医療連携:脳卒中地域連携パス
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更新日:2023年2月20日
脳卒中を発症すると病状の程度により後遺症が残るなど、治療・療養を余儀なくされる場合があります。退院後のリハビリテーションや、再発予防のための通院治療の継続など、診療に関わる病院などが連携し切れ目のない診療体制が必要です。
平成20年7月より豊能医療圏※脳卒中地域連携パスを導入し、地域の医療連携を図っています。
※豊能医療圏:豊中市・池田市・吹田市・箕面市・豊能町・能勢町
豊能医療圏 脳卒中地域連携パス
脳卒中患者はまず急性期病院に搬送されます。そこで診断、治療、合併症の予防・治療、急性期リハビリテーションを受けます。その後回復期リハビリテーション病院へ転院するか自宅へ退院となります。回復期リハビリテーション病院では、回復期リハビリテーションを行い、自宅退院への調整、再発予防治療の継続、ADL(必要な生活機能)の定期的なチェックを行います。その後老人保健施設などへ移動するか自宅へ退院となります。老人保健施設などでは、自宅退院への調整、再発予防治療の継続を行います。その後自宅へ退院となります。急性期病院や回復期リハビリテーション病院や老人保健施設などから自宅へ退院した後は、かかりつけ医にてリスクコントロール、再発予防治療の継続、生活指導、健診を行います。必要に応じてケアマネージャーや保健所・薬剤師、介護施設などとも連携します。医療連携では、急性期病院での定期的な画像検査、脳卒中専門医による診察、再発に対する対応を行います。