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食中毒に関する情報

ページ番号:776808008

更新日:2024年2月5日

ご注意ください!食中毒が多発しています。

食中毒について

食中毒の予防には、「菌をつけない」、「菌を増やさない」、「菌をやっつける」の3原則が大切です。
食中毒には様々な原因がありますので、以下を参考に食中毒を予防しましょう。

ノロウイルスによる感染性胃腸炎にご注意を!

11月から2月にかけてノロウイルスによる感染性胃腸炎が多発します。
食品を取り扱う人が感染すると、食品を介して食中毒の原因になることがありますので十分注意が必要です。
食品を取り扱う人は、しっかり手洗いを行い、食品は十分加熱して食中毒の予防に努めましょう。

ふぐによる食中毒が発生しています

ふぐによる食中毒は毎年発生しており、その多くは自分で釣ったふぐや譲り受けたふぐを自ら調理して食べることで起こっています。
ふぐ毒の主成分であるテトロドトキシンは熱に強いため、通常の加熱調理では毒性はなくなりません。
毒性の強さは青酸カリの1,000倍以上とも言われ、摂取後、最悪の場合死に至ることがあります。。
ふぐを安全に食べるには、専門的な知識と技術が必要です。素人による調理は非常に危険ですので絶対にやめましょう。

毒キノコに要注意!

毎年、秋になると毒キノコによる食中毒が発生しています。食用キノコと外見のよく似た毒キノコを誤って食べてしまうことが原因です。
外見で毒キノコを見分けることは困難です。安易に採って食べたり、人にあげたりしないでください。万が一、野生のキノコを食べて体調に異変を感じたら、直ちに病院を受診してください。

アニサキスによる食中毒に注意しましょう

サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類にはアニサキスが寄生していることがあります。
近年、アニサキスが寄生している生鮮魚介類を予防対策なく食べることによる食中毒が増加しており(近年の食中毒発生件数の第1位)、豊中市内でも食中毒が発生しています。
予防のためには新鮮な魚を選んで購入しましょう。また、アニサキスは目に見えるので、目視でも確認し取り除きましょう。冷凍・加熱処理も有効です。
食酢や塩漬け、醤油やわさびをつけてもアニサキスは死なないので注意しましょう。

有毒植物に要注意!

令和4年4月、スイセンをニラと誤認して喫食したことにより、多くの患者が発生する食中毒がありました。
スイセン以外にも例年、特に春先から初夏にかけて、イヌサフランやトリカブト等の有毒植物を誤って食べたことによる食中毒が発生しています。
野外活動や散策の際、食用と確実に判断できない場合は、絶対に、「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」ようにしましょう!

作り置きした食品による食中毒にご注意ください

カレー、シチュー、煮物など、大量に加熱調理された後、室温で放置された食品によるウエルシュ菌食中毒が発生しています。この菌は、熱に強い「芽胞(がほう)」と呼ばれる形態をとり、100℃の加熱でも死滅しません。加熱調理した食品は、菌が増えやすい40~50℃を長く保たないように、速やかに食べ切ってしまうか、小分けして冷蔵するなど早く冷やす工夫をしましょう。また、食べる前にはかき混ぜながら十分加熱しましょう。

魚の常温放置は危険です

ヒスチジンを多く含むアジ、サバなどの赤身魚及びその加工品を原因食品とする、ヒスタミン食中毒が発生しています。ヒスタミンは、食品中に含まれるヒスチジンにヒスタミン産生菌が作用して、生成されます。ヒスタミンは熱に安定で、調理時の加熱等では分解されません。そのため、ヒスタミン食中毒を起こさないためには、原材料から喫食まで一貫した低温管理が必要です。
魚を購入した際は、常温に放置せず、速やかに冷蔵庫で保管するようにしましょう。また、凍っている魚の解凍は電子レンジや冷蔵庫内で行いましょう。

肉の生食・加熱不足による食中毒にご注意ください

近年増えているカンピロバクターや腸管出血性大腸菌による食中毒は、鶏肉の刺身などの生肉を食べたり、加熱不十分な肉料理を食べたりすることによって発生しています。また、手指やまな板を通して食中毒菌が付着した野菜などを生で食べて食中毒が発生するケースもあります。
お肉は、中心までよく加熱してから食べるようにしましょう。また、お肉を取り扱った後は十分に手を洗うとともに、使用した調理器具などは消毒・殺菌を徹底しましょう。

ジャガイモによる食中毒を予防しましょう

ジャガイモには、炭水化物やビタミンなどの栄養素が多く含まれるほか、微量の天然毒素が含まれています。毒素が増えると、嘔吐や腹痛を起こすことがあるので、ジャガイモの栽培から収穫まできちんと取扱うように気を付けましょう。ジャガイモは収穫・購入後、新鮮なうちに食べ、保存する場合は冷暗所に置き、芽の出やすい環境(高温、明所)に放置しないようにしましょう。掘り出した新鮮なジャガイモでも、未熟で小さいもの、地中の浅い所にあったものは注意が必要です。

露店による食中毒の防止について

露店で販売された「冷やしキュウリ」や「イカ焼き」などの食品による食中毒が発生しています。市内で露店による食品の提供を行う場合は、食中毒防止に万全を期すようお願いします。

有毒魚ソウシハギは食べないでください

 ソウシハギはカワハギの仲間で、日本では主に外海の温かい海に生息しています。ところが、近年、瀬戸内海でも発見例が増えているようで、夏季の水温が例年に比べて高い年には、暖海性のソウシハギが外海から入って来やすい状況にあると考えられます。
 ソウシハギは消化管や肝臓などの内臓にパリトキシンという毒を蓄積していることがあります。パリトキシンは猛毒で、筋肉痛、呼吸困難、けいれんなどの症状を引き起こし、最悪の場合には死に至ります。
 魚売り場ではほとんど見ることはありませんが、今後このソウシハギを釣ったり、見かけたりしたときは絶対に食べたりしないでください。

ソウシハギの写真を見ることができます。

家庭での食中毒に気を付けましょう

食中毒というとレストランや居酒屋などの飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生していますし、発生する危険はたくさん潜んでいます。
また、症状が出ても風邪や寝冷えなどが原因と思われがちで、食中毒とは気づかれず重症化したり死亡することもあります。
大事な家族を食中毒から守るために、食中毒予防の3原則「つけない、増やさない、やっつける」を詳しく6つのポイントに分けました。
みなさんのご家庭で守れているかチェックしてみましょう!

豊中市内の食中毒発生状況

令和5年豊中市食中毒発生状況

発生件数:1件 患者数:4名

No. 発生年月日 患者数 原因食品 病因物質 原因施設
1 令和5年9月13日 4 9月10日に当該施設で提供された食事 カンピロバクター・ジェジュニ 飲食店

令和6年豊中市食中毒発生状況

発生件数:1件 患者数:3名(令和6年2月1日現在)

No. 発生年月日 患者数 原因食品 病因物質 原因施設

1

令和6年1月11日 3 1月8日に当該施設で提供された食事 カンピロバクター・ジェジュニ 飲食店

【参考】
令和 4年食中毒発生状況  発生件数 2件
令和 3年食中毒発生状況  発生件数 2件
令和 2年食中毒発生状況  発生件数 1件
平成31年食中毒発生状況 発生件数 1件
平成30年食中毒発生状況 発生件数 3件
平成29年食中毒発生状況 発生件数 0件
平成28年食中毒発生状況 発生件数 1件
平成27年食中毒発生状況 発生件数 4件
平成26年食中毒発生状況 発生件数 4件

大阪府全域での食中毒発生状況(外部リンク)

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お問合せ

豊中市保健所 健康危機対策課 食品衛生係
〒561-0881
豊中市中桜塚4丁目11番1号 豊中市保健所
電話:06-6152-7320
ファクス:06-6152-7328

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