がん診療(連携)拠点病院とは
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更新日:2023年8月31日
地域がん診療連携拠点病院とは
がん診療の均てん化(地域間の診療レベルの格差を無くし質の高いがん医療を提供)のために、地域におけるがん診療連携を推進するために中核となる病院です。厚生労働省が、都道府県からの推薦を受け、整備指針に基づき指定します。豊能医療圏(豊中市・池田市・箕面市・吹田市・豊能町・能勢町)では、大阪大学医学部附属病院と市立豊中病院の2施設に指定されています。また、大阪府指定の「がん診療拠点病院」として、市立池田病院・箕面市立病院・市立吹田市民病院・大阪府済生会吹田病院・大阪府済生会千里病院・大阪刀根山医療センター(肺がん指定)の6施設に指定されています。
我が国に多いがん(大腸がん、肺がん、胃がん、乳がん、前立腺がん及び肝・胆・膵のがん)の診療等に関して、地域のがん医療の核となる病院を日常の生活圏域レベル(2次医療圏)に1箇所程度の「がん診療連携拠点病院」を整備することを目標としており、厚生労働省が指定する「地域がん診療連携拠点病院」となります。指定を受けた病院においては、がん診療状況等を公開し、がん医療水準の向上に努めることとなっています。
これらのがん診療(連携)拠点病院(準じる病院も含む)は相互に連携して、がん治療水準の向上に努めるとともに、緩和ケアの充実、在宅医療の支援、がん患者・家族等に対する相談支援、がんに関する各種情報の収集・提供等の機能を備え、地域におけるがん医療の充実に努めています。