香河 清和 メッセージ
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更新日:2020年6月10日
地域に近い市立豊中病院は幅広い症例を経験できる
麻酔科 部長 香河 清和 医師
麻酔科医になりたいかどうかまだ決心がついていませんが?という人へ
後期研修は麻酔科で決めている方は是非とも市立豊中病院麻酔科に来てください。大歓迎です。
何科を専攻しようかと迷っている方も麻酔科を数年だけでもやってみませんか?麻酔科での経験がその後に何科を専攻しようと役立つはずです。初期研修で少し回った麻酔科と(たぶん)異なる充実した2年間を過ごしてみませんか。
卒業前に私は内科で感染症を学びたいと思っていました。母校の医局は先輩の入局が続いて内科研修先が詰まっていましたので、医局長からまずは麻酔科で挿管や集中治療などの経験を積む事を勧められて2年のつもりで麻酔科へ入りました。しかしやればやるほど周術期医学の奥は深く、そして面白くて、とても2年程度では学びきれず、結果的に麻酔科に入局して25年目になります。
麻酔科研修医の頃、何が飛び込んでくるか分からない緊急手術に望む麻酔科の先輩方の後ろ姿が格好良く、早くあのように頼もしい麻酔科医になりたいと思いました。地域の緊急手術の最前線といえば市民病院なので、今から思えば恥ずかしくなりますが、市民病院で経験するような全ての手術に対応できるような経験を積みたいと思いました。そのためにいろいろな麻酔分野に自信を持ちたいと大学や専門施設で心臓血管麻酔、小児麻酔、産科麻酔、胸部外科麻酔などを学んできました。
現在は市立豊中病院という地域にとても近い病院で、幅広い分野の手術に対応している麻酔科勤務となり、今までの専門施設での経験が役立つことも多く、充実した麻酔科医生活を送っています。
貴重な経験が積める最適な環境
皆さんには麻酔科の後期研修で、まず幅広い疾患対象の麻酔管理を学んでもらいと思います。市立豊中病院は病床数も多く、外科系診療科もほぼ全科そろっていますので幅広い症例(新生児、未熟児から100歳を超える高齢者までの各科手術)があり、後期研修医(レジデント)には、経験が積みやすい環境でしょう。ICU、HCUの管理も各科と協力して麻酔科が行っていますので、周術期管理まで幅広く学べると思います。希望があれば、ペインクリニックや緩和医療も経験することができるでしょう。
部長以下の私たち麻酔科スタッフは、当院に赴任する前の大学や専門施設での経験(臨床麻酔全般だけではなく、専門性の高い心臓麻酔、小児麻酔、産科麻酔、胸部外科麻酔、集中治療、緩和医療、ペインクリニックなど)を活かして、皆さんが後期研修中に段階を踏んで学べるようにしていきます。手術室で麻酔科が自由に使えるエコーは3台あり、神経ブロックを行う機会はとても多くあります。
女性医師も活躍している麻酔科
今は私が医学部の学生だった時よりも女性の割合が増えています。麻酔科は医学部全体の女性の割合より女性医師の割合が多いのではないでしょうか。まわりにも麻酔科専門医・指導医として活躍している女性医師の先輩、同期、後輩はたくさんいます。
女性医師のキャリアアップには男性医師よりも多くの障害があります。全国の麻酔科の先輩方は、それらの問題に以前より様々な対応をしてきました。市立豊中病院麻酔科も同様です。市立豊中病院にはきれいな院内保育所があり、小児科のご協力で病児保育もあります。毎年のように子育てママさん麻酔科医も私たちと一緒に頑張ってくれています。
新幹線新大阪駅からも乗換え1回、伊丹空港からはモノレール2駅で病院前の柴原駅です。柴原駅からは徒歩2分と見学にも便利です。一度見学に来て、いろいろと貴方の希望を話してみませんか?
募集に関するお問い合わせ
お問い合わせ | 豊中市柴原町4丁目14番1号 |
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