【1ページ】 安全で豊かなくらしのための消費生活情報紙 とよなか くらしの情報  No.338 令和5年(2023年)6月 ☆くらしの相談室 ●脱毛エステのトラブルが増加!  昨年から、全国の消費生活センター等には脱毛エステの相談が多く寄せられてい ます。  豊中市でも令和4年度(2022年度)は67件と令和3年度(2021年度) の4倍以上の相談を受付けました。 令和5年度(2023年度)も4月だけで10件の相談が入っています。  女性からの相談が多いものの、令和2年度(2020年度)からは男性の相談も 増加しています。また、令和4年(2022年)4月1日から成年年齢が18歳に 引き下げられたこともあり、美容に対して関心を持ち始める18歳、19歳の若者 からの相談も増加しています。 ●事例@ 脱毛エステで、2年間の無料アフターサービス付き10回の施術を契約。予約が取 れず半年間で3回の施術が終わったところで中途解約を申出ると、施術費用と解約 料とで高額請求を受けた。 ●事例A 脱毛エステの契約をし、3回ほど通ったところで、業者から予約のキャンセルメー ルが届いた。その後業者との連絡が取れなくなり、マイページから申出た解約につ いても返信がない。 ●事例B 通っていた脱毛エステの業者が倒産。エステ費用は信販会社の分割払いにしていた ので引き落としを止めたところ、信販会社から督促状が届いた。 ●事例C 脱毛エステの施術を受けたが施術部分を火傷。医師から跡が残ると言われた。 エステから見舞金等支払うと言われたが、保険外治療を受け元に戻す費用を損害賠 償として請求したい。 消費生活相談 TEL.06(6858)5070  受付時間 月曜日〜金曜日(祝日・年末年始を除く)午前9時〜午後5時 相談されるときは原則として当事者本人(市内在住・在勤者)からご連絡ください。 なお、次の用意をしていただくと、相談がスムーズに進みます。 @事前に相談内容を簡潔にまとめておく A契約書・保証書・パンフレットなど、相談に関する資料 【2ページ】 ●特定商取引法(特定継続的役務提供)のエステ(脱毛)とは @人の皮膚を清潔にし、もしくは美化し、体型を整え、体重を減じ、または歯牙を  漂白するための医学的処置、手術その他の治療を行うこと、と定められた政令指  定役務を指します。 Aエステティックサロンや美容クリニックで行われる脱毛サービスを指します。 B役務提供期間が1ヵ月を超え、契約費用5万円を超える契約が対象になります。 上記@〜Bの契約であれば関連商品※も含めクーリング・オフ、中途解約の適用が あります。 ※役務に関連する政令指定商品があります。ただし、自ら使用したものは解約でき ません。 ●アドバイス ・美容目的の施術に緊急性はありません。また施術期間も長期になるため、通えな  くなったり業者が倒産したりするリスクもあります。その場で契約せず本当に必  要な施術かよく考えましょう。 ・高額な契約の場合、ローンなど分割払いを勧められることがあります。長期間の  支払いになるので、施術同様、支払いも続けられるかよく考えましょう。   ・使用する機器や薬剤により怪我や副作用のリスクもあります。契約、施術前に十  分な説明を受けましょう。 ・トラブルがあった場合は消費生活センターにご相談ください。   【3ページ】 ☆消費者行政情報 令和5年度(2023年度)くらしかん登録グループ一覧 ●くらしかんを拠点に、くらしかん祭りの企画・運営やくらしに関するさまざまな 活動(生活情報ひろばでの講座・パネル展、リユースバザー)、学習、市民への情 報提供などを行っています。 ・SAとよなか  市内の高齢者・身体障害者支援、外国人交流等地域福祉分野でのボランティア活 動を実施、くらしかん祭りでは折り紙や、お茶席、ふれあいマジック等運営に協力 するほか、くらしかんの研修・諸行事に参加、生活情報ひろばでの事業を企画・実 施しています。 ・桜塚校区福祉会  くらしかんの調理室で独居老人のための弁当作り、虚弱老人のためのデイサービ ス、生活情報ひろばで高齢者との会食会、廃食用油リサイクル集油(毎月第二火曜 日10時〜12時)、独居老人と子どもの食事会「さくら食堂」(毎月第三水曜日)、 ぐんぐん元気塾(毎週水曜日10時30分〜11時30分)をしています。 ・特定非営利活動法人国際交流の会とよなか  在住外国人支援・国際協力・国際理解・国際交流の4つの柱で活動。カフェ「サ パナ」の運営協力もしています。くらしかんでは世界のお料理の講座をしています 。 ・特定非営利活動法人とよなか市民環境会議アジェンダ21 「豊中アジェンダ21」‐地球の環境を守るとよなか市民行動計画‐の啓発と推進 活動を行っています。 ・とよなか消費者協会  消費者問題の研究・学習・調査活動を通じて、消費者主権の確立と利益の保護を めざします。くらしの安全と健康を守り、消費者市民社会の実現に向けて、情報発 信・消費者啓発・環境保全・地産地消の推進等の実践活動を続けていきます。 ・みなさく婦人会  平成19年(2007年)に結成し、市婦人団体連絡協議会への参加や協力などの活 動を行ってきました。  令和5年(2023年)からは、市婦人団体連絡協議会が実施していた「ホウ酸ダン ゴ作り」や「無添加の味噌づくり」を継承するとともに、くらしかん活動では、空 き缶等をリサイクルして花器を作るなどの、「花を楽しむイベント」を中心に企画 ・実施します。 ・南桜塚ゆうの会  地域の公民分館、曽根まちづくり研究会や防災部会の活動に参加・協力していま す。会員向けには読書会や小物作り、ハイキングを企画し、くらしかんでは手作り 講座、地産地消、バザー、くらしかん祭りに参加・協力しています。 ・特定非営利活動法人大阪北部コミュニティカレッジ  地域福祉を学ぶ科では、大阪府シルバーアドバイザー認定講座などを開催。また 、同行援護従業者養成講座をくらしかんにて開催し、卒業生は視覚障がい者と街歩 きを実施しています。 ☆お知らせ ●くらしの安心メールの配信終了について  令和5年(2023年)9月30日をもちまして、くらしの安心メール配信を終 了します。令和5年(2023年)10月以降は「豊中市LINE公式アカウント」か ら引き続き、情報を受け取ることができます。  「豊中市LINE公式アカウント」を「友だち追加」して、ご自身が希望する情報を お受け取り下さい。  くらしの安心メールで配信していた情報は、「市政情報」、「イベント」内の「 くらし」「その他」から配信しています。  くらしの安心メールを長らくご愛読いただき、ありがとうございました。 ●友だち追加はこちらから ・スマートフォン等で二次元コードを読み取る  アカウント名 :豊中市  アカウントID :@toyonakacity アカウントURL :https://page.line.me/toyonakacity. ●受信設定の方法 @受信設定を選ぶ  トーク画面下にあるメニューの中の「受信設定」をタップ。  メニュー画面が出ていない場合は、画面下のメニューをタップして、メニューを 表示させてください。 A受け取りたい情報のカテゴリーを選ぶ  カテゴリーをタップすると、それぞれの設定画面に遷移します。  (この設定はいつでも変更できます。) B受け取りたい情報の項目を登録する  受け取りたい情報の項目にチェックを入れ、登録をタップ。 (配信を解除する場合は、チェックを外して「登録」をタップ)                  豊中市立生活情報センターくらしかん 〒560-0022 豊中市北桜塚2丁目2番1号 (毎月最終日曜日及び年末年始は休館します) 電話 06(6858)5073 FAX  06(6858)5095