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令和4年度(2022年度)プロジェクト

ページ番号:444227409

更新日:2024年1月9日

審査結果について

令和4年度(2022年度)は5案件であわせて33件の応募がありました。たくさんのご応募ありがとうございました。
審査の結果、5団体の採択が決定しました。

募集テーマ 採択事業者
デジタルツールで支援の現場を繋ぎ、切れめなく子どもの発達をサポートしたい! 株式会社ラック
NFT(※1)アート!?地域のクリエイターを後押しする仕掛けを作りたい! 株式会社スピード
豊中版ACP(※2)普及啓発ツールを市民とともに開発したい!~『もしも』のために考えてほしい医療やケアのこと~ 株式会社omniheal / おうちの診療所
脱・いつも混んでる窓口!建築の幅広い相談ごとを『事前の整理』でスムーズに 株式会社ラナエクストラクティブ
行政情報をわかりやすくビジュアル化したい!~地域産業の将来像を「カタチ」にするデータの「チカラ」~ NECソリューションイノベータ株式会社


※1 「Non-Fungible Token (ノン-ファンジャブルトークン)」。非代替性トークン。
  「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」のことで、ブロックチェーンの技術を用いて発展。代替不可能で唯一無二のデジタル資産。

※2 「Advance Care Planning (アドバンス・ケア・プランニング)」。
  将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、本人を主体に、そのご家族や近しい人、医療・ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、
  本人による意思決定を支援するプロセス。

実証実験の内容について

令和4年度の実証結果をまとめました。
詳細については、下記のファイルをご確認ください。

(1)デジタルツールで支援の現場を繋ぎ、切れめなく子どもの発達をサポートしたい!(こども相談課×株式会社ラック)

実証実験の概要

市で発行している、「支援手帳」※をデジタル化することにより、子どもの情報を家庭と学校やこども園・保育園(所)等の支援機関、学校やこども園・保育園(所)等の支援機関同士で共有しやすくすることを目的としています。
実証実験では、デジタル支援手帳のプロトタイプ開発を目指します。
各支援機関の職員や、当事者の協力者に使用いただき、ヒアリングやアンケートを通し、機能やUI/UXの評価を実施します。

※ 希望する障害者、障害児の方を対象に、支援が途切れないためのツールとして、乳幼児期~学齢期~成人期までの生涯にわたる成長の過程や支援機関での相談内容、支援内容等を記録するもの

実証実験の結果

  • 学校、こども園、児童発達支援センター、通所施設等の関係機関に、現場の課題を聞き取りし、簡易的なツール試作品を開発しました。
  • 開発した試作品を、再度関係機関に説明動画を見てもらうとともに、実際に触ってもらい、導入意向を確認しました。導入意向は約6割となり、目標としていた30%を達成しました。
  • 今後はさらにツールを改修し、ブラッシュアップしながら、保護者の使用感を確認する実証実験を実施する予定です。

(2)NFTアート!?地域のクリエイターを後押しする仕掛けを作りたい!(魅力文化創造課×株式会社スピード)

実証実験の概要

豊中で活動する新進気鋭のクリエイターと市役所とのつながりがなく、市の魅力発信や文化振興にクリエイターの力を十分に活かすことができていません。
NFTアートをきっかけに、クリエイターの発掘やクリエイター同士の交流を促進することにより、市の魅力向上に繋げていきます。
実証実験では、「NFTアート」をキーワードに、様々な取り組みを実施し、効果を検証します。

  1. クリエイター同士が交流できる、ポータルサイトの設置
  2. クリエイターを対象とした、NFTアート研修の開催
  3. 市民がNFTアートを体験できるイベントの開催

ポータルサイトの開設

クリエイターがNFTアートの魅力を存分に表現・発信いただくとともに、交流できる場として、Toyonaka Art Connectionを開設しました。
NFTアートの世界を知ってみたい方、触れてみたい方、共に体験しましょう!
NFT作品応募については、下記の画像をクリックしてご応募ください。

イベント情報(終了しました)

作品展示
[ 日時 ]
11月22日(火曜)~11月27日(日曜)
[ 場所 ]
豊中市役所(土曜・日曜・祝日 休館)
豊中市立文化芸術センター 2階 回廊(月曜 休館)
イベント
[ 日時 ]
11月23日(水曜・祝) 11時15分~16時
[ 場所 ]
豊中市立文化芸術センター
(1) OPトーク「テーマ 豊中・クリエイター・NFT」
11時15分~11時30分 場所:1階 ORION COFFEE
マチカネ君も登場!イベント参加者が集まるオープニングです。
(2)トークイベント「テーマ NFTアートの現状と未来」
11時40分~12時30分 場所:1階 ORION COFFEE
登壇者 窪田望 × かねりん × 関口メンディーー
(3)NFT説明講座「はじめてのNFT」
13時~14時 場所:2階 ミーティングルーム
NFTとは何かを学ぶ、NFT初心者向けの講座です。
(4)イラスト制作体験ワークショップ
13時~16時 場所:2階 ミーティングルーム
紙とペンでイラストを描きましょう。希望者はNFT化を行います。
(5)作品展示
11時15分~16時 場所:2階 回廊
NFT作品の展示を行います。
主催:豊中市 × 株式会社スピード
協力:Media DAO かねりんラボ webZ guild
※ 登壇者など、変更になる場合がございます。

実証実験の結果

  • 上記イベントに関して、アンケートを作成し満足度や、今後の関わり方を確認しました。イベント来場者の満足度は、目標70%のところ9割超、またイベント参加クリエイターの満足度は、目標70%のところ9割となりました。さらに、今後も市に関わって活動したいクリエイターについては、目標70%のところ100%となりました。
  • 目的であった、新たなアーティストの発掘やクリエイター同士の繋がりが構築できました。
  • 今後もNFTを活用した、市の魅力発信やクリエイターの交流の場を作っていきます。

(3)豊中版ACP普及啓発ツールを市民とともに開発したい!~『もしも』のために考えてほしい医療やケアのこと~(健康政策課×株式会社omniheal / おうちの診療所)

実証実験の概要

昨今、人生最終段階に受けたい医療やケア、受けたくない医療やケアについて、気軽に身近な人たちと話し合える環境にある人が少ないです。
豊中市でも課題となっており、特に医療・ケアはまだまだ先のことと考えている、40~60代にはコネクションがなく有効なアプローチが見い出せていません。
実証実験では、40~60代のターゲット層に有効なACPの普及啓発ツールとして、既存ゲームなどを参考に、ボードゲームのプロトタイプ開発を目指します。
体験会を複数回開催し、マス目の内容やゲームの進行方法などを修正し、人生会議の日を前に、ゲームのお披露目会を行う予定です。

イベント情報(終了しました)

「人生会議の日」イベント
[ 日時 ]
  11月27日(日曜) 13時00分~15時00分
[ 場所 ]
  豊中市立千里保健センター(千里文化センターコラボ 2階)
[内容]
第1部
■ミニ講演会ライフプランニングのこと
   講師:司法書士 福村雄一先生 (司法書士法人山西福村事務所)
■ ゲーム体験会
   実証実験で開発したACPゲームの体験
第2部
 ■トーク「ACPゲームの話」
 石井洋介先生 (ゲーム開発者(株)omniheal/おうちの診療所 代表取締役)
   松岡太郎所長(豊中市保健所)
※場合により演者追加あり

参加にあたっての申込み方法は下記ページをご参照ください。

実証実験の結果

  • 市職員向け体験会、市民お披露目会を経て、ボードゲーム型の普及啓発ツールを開発しました。
  • イベント参加者のアンケート項目で、「自分の終末期を想像できたか」「ゲームを身近な方に勧めたいか」などのツールに対する愛着度について、目標の6割を超え8割となり、ACPの普及に一定有効な傾向がみられる結果となりました。
  • 今後についても、ツールを活用したイベント等で、ACPの普及啓発を行っていきます。 また、ツールは誰にでも使っていただけるよう、今後インターネット上で公開する予定です。

(4)脱・いつも混んでる窓口!建築の幅広い相談ごとを『事前の整理』でスムーズに(建築審査課×株式会社ラナエクストラクティブ)

実証実験の概要

豊中市では、建築にまつわる相談ごとや申請の受付を、建築審査課の窓口と電話の両方で対応しています。
「建築にまつわる」といっても、内容は多岐に渡り、さらに専門知識が必要なことも多いため、いつも込み合うことが多いです。
実証実験では、現状の窓口対応を利用者視点から分析し、本質の課題を抽出したうえで、効果的なアプローチ方法を見出し検証を行います。
窓口のサービス改善・効率化につながる、システムやサービスの仕組みを作っていきます。

実証実験の結果

  • 実証実験開始時点では、窓口混雑の原因が断定できず、様々な要因が絡み合っている可能性が考えられました。それぞれの可能性についての検証を行うために、解決アプローチの選択肢を検討し、数回に分けて検証を行いました。
  • 実際の窓口での観察・フィールドワークを通して、注力する課題を『問い合わせが曖昧になっている』と『待ち時間が可視化されていない』に絞り込みました。2つの課題を解決するために、コンシェルジュの設置や、タッチパネル型端末の設置、事前予約システム、整理券の発行等で試行しました。
  • これまでの結果を踏まえ、ユーザーの用件を受付端末でヒアリングし、窓口の振り分けと整理番号の発行を自動で行うシステムを実装しました。音声やモニターで、待合の状況一覧を確認できるような仕様を取り入れた結果、執務環境に改善が見られました。
  • 実証実験の結果として、窓口業務の曖昧さを軽減し、取り次ぎのみで窓口に立つケースも抑制されました。来庁者も、受付プロセスの明確化と、来庁者用モニターで呼び出し済番号と待合中番号のリストを常時表示することによって、待ち時間の曖昧さ・不安感を抑制できました。
  • さらに、予約のシミュレーション実施により、今後、窓口の予約制を導入することにより、さらなる窓口業務の改善が見込まれる可能性が示唆されました。

(5)行政情報をわかりやすくビジュアル化したい!~地域産業の将来像を「カタチ」にするデータの「チカラ」~(産業振興課×NECソリューションイノベータ株式会社)

実証実験の概要

豊中市は大阪府内で4番目の事業者数を誇る、産業のまちでもあります。
市では平成20年から現在に至るまで取り組んでいる、企業立地施策の効果検証と支援制度の拡充を、市政データの活用によって検証しようと考えています。
実証実験では、本施策の効果を測るために、関連する市政データである、税データや市民意識調査等をオープン化・ビジュアル化し、有効な分析の切り口の仮説を立てて分析することで、より効果的な立証を行うことで施策立案することを目指します。

実証実験の結果

  • 市役所内のデータを用い、3つの『市民意識調査』『固定資産税』『経済センサス※』について可視化しました。
  • さらに、企業立地促進制度により、産業誘導地区の固定資産税増収効果を定量的に算出するとともに、重工分離/産業集約の状況を固定資産税データから分析し効果を確認しました。
  • 成果と課題を得られたため、今後も他の産業振興施策についても、ツールを用い効果検証の実施を検討していきます。市役所内でのデータ活用・連携の事例となりました。

※ 経済センサスとは、事業所及び企業の経済活動の状態を明らかにし、我が国における包括的な産業構造を明らかにするとともに、
  事業所・企業を対象とする各種統計調査の実施のための母集団情報を整備することを目的とした調査のことです


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お問合せ

都市経営部 経営戦略課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎3階
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ファクス:06-6858-4111

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