿で口の渇きを感じにくくなるため、熱中症に気づくのが遅くなり、脱水状態になる可能性があります。
熱中症を防ぐには
基本的な熱中症対策はマスクの着用の有無によって変わりはないと考えられています!!
・こまめに水分を摂りましょう
一気飲みをしても、水分はしっかりと体内に吸収されないので、水分はこまめにゆっくりと摂ることが必要です。喉の渇きを感じにくい高齢者や喉の渇きなどを訴えにくい乳幼児は積極的に水分を摂りましょう。
・暑さを避けましょう
感染予防のため、換気扇や窓解放によって換気を確保しつつ、冷房や扇風機を利用し部屋の温度を調整しましょう。涼しい服装で過ごしましょう。
・適宜マスクをはずしましょう
気温・湿度の高い中でのマスク着用は要注意です!屋外で人と十分な距離を確保できる場合にはマスクをはずしましょう。マスク着用時は負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離をとり適宜マスクをはずして休息をしましょう。
・暑さに負けない体力をつけよう
今年は外出を自粛し、家で過ごしていたという方が多いため外の暑さに慣れていない方も多く熱中症になる可能性もあります。適度に運動をし徐々に夏の暑さに身体を慣らしていくことも必要です。
熱中症予防行動(環境省)
環境省では、熱中症予防行動についてリーフレットを作成されています。
詳しくは環境省のホームページをご覧ください。
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