消防団員の処遇について
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更新日:2025年6月4日
消防団活動は、相応の負担と危険を伴うため、以下のような処遇制度があります。
また、消防団活動に必要な知識、技術を習得するための消防学校教育や各種講習・研修に参加する機会があります。
消防団の処遇
報酬
消防団活動に対し、
階級別に年額69,000円~139,200円の団員報酬と
研修・訓練・災害活動1回ごとに3,500円の出動報酬が支給されます。
退職報償金
在団5年以上の方が退団した場合に、勤続年数や経験階級に応じて
200,000円~1,079,000円が支払われます。
退職報償
在団15年以上の方が退団した場合に、多年の苦労に報いるため賞状と記念品が贈られます。
表彰
功労に応じて、消防庁長官表彰、大阪府知事表彰、消防協会表彰などがあります。
特に功績が認められる場合には、褒章・叙位・叙勲が授与される場合もあります。
公務災害補償
公務でけがをした場合などは、治療費や休業補償、介護保障など様々な補償があります。
共済保険への加入
豊中市ではすべての団員が共済保険に加入しています。公務災害のみでなく、日常的な病気・けが、万が一の場合にも補償があります。
準中型自動車運転免許資格取得助成
消防団が使用する消防車が運転できる「準中型自動車一種免許」の取得について、一定の条件を満たした団員に対し、取得費用を全額助成します。
消防団員の優遇措置
No. | 資格 | 要件 |
---|---|---|
1 |
危険物取扱者(丙種) |
消防団員として5年以上の勤務し、かつ、消防学校教育訓練の基礎教育又は専科教育警防科を修了したもの |
2 | 消防設備士(乙種第5類・第6類) |
消防団員として5年以上の勤務し、かつ、消防学校教育訓練の基礎教育又は専科教育機関科を修了したもの |
3 | 防火管理者 |
消防団員として3年以上管理・監督的な職にあったもの(班長以上) |
4 | 自衛消防業務講習修了 |
消防団員として3年以上管理・監督的な職にあったもの(班長以上) |
5 |
防火対象物点検資格者講習の受講資格 | 消防団員として8年以上勤務したもの |
6 | 防災士(試験すべて免除) |
分団長以上の階級にある(あった)もの |
一定の要件を満たし、団長の証明を受けることで、消防団員が資格を取得する際に、上記の資格において試験一部免除などの優遇が受けられます。
