クリーンランドについて
ページ番号:616802244
更新日:2021年6月29日
クリーンランドについて
クリーンランド(正式名称:豊中市伊丹市クリーンランド)は、豊中市と伊丹市の両市域において排出された家庭系のごみや事業系の一般廃棄物(事業系ごみのうち、産業廃棄物を除くもの)を受け入れ、焼却・破砕・選別などの中間処理を行う清掃工場(一部事務組合)です。
クリーンランドでは、豊中市および伊丹市の収集部局により収集されたごみを日々受け入れるとともに、市内の事業者・市民から持ち込まれるごみも一部受け入れています(事前予約制)。
ごみ焼却施設では3基の焼却炉で可燃ごみを焼却処理しています。その過程で排出される焼却灰はフェニックス(大阪湾広域臨海環境整備センター)に搬出され、埋立処理がなされます。
リサイクルプラザ(愛称:豊中伊丹スリーR・センター)では、不燃ごみや粗大ごみを機械により破砕・選別し、そこで出た鉄類・アルミ類を再資源化施設に送っています。また、資源ごみ(ペットボトル、ビン類、缶類など)は、人の手によって不純物などの選別を行った後に再資源化施設に送られます。
各施設の詳細については、各施設概要のページをご覧ください。
一部事務組合とは
一部事務組合とは、地方自治法に規定される特別地方公共団体であり、地方公共団体の一つです。
複数の普通地方公共団体(都道府県や市町村、クリーンランドにとっては豊中市と伊丹市)が、その事務の一部(クリーンランドにおいては一般廃棄物の中間処理)を共同処理するために設けられるものです。
産業廃棄物と一般廃棄物
産業廃棄物と一般廃棄物については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律において定められています。産業廃棄物は「事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類その他政令で定める廃棄物」や「輸入された廃棄物並びに本邦に入国する者が携帯する廃棄物」と定められています。これに対して、一般廃棄物は「産業廃棄物以外の廃棄物」と定められています。
そのため、家庭や事業所から出るごみは、事業所の事業活動によって発生する産業廃棄物、事業活動によって発生した産業廃棄物以外の事業系一般廃棄物、家庭から発生する一般廃棄物の三つに大きく分けられます。このうち、クリーンランドで処理しているのは事業系一般廃棄物と一般廃棄物です。
クリーンランドの沿革
年月 | 事項 |
---|---|
昭和36年3月 | ごみ焼却施設の建設と運営を目的とし、豊中市伊丹市ごみ焼却場組合として発足 |
昭和37年6月 | 組合名称を「豊中市伊丹市清掃施設組合」に変更 |
昭和37年12月 | ごみ焼却場竣工 |
昭和39年5月 | し尿処理場竣工 |
昭和50年4月 | ごみ焼却施設竣工 |
平成3年7月 | し尿処理施設廃止 |
平成4年9月 | 粗大ごみ処理施設竣工 |
平成5年4月 | 組合名称を「豊中市伊丹市クリーンランド」に変更 |
平成10年2月 | 余熱利用施設クリーンスポーツランド開館 |
平成24年3月 | 粗大ごみ処理施設廃止、リサイクルプラザ(豊中伊丹スリーR・センター)竣工 |
平成25年4月 | 余熱利用施設クリーンスポーツランド休館 |
平成28年3月 | 新ごみ焼却施設竣工 |
余熱利用施設クリーンスポーツランド閉館 |
|
平成30年3月 | 旧ごみ焼却施設解体工事完了 |
平成30年8月 | 余熱利用施設クリーンスポーツランド解体工事完了 |
令和2年3月 | 跡地ひろば整備工事竣工 |