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職場体験学習~令和7年度の取組みを掲載~

ページ番号:239150576

更新日:2025年11月12日

上下水道局では、中学生による職場体験学習を毎年受け入れ、上下水道に関わるさまざまな業務を体験していただいています。
広報業務の一つとして、生徒たちが体験した事柄をレポートとして記事にまとめ、上下水道局ホームページのコンテンツページを作成してもらい、公開しています。

令和7年度(2025年度)の体験記

令和7年度は10月下旬から12月上旬までの期間に、市立中学校4校の生徒を受け入れています。

市立第七中学校 生徒(2年生)の体験記

令和7年(2025年)11月5日(水曜日)から11月7日(金曜日)まで

1日目

1日目の午前中では、オリエンテーションと水のろ過実験をやりました。
オリエンテーションでは、上水道についてと下水道についての動画を見ました。
更に豊中市上下水道局の歴史についての動画も見ました。
水循環や沈でん池、配水池など、様々なことを学びました。
そして、豊中市では一日に使う水の量は約12万立方メートルで、小学校のプールの約400杯くらいということを学び、
「日常生活における’’節水’’や’’再利用’’の大切さ」を知りました。
他にも、下水道に流れる’’雨水ます’’にゴミや落ち葉がたまると、雨水があふれるかもしれないことを学んで
「雨水ますの清掃の取り組みの大切さ」も知りました。
実験では、水のろ過方法で水道の仕組みを知りました。
午後は、豊中での浸水対策用の地下トンネルの工事現場に行きました。
地下15m程の深さで、大阪メトロの中央線の夢洲~コスモスクエアの海底トンネルと同じようなつくりになっていて、
普段では見られない光景を見ました。
見学後は、そのトンネルの壁に’’メッセージ’’を書きました。
他にもます開けや、下水道管の点検にも行きました。

2日目 午前

2日目の午前(前半)では、柴原浄水場へ行きました。
柴原浄水場では、’’浄水場日報’’という、機械に異常があるのかないのかを点検して記録する用紙を使って、実際に機械の点検を体験しました。
中学の理科で習う’’V[ボルト]’’や、’’A[アンペア]’’、高校の範囲で習う’’MPa[メガパスカル]’’という単位や、’’pH[ペーハー]’’等の単位を見ることができたので、理科での復習・予習として学習の機会になりました。
他にも薬品注入設備での’’PAC[パック]’’や、’’次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)’’も出てきて、
「浄水場の管理の大変さ」と「仕事に向けての勉強の大切さ」を学びました。

2日目 午後

2日目の午後からは移動し、野畑配水場で水道維持課の漏水調査や漏水修繕などの体験や見学をしました。漏水調査では漏水している場所を音で見つけるという体験でしたが、ちょうど本当に漏水している所があり音を聞いてみると「ゴオー」という大きな音が聞こえました。漏水修繕では水道維持課の人達が実際に修理している所を見て、自分は「すごいなぁ」と言う気持ちで見ていました。
【編注】

  1. 写真左の「漏水調査」では、ヘッドフォン型の漏水探知機を使っています。耳当て部と耳が密着しなければ、漏水音を聞き取りにくいため、ヘルメットを着用せずに体験を行いました。
  2. 野畑配水場内の訓練用エリアで漏水調査体験を行いました。

3日目

3日目では下水道管理課の所では、近くの給食センターに行き、立入検査と水質検査をしました、立入検査では排水処理施設がどこにあるかを知りました。水質検査ではまず下水道管から水を採取して、その水を調べました、そこで「pH」「BOD」「動植物油脂」と言ったあまり聞いたことのない物を検査したり「アンモニア」を検査したりしました。こんなことも上下水道局の人たちはしているんだなと思いました。

3日間の感想

この3日間の職場体験を通して、貴重な体験をたくさんさせていただきました。
最初は’’上下水道局の仕事’’があまり頭にしっくりと来なかったですが、
普段見られない地下トンネルの工事現場や、マンホールの工事作業、漏水調査、水質検査、
施設での機械の点検や記録など、見学したり体験をすることで、私にとってこの豊中市上下水道局での
仕事内容を理解していい学びになったと思った場面や、将来この仕事をやってみようかなという場面に
沢山出会い、職場体験をして良かったなと思いました。そして将来の夢も一つ増えたなと感じました。
これらの経験を生かして、学校生活での行事や専門委員会、係の仕事で「みんなのために働くこと」を
大切にしていきたいです。
お忙しい中、沢山の体験をさせていただきありがとうございました。(Soujirou)
 
3日間で色々な体験して勉強になりました、上下水道局でのやりがいや楽しさや大変さをしりました。この職業体験の経験を、これからの生活に活かして行きたいです。3日間色々な体験をさせていただき本当にありがとうございました。(aimu)

担当者より

3日間の職場体験、お疲れさまでした。初日から二人とも礼儀正しく、年齢よりも落ち着いてしっかりしているなぁと感心しました。パソコンの操作が大変多いホームページ作成作業も、難なくクリア。文字の入力も早く、写真が保存されている深い階層のフォルダにもサクサクとアクセスしていて、頼もしさすら感じました。
体験していただいたのは「縁の下の力持ち」的なお仕事ですが、毎日の暮らしに絶対欠かせない「上下水道」の世界を知ってもらったことで、知識の扉が開かれ、また将来の進路の1つとして、考える切っ掛けになればとても嬉しく思います。(A)

市立第十五中学校 生徒(2年生)の体験記

令和7年(2025年)10月28日(火曜日)から10月30日(木曜日)まで

1日目

1日目の午前中ではオリエンテーションとろ過などの実験を行いました。オリエンテーションのビデオや説明はわかりやすかったです。実験ではよごれがとれるのが目に見えてわかりました。
午後は水道建設課さんのところで千里で行われていた水道管工事の現場に行きました。深くて足場の悪いところでの作業が大変そうでした。そのあと野畑配水場へ行き、消火栓や仕切弁の操作させてもらいました。
作業するときは意思疎通が大切だと教わりました。

2日目

庄内下水処理場に行きました。下水道の役割について学び、採水を行いました。とった水で水質検査を行いました。
下水道では微生物を使って水を綺麗にしていてすごいと思いました。午後から利倉ポンプ場に行きました。自分たちが普通だと思っている雨も、雨水ポンプが無ければ町が水びたしになっていたのかもしれないと思いました。

3日目

3日目は「野畑配水場」へ行って漏水調査の体験、漏水修繕の見学をさせていただきました。
まず、漏水している場所を見つけるという体験をさせていただいて、音を聞き分けるのが難しくて苦戦していました。その後は漏水修繕を見せていただいて、水がふきだしていて水圧が強いので、力が必要な仕事だと教えて頂きました。大変な仕事だと思います。

3日間の感想

この職場体験に来る前はどんな仕事をしているのか知らなかったのですが、知っていくうちに上下水道局は欠かせない仕事だという事を感じていきました。職員の方たちも優しく教えてくれて、検索するだけでは分からないこともたくさん知れましたし、どの体験も楽しくさせていただきました。
今回の職場体験に協力していただいた職員の皆様、ありがとうございました。

担当者より

まずは3日間の職場体験、お疲れさまでした。毎日を過ごす学校とはまるで違う環境にいるだけでも、きっとドキドキだったかと思いますが、どの体験も「楽しかった!」と笑顔で答えてくれて嬉しかったです。お昼休みにはお絵描きしりとりで遊ぶなど、いつも仲良く過ごしてくれていました。
最終日のホームページ制作では、てきぱきと手際よく操作をこなしてくれて、あっという間にページも完成。水道メーターの窓ガラスで作るデコパージュペーパーウエイトの仕上げ作業も体験してもらい、出来上がり作品を記念に持ち帰っていただきました。ペーパーウエイトを愛用しながら、職場体験の3日間を時々思い出してくださいね。

令和6年度(2024年度)の体験記

市立第十二中学校 生徒(2年生)の体験記

令和6年(2024年)11月13日(水曜日)から11月15日(金曜日)まで

1日目

1日目は、午前にオリエンテーション、午後に工事現場の見学をしました。
オリエンテーションでは、上下水道局の歴史、水道と下水道の仕組みについての動画視聴と、
ろ過実験をさせていただきました。
上下水道局の歴史を学ぶことができ、ろ過実験も分かりやすく、簡単で、印象に残りました。
午後の工事現場では、マンホールの蓋開けやレベル測定、小型カメラで雨水が通る管の中を見る、という作業をさせていただき、近くの浸水対策工事や古い下水道管を取り替えている現場を見学させていただきました。
作業を実際に体験したり、現場を見て、協力することが大事なんだな、と感じました。
どれもあまり体験することのないことだったので、いい経験になりました。

2日目午前

2日目の午前は、水道メーターの確認と料金計算をしました。
水道メーター確認では、第三中学校の水道メーターを見に行かせていただいて、実際のメーターが家のものより大きくて、驚きました。
他にもいろいろなサイズのメーターがあると聞き、家のメーターの大きさを確認してみようと思いました。
自分の学校でも水道メーターがどこにあるのか、探してみようと思いました。
今よく使われている直読式のメーターのほかに昔使われていた円読式のメーターも見せてもらいましたが、読むのが難しかったです。
料金計算では、計算の仕方を教えていただいて、正しく計算することができました。たくさん数字があって大変だったけれど、とても楽しかったです。

2日目午後

組立式タンクを組み立てる動画を見て実際に現場で組み立てるそうで、覚えるのが大変でした。
組み立てる前に給水用の車に水を入れる作業が本当に力作業で、鉄のふたを開けて水を入れるための蛇口道具でひねったり、大きいホースを運んだりしました。でも給水車に乗る前に安全ベルトを着けたり、給水車に乗る手順があったりの他にも仮設タンクを作る際にパーツの一つ一つが重くて割れやすい素材でできていて、二人じゃないと持てないようなパーツばかりで水道局にも危険な仕事があることを身をもって知ることができました。

3日目

原田処理場に行って下水処理はどのように行っているのかよくわかりました。
まず現場案内で最初沈でん池、反応槽、最終沈でん池に行き、各場所で水質検査を行いました。川に流すきれいな水ができるまで半日から一日かかります。反応槽では微生物が居て、その中で下水を綺麗にする働きをしているのです。微生物にも生きるために必要な空気、水、食べ物があり、微生物が生きるために深い水の下に空気を送る機械が設置されていて、正直微生物は何もなくても生きれると思っていたので人間らしく親近感がわきました。最終沈でん池に行って水質検査を行った際に、最初沈でん池で採水した水との変わりようがすごかったです。そして担当してくださった職員の方々は肉眼で水の汚さや綺麗さが分かるそうです。微生物は増え過ぎたら大変だそうで、かさを減らすため燃やして灰にしています。また、最終沈でん池で採水した水には悪い微生物もいるそうで、そういった微生物を塩素で消毒した後に川に流すことを知りました。反応槽で採水した水を三十分放置すると泥が下の方へ貯められ、改めてここでも微生物はすごいなと知りました。他にも採水は毎日行っているようで、反応槽で取った水で微生物の調子の悪さ、良さが分かるからだそうです。

3日間を通した感想

想像していた上下水道局とはまた別で、新しく知った事や身をもって分かったこと、難しいことやどれだけ上下水道局が陰で頑張っていて重要なのか気付いたこともあったけどやっぱり一番に思ったことは「楽しい」でした。(R)
初日はほかのメンバーが休んでしまい、一人で緊張したけれど、皆さんが優しくしてくださったおかげで、リラックスして取り組めました。局の中だけでなく、外でもたくさんのことを学ばせていただきましたし、とても楽しく、充実した3日間でした。お忙しい中、3日間、本当にありがとうございました。今回学んだこと、今回の経験を活かして、これからも学校生活頑張ります!(Noir.)

担当者より

「聡明」というコトバが似合うふたり。3日間の体験を、文章にまとめる作業や入力も、写真を選んで加工する作業も、見事に同じタイミングで取り組んでくれたので、実はとっても助かっていました!ふたりとも、文章入力がとっても早くて、ブラインドタッチもお手のもの。聞くところによれば、授業で使うタブレットのキーボード操作で慣れているとのこと。このページの編集時、「CTRLキーの魔法」キーボードショートカットを指導するのですが、教えるまでもなく、マスターして使いこなしているのは流石!手際よい操作でページが完成していく様子を見守りながら、出来栄えに感動し拍手で相棒を称えている姿を見て、本当に3日間の職場体験を楽しんでくれた様子にこちらも嬉しくなりました。この経験が、ミライの進路に活かされますように願っています。(A)

市立第十五中学校 生徒(2年生)の体験記

令和6年(2024年)10月30日(水曜日)から11月1日(金曜日)まで

1日目

1日目は午前にオリエンテーション、午後に水道建設課の工事現場での仕事をしました。
オリエンテーションでは、ビデオ視聴やろ過の実験をさせて頂きました。ビデオ視聴では水道の歴史や、浄水と下水の水について学びました。
ろ過の実験では手軽にできる簡単な方法で実験させていただいたため、とてもわかりやすく、とても印象に残る実験でした。
午後の工事現場での仕事は、実際に断水をさせてもらって水のにごりがなくなるのを確認して、また水が流れるように戻すということをしました。バルブはとても固く回すのが大変でした。
1日目から大変でしたけど、とてもいいスタートを切れました。

2日目午前

2日目の午前は、下水の点検・採水と下水の水質検査を体験させていただきました。
下水処理場に行き、水質検査をするために、下水の採取を体験させていただきました。
下水をくみましたが、想像以上に重かったです。
さらにその下水をボトルに入れましたが、こぼしそうになり、とても難しかったです。
下水を採取した後に、水質検査を体験させていただきました。
phという機械に採取した下水を入れて、酸性かアルカリ性か測定する検査を体験させていただきました。
この作業自体はあまり難しいとは思いませんでしたが、毎日行っているときいて驚きました。
けれど、毎日行っていることによって、安全な水を川へ放流しているんだなと思いました。

2日目午後

下水道施設課のポンプ場での雨水ポンプ・自家発電設備点検をさせて頂きました。
ポンプ場での仕事はあまり予想がつかなかったのですが、1つ1つのメーターを確認してチェックするというシンプルなようで大切な仕事でした。
自家発電設備は、集中豪雨などで停電してポンプが動かなくなってしまったときに、自家発電をしてポンプが動くようにする機械で、あらゆるトラブルに備えて考えていることを知って驚きました。

3日目

3日目は水道メーターの検収分解をさせていただきました。
まず、水道検収をさせていただきました。
1つ1つのメーターを2人で分担して確認をしました。
その作業は簡単だと思っていましたが、確認するメーターの数がとても多くて、すごく疲れました。
その後に分解をさせていただきました。
分解は力が必要で難しいと思いました。

3日間の感想

この職場体験を通して、仕事のやりがいや苦労がわかったと思いました
3日間、本当にありがとうございました。(A)
大変で難しいこともたくさんあったけれどどれも印象に残る素晴らしい体験をさせて頂きました。どの体験もとても楽しくて、とても勉強になりました。
ありがとうございました。(T)

担当者より

事前に上下水道局に訪問してくれた時から、とてもハキハキと元気よく受け答えしてくれるコンビでした。最終日にホームページを作る実習をした際には、3日間で体験したことを、指定した時間内に、うまく文章量が平等になるように2人で話し合ってまとめてくれたので、後の作業もサクサクと進められました。パソコンの操作もすぐにマスターしてくれて頼もしかったです。実習時間が少し余り、お願いした雑用も、2人で協力して片づけてくれ大変助かりました!もう一人の体験仲間に会えなくて残念でしたが、もし学校で再会したら、今回の体験の話をしてあげて欲しいな、と思いました。これからも学校生活をエンジョイしてくださいね。(A)

お問合せ

上下水道局 経営部 経営企画課
〒560-0022 豊中市北桜塚4丁目11番18号 豊中市上下水道局3階
電話:06-6858-2921
ファクス:06-6858-4883

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