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木造釈迦如来坐像

ページ番号:228770389

更新日:2023年5月11日

国指定重要文化財
木造釈迦如来坐像
(もくぞうしゃかにょらいざぞう)
所在地:豊中市南桜塚1-12-7
指定年月日:昭和25年(1950年)8月29日
 東光院 萩の寺は、奈良時代の僧、行基によって建立されたと伝えられ、十一面観音像の他に、像高7.3cmの釈迦如来坐像が安置されています。寺伝によると毘首羯麿(びしゅかつま)作三国伝来の像といわれています。
 本像は本体と台座が共木で彫り出されており、仏身の割に膝張りが少なく、蓮座(れんざ)も小さいことから、光背(こうはい)か何かに取付けられてあった化仏(けぶつ)であることを示しています。素材は、外来の香木(こうぼく)を用いています。螺髪(らほつ)に群青を塗った他は全部素地で、白豪(びゃくごう)は金泥で描かれ、ところどころに金泥の模様が残っています。像容は降魔坐(ごうまざ)(結跏趺坐)(けっかふざ)を示し、翻波式(ほんぱしき)の手法が残されている通肩の衲衣(のうえ)から藤原時代後期のものと考えられます。

お問合せ

教育委員会事務局 社会教育課 文化財保護係
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎6階
電話:06-6858-2581
ファクス:06-6846-9649

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