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郷土資料館開館1周年記念講演会を実施しました

ページ番号:404688537

更新日:2023年11月17日

当日の様子

令和5年(2023年)11月12日(日曜)13:30から15:45まで、庄内式土器をテーマにした、開館1周年記念講演会を実施しました。
まず最初に、和歌山県立紀伊風土記の丘 主査学芸員 田中元浩さんに「庄内式土器研究の現在」の講演を行って頂きました。
講演では、庄内式土器の基本的なお話から、なぜ“庄内”式土器という名前になったのか、庄内式土器はどこで、どのように誕生したのかなど、庄内式土器に関する研究の成果をわかりやすく紹介していただきました。
また、当館で募集していた郷土資料館の愛称も考えてきてくださり、会場の皆様にも投票を呼び掛けておられ、大変感謝しております。

続きまして、奈良県立橿原考古学研究所 共同研究員 森岡秀人さんによる「卑弥呼と庄内式土器が使われた時代」の講演に移りました。
講演では、幅広い見識から、庄内式土器だけではなく、土器が使用されていた時代や、社会についてお話していただきました。
また庄内式土器という名前が定着するまでの経緯も、庄内式土器と名付けた田中琢さんや関係者の方々が語っていたことを交えながら、丁寧に説明してくださいました。


森岡秀人さんによる講演の様子

パネルディスカッションでは、講演を行っていただいたお二人に加え、大阪大学埋蔵文化財調査室 助教 上田直弥さんにもご登壇いただき、コーディネーターを当市教育委員会事務局社会教育課文化財保護係長の陣内が務めました。
休憩時間中に、参加者の方々に記入していただいた質問用紙への回答も踏まえながら、2つのテーマを軸にして進めていきました。
「卑弥呼が庄内式土器を使用していたのか?」という質問に対して、ご登壇者の方々で意見が異なっていたことは大変興味深かったです。

今回の開館1周年記念講演会は、70人以上の応募があり、まことにありがとうございました。
今後も当館では企画展やイベントを行ってまいります。
皆様のご参加をお待ちしております。

お問合せ

豊中市教育委員会 社会教育課 郷土資料館
〒561-0834 豊中市庄内栄町5丁目4番14号
電話:06-6334-2551
ファクス:06-6334-2551

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