放射性物質に係る災害(N災害)対応合同訓練を実施
更新日:2020年11月9日
11月4日(水曜)から11月6日(金曜)の3日間、新千里消防署東泉丘出張所において「放射性物質に係る災害(N災害)対応合同訓練」を実施しました
この訓練は、「幹線道路において放射性廃棄物を積んだ中型トラックが横転する事故が発生し2名が負傷、積荷から液体が漏洩している。」という想定で、出動した約10隊の消防隊が一次集結したのち、放射線量を測定後、危険区域を設定、各隊が綿密に連携を図りながら除染テントや応急救護所を設営し、負傷者を救出するまでの訓練を実施しました。
多くの隊が出場し、各隊がそれぞれの役割を実施する合同訓練のため、指揮統制及び情報共有を再認識できた有意義な訓練となりました。
また、放射性物質による災害を想定しているため、大阪大学放射線科学基盤機構附属ラジオアイソトープ総合センター理学博士の吉村崇教授にもご出席いただき、ご講評をいただきました。
今後も、特殊災害に対して万全な体制を期するため、継続して訓練を実施していきます。
空間線量の検知
漏洩物質の放射線量検知
要救助者の表面汚染検査
現場指揮本部
吉村教授からのご講評
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