緩和ケア研修会
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更新日:2024年8月30日
緩和ケア研修会
豊能二次医療圏 緩和ケア研修会の実施について
がん対策基本法が施行され、その重点課題の1つとして「緩和ケアの普及」を図るため、がん診療連携拠点病院を中心とした各二次医療圏の医師などに対する緩和ケアに関する研修会を実施することになっております。
この度、下記の日程にて豊能二次医療圏における緩和ケア研修会を市立豊中病院が開催することとなりました。本研修会は、緩和ケアにおける知識や技術のみならず、コミュニケーションスキルや地域連携など多岐にわたる研修内容で、厚生労働省健康局長通知「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針について」(平成29年12月1日付け健発1201第2号)に準拠するものです。
ぜひ、豊能二次医療圏における緩和ケアの推進にご協力いただきたく、下記のとおり募集いたします。広くがん治療医を中心としたがん診療に携わる医療従事者が参加できるよう、ご協力をよろしくお願い申しあげます。
主催 | 市立豊中病院 |
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日時 | 令和6年(2024年)12月1日(日曜) 9時15分~17時05分(8時55分より受付開始) →緩和ケア研修会タイムスケジュール(PDF:159KB) |
会場 | 市立豊中病院 管理棟5階講堂 所在地:豊中市柴原町4丁目14番1号 |
募集人数 | 36名 |
費用 | 研修受講料は無料。(会場までの交通費や昼食代等は自己負担とさせていただきます。) |
参加者等の事項
参加対象者について
がん等の診療に携わる医師・歯科医師・薬剤師・看護師等
※ただし、所定のe-learningを事前に修了した方に限る。
プログラムの出席について
1日間のプログラムすべて履修することを参加の必須条件とするため、入院受け持ち患者の対応等の院内調整に十分留意してください。途中退席者には修了証書が交付出来ませんので、ご了承ください。
受講修了証書について
すべてのプログラムを履修した参加者については、厚生労働省健康局長通知「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針について」(平成29年12月1日付け健発1201第2号)に基づく厚生労働省健康・生活衛生局長名の修了証書を交付いたします。
注意事項
本研修会は、地域の医師・医療者を対象とした緩和ケア研修会であり、本研修会の受講により、厚生労働省健康局長通知「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針について」(平成29年12月1日付け健発1201第2号)にある、研修会企画責任者の要件を満たすものではありません。
申込み方法
- この緩和ケア研修会の受講には、e-learningの受講修了が必須です。
※がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会e-learningのホームページ(外部サイト)にて、受講ができます。
- 豊中市電子申込システムにてお申込みのうえ、e-learning修了証書を申込み受付期限までにFAXまたはe-mailにてがん相談支援センターまでご提出ください。
申込はこちら→豊中市電子申込システム
申込み受付期限
令和6年(2024年)10月31日(木曜)17時まで
申込者が定員を超えた場合は、選考とさせていただきます。
受講可否については、令和6年(2024年)11月8日(金曜)までに、申込時にご入力いただいたメールアドレスにご連絡いたします。
申込・問合せ先
市立豊中病院 がん相談支援センター
秋本、宮本(益)
TEL:06-6843-0101(内線3126)
FAX:06-6858-3513
e-mail:gan-shien@chp.toyonaka.osaka.jp
緩和ケア研修会修了者について
緩和ケアの適切な提供にあたり、医療従事者は、基本的な知識を習得するため厚生労働省の緩和ケア研修会標準プログラムに基づき「緩和ケア研修会」を受講しております。
当院の医療従事者のうち、緩和ケア研修会修了者は、名札に「(緩和ケア研修修了)」と表示しています。(掲載することに同意が無い修了者は除く。)
緩和ケア
緩和ケアとは
緩和ケアとは、身体症状の緩和だけでなく、心のケア等を同時に行い、患者さんとそのご家族の生活の質を改善するための取り組みです。
WHO(世界保健機関)の定義によると、「緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を改善するアプローチである。」とされています。
緩和ケアを受ける時期について
緩和ケアは、がんの終末期に受けるものである、という誤解をされることがよくありますが、緩和ケアは、終末期だけでなく、がんと診断された時などの、治療の早期から受けられる医療です!
早期から緩和ケアを受けることで苦痛を和らげ、病気にしっかりと向き合えるようになります。また、痛みを取り除き体力の消耗を防ぐことで、治療を受けるための体制も整います。
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