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妊婦健診

ページ番号:281873866

更新日:2024年3月25日

妊婦健診を受診の患者さまへのお願い

妊婦健診(助産師外来、産婦健康診査を含む)では、毎回尿検査・血圧測定・体重測定を行います。
中央処置室8番にて尿検査をすませてから、産婦人科受付にお越しください。血圧測定と体重測定は、産婦人科外来の産科中待合でお願いします。
正確でスムーズに妊婦健診を行うために、以下の点をおまもりください。

  1. 妊娠中は腟分泌物(帯下)が増えますので、採尿前にトイレットペーパーで外陰部をよく拭いてください。採尿時は、最初の尿は捨て、中間尿を採取してください。糖分が入っていなければ、採尿前に水分をとっていただいて構いません。
  2. 血圧は安静時に測定してください。普段より血圧が高めに出たときは、しばらくたってから再検査してください。
  3. 体重測定値は着衣のままの値でお願いします。
  4. 血圧測定結果の紙に名前と体重測定値を記載して、患者ファイルまたは母子手帳にはさんで下さい。
  5. 血圧と体重測定の結果を母子手帳に記載しておいてください。
  6. お住まいの自治体からの公費負担の受診券をお持ちの方は、必要事項を記入の上、患者ファイルにはさんでおいてください。

妊婦健診 スケジュール

妊婦健診では、血圧測定・体重測定・尿検査および胎児心拍の確認を毎回行います。週数によって以下の検査を行います。
なお、必要と判断した場合には予定外の内診や追加の検査を行うことがあります。

5週頃:内診、胎嚢の確認
6~7週頃:内診、胎児心拍の確認
8~10週頃:内診、胎児頭殿長の計測 分娩予定日の決定

母子手帳初回持参時 子宮がん検査、クラミジア検査、初期の血液検査

以降4週間毎に医師による妊婦健診を行います。
妊娠リスクの低い方は、地域連携かかりつけ医で妊婦健診を行います。

12~16週:大きな奇形の有無の確認
17~21週:胎児発育計測、胎児超音波スクリーニング
22週:助産師外来での妊婦健診・保健指導

以降2週間毎に医師または助産師による妊婦健診を行います。

24週頃:内診、子宮頚管長の確認
26週頃:GCT(グルコースチャレンジテスト : 妊娠糖尿病検査)
28~30週後期の血液検査、臨床検査技師による胎児超音波スクリーニング
32週:妊婦健診初診・再診(地域連携の妊婦対象) 適宜採血あり
34週:臨床検査技師による胎児超音波スクリーニング(地域連携の妊婦対象)
36週頃:内診、腟内細菌培養(GBS)検査、貧血検査、胎児発育計測

以降1週間毎に医師または助産師による妊婦健診を行います。

37~40週:内診、必要に応じてNST検査
40週~:内診、NST検査
41週:内診、NST検査、分娩誘発を考慮

初期の血液検査 : 風疹抗体、随時血糖、血液型、不規則抗体、貧血検査、感染症検査(梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIV、成人T細胞白血病)
後期の血液検査 : 貧血検査、生化学検査

NIPT外来

当院は、出生前検査認証制度等運営委員会により認証された連携施設です。出生前検査について遺伝カウンセリングを希望される妊婦さんおよびNIPT検査を希望される妊婦さんを対象にNIPT外来を行っています。

  • 日時:月曜日 午後(予約制)
  • 対象:出生前検査について遺伝カウンセリングを希望される妊婦およびパートナー、NIPT 検査を希望される妊婦およびパートナー
  • 実施者:認定遺伝カウンセラーおよび産婦人科医(有資格者)
  • 費用:遺伝カウンセリング初回11,000円、2回目以降5,500円、NIPT検査約13万円
  • 予約方法:初診外来あるいは妊婦健診時に外来担当医にご相談ください。地域連携(かかりつけ医)での妊婦健診を希望される方および当院以外で分娩予定の方で、NIPT 外来の受診を希望される方は、妊娠初期に当院初診外来を受診してください。出生前診断については、こちらのサイト(「一緒に考えよう、お腹の赤ちゃんの検査」出生前検査認証制度等運営委員会)に詳しい情報が載っていますので、是非参考にしてください。

妊娠高血圧腎症のハイリスク症例に対する低用量アスピリン療法

妊娠高血圧腎症は進行すると早産率の上昇、胎児発育遅延、母体合併症の増加、さらには周産期死亡の増加など母児共に大きな影響を与える疾患です。妊娠高血圧腎症の発症予防目的の低用量アスピリン療法は、世界的に推奨されており、当院では2020年3月より保険適応外診療として、妊娠高血圧腎症のハイリスク症例に対して低用量アスピリン療法を開始しております。
前回の妊娠で妊娠高血圧腎症を発症された方、糖尿病、高血圧、腎疾患を合併されている妊婦さんは、妊娠初期より当院を受診していただき、産婦人科医師にご相談ください。

早産既往の妊婦さんに対する 黄体ホルモン(プロゲステロン)療法

2016年より保険適応外診療として、早産されたことのある妊婦さんに対する早産予防として黄体ホルモン(プロゲステロン)療法を行ってきましたが、治療薬であるプロゲステロン注射薬が発売中止となったため、上記療法を一旦中止させていただいております。
代替薬による再開が可能となりましたら、再度ご案内いたします。

双胎妊娠について

当院はNICUを併設する地域周産期母子医療センターであり、双胎妊娠を年間30~50件受け入れています。
双胎妊娠はハイリスク妊娠ですので、妊娠初期より当院で妊婦健診を行っています。双胎妊娠の患者さまとご家族に知っておいていただきたいことを以下に説明させていただきます。

胎児心エコー外来

妊婦健診時に産科医が必要と判断した妊婦さんを対象に、当院小児循環器医師が胎児心エコーを行っております。

  • 日時:水曜日 午後(1時間枠)(予約制)
  • 対象:妊婦健診時、産婦人科医による超音波検査にて胎児心エコーが必要と思われた妊婦(妊娠22週以降)※当院で分娩予定でない方も予約可能です。
  • 検査方法:当院小児循環器医がレベル2の胎児心エコーを行います。
  • 予約方法:当院妊婦健診中の方は、産婦人科医師の指示時に、産婦人科外来受付で予約して下さい。他院で妊婦健診中の方は、かかりつけ医より地域医療連携室を通して26週ごろを目安に予約して下さい。紹介状には、分娩予定日、分娩予定施設、合併症、妊娠経過の異常の有無、胎児心エコー依頼の理由の記載をお願いします。

さい帯血バンク

当院は、日本赤十字社近畿さい帯血バンクのさい帯血提携産科施設であり、さい帯血バンクの採取提供に協力しています。さい帯血バンクの詳細につきましては、こちらのサイト(「さい帯血提供のお願い」近畿ブロック血液センター(日本赤十字社))をご参照下さい。
令和3年9月末時点で、当院で採取されたさい帯血が311名の患者さまに提供されました。助産師外来・妊婦健診時にご案内いたしますので、是非ご協力お願いいたします。

風しんワクチン外来

風しん抗体価(HI法)が陰性あるいは16以下の低抗体価であった場合、妊婦さんが妊娠20週までに風しんウィルスに感染すると、胎児にも感染して赤ちゃんが先天性風しん症候群という病気を発症する場合があります。
風しんワクチンは生ワクチンなので、妊娠中に受けることはできません。授乳は可能ですが、接種後2ヶ月は避妊が必要ですので、次の妊娠のことを考えて産後すぐにワクチンをうけておきましょう。

  • 日時:第4木曜日 15時から15時30分(予約制)
  • 対象:当院で分娩された妊婦さんで、妊娠初期に風しん抗体価が陰性あるいは16以下の低抗体価であり、産後風しんワクチンの接種を希望される方
  • 接種ワクチン:麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)
  • 費用:約1万円 お住まいの市町村から助成金が出る場合があります。お住まいの市町村のホームページなどでご確認ください。
  • 予約方法:妊娠10ヶ月(36週ごろ)の妊婦健診時あるいは産婦健康診査1か月時に、産婦人科外来受付にて風しんワクチンの予約をおとりください。予診票をお渡しします。

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市立豊中病院

〒560-8565 大阪府豊中市柴原町4丁目14番1号
電話番号
06-6843-0101(代表)

受付時間

午前8時30分~午前11時

休診日

土曜・日曜・祝日および年末年始
(12月29日~1月3日)

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