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豆知識【泌尿器科】:男性のアンチエージングにはテストステロンが大切!

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更新日:2023年2月6日

アンチエージングという言葉を聞いて知らない人はほとんどいないと思いますが、その主役は女性のように思われがちです。
一方、男性の平均寿命は女性より約7年短く、その差はここ数年ずっと同じで、男性の肥満化は最近では女性よりすすんでいるといわれます。そろそろ男性も女性に負けずに抗加齢(アンチエージング)を真剣に考えてみてもよいのではないでしょうか?

では男性のアンチエージングに最も重要なものは何でしょうか?テストステロン(男性ホルモン)はその一つに間違いないと思います。
泌尿器科領域でも加齢男性性腺機能低下(Late Onset Hypogonadism: LOH)症候群に注目が集まっており、この男性ホルモンの低下がこの症候群の原因であるとされます。男性ホルモンは年齢とともに低下していきますが、女性のように閉経後の急激な性ホルモンの変化ではないため、いらいら、憂鬱、不眠、ひどい発汗、筋力低下、性欲低下などの症状があってもそれは加齢による生理的現象ととらえられることが多かったようです。また低テストステロンは脂質異常や高血圧などメタボリックシンドロームとも関係しているといわれています。

ではテストステロンを上げるにはどうすればいいか!テストステロンは社会で自己アピールができたり、競争に勝ったりすると増加する、いわゆる社会ホルモンといわれます。このため趣味を楽しむこと、仲間との遊びの時間、生活習慣が大切です。運動も高強度ではなく(むしろテストステロンを下げてしまう)、低強度の運動を続けるのがよいでしょう。食事では山芋、人参、タマネギなどがテストステロンを増加させるといわれます。食事、運動、生活習慣の見直しを行いそれでも改善しない場合は泌尿器科を受診するのがよいでしょう。

最近の働き盛りの40-50歳男性の唾液中のテストステロンが60歳以上の人のそれより低いという報告があります。またテストステロンの低い男性は高い人に比べて、40%以上死亡率が高くなるという報告もあります。男性の皆さん、テストステロンを増やして、元気に長生きしましょう。

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