がん薬物療法センター
ページ番号:434555074
更新日:2025年2月20日
当院では、厚生労働省より「地域がん診療連携拠点病院」として認定を受け、さまざまな取り組みをしています。そのひとつとしてがん薬物療法センターを設置しています。
がん薬物療法センターのご紹介
がん薬物療法センターは、各診療科医師、専任看護師、専任薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、MSW(メディカルソーシャルワーカー)などで構成されています。(がん薬物療法専門医、がん化学療法看護認定看護師、がん薬物療法認定薬剤師、がん専門薬剤師、がん病態栄養専門管理栄養士の資格を有するものを含む。)
少しでも治療中の副作用やそれにともなう苦痛をやわらげることができるように、また、安全に治療を受けていただけるよう、治療前に看護師が、患者さんの現在の状態や、苦痛の程度、心配事などについてお伺いし、その内容は、医師や、必要時はその他の職種とも情報を共有し、医療チームとして、患者さん・ご家族の皆様のサポートをさせていただいています。
また、定期的に委員会を開催し、がん薬物療法センターの運用を検討し、改善に努めています。
目的
平成15年(2003年)4月からがん薬物療法センターを開設し、抗がん剤治療(がん薬物療法)を行なっています。抗がん剤治療はこれまで、使用方法や副作用の管理が難しいため入院で治療をすることが一般的でしたが、現在、外来で通院しながら抗がん剤治療をすることに移行してきています。
当院のがん薬物療法センターには専任の看護師・医師・薬剤師が、個々に患者さんの治療内容とスケジュールを管理し、安全かつ円滑に抗がん剤治療が実施され、あわせて治療を受けられる方とその家族の方へのサポートを行い、医療の質の向上を図ることを目的としています。
がん薬物療法について
がんの治療法は、内服薬、点滴注射、手術、放射線などを組み合わせ、がんの種類や進行度、全身状態などによって、もっとも安全で効果的なものが選択されます。がん薬物療法センターでは点滴注射を実施しています。
実施時間・実施期間・休薬期間などは、がんの種類や目的、患者さんの全身状態によって違います。また、副作用が起こる時期は治療内容や患者さん個々により違ってきますので、当センターでは、治療前に看護師がスケジュール、副作用について詳しく説明を行っております。
外来担当表(がん薬物療法センター)
