集合住宅火災で人命救助を行った5人に感謝状
更新日:2017年12月27日
豊中市北消防署は、平成29年12月6日(水曜)に豊中市刀根山5丁目地内で発生した集合住宅火災において、炎が迫る3階ベランダに取り残された男性の救出活動を行った5人に対し、12月26日(火曜)に北消防署長から感謝状を贈呈しました。
人命救助活動に協力した5人は、火災発生場所の集合住宅の東側別棟において引っ越し作業をしていたところ、西側からの煙を確認。近隣住民から「火事なので通報してほしい」と依頼され、今岡さんが、119番通報をしました。その後、大塚さん、熊中さん、永野さんが煙をたどっていくと、ベランダに取り残されている男性1名を発見。池田さんが持参していたアルミ製2連はしごを使用し、協力して集合住宅南側のベランダに立てかけました。
逃げ遅れた男性は自分ではしごに乗り移りましたが、自力で降りるのが難しそうな状況であったため、今岡さんがはしごを登り介添えをしようとしていたところ、現場に到着した同署の消防職員が救出作業を交代し、逃げ遅れた男性を無事に救出することができました。
自らの危険をも顧みない5人の勇気ある行動と、その功労に対する大きな功績に深く感謝の意を表し、今回の感謝状贈呈となりました。
感謝状を贈呈された5人の方々(左から 池田さん、永野さん、熊中さん、大塚さん、今岡さん)
