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豆知識:お薬手帳はあなたの『お守り』です

ページ番号:765602652

更新日:2014年8月22日

お薬手帳がどんなものだかご存知でしょうか?
(そんなん知ってるわ…という声が聞こえてきそうなくらい、存在の認知度は上がっていると思います)
皆さん、調剤薬局に行かれたことのある方なら一度は窓口で、「お薬手帳はお持ちでしょうか?」と薬局の薬剤師さんから聞かれたことがあると思います。

では、このお薬手帳って、どんなことを書くようになっているでしょうか?
まず、受診記録を書く欄があります。ここは、主に患者さんご自身で記録していくところです。そして、その名の通りお薬の名前や飲む量・回数といった内容を書く欄があり、ここに医療機関や調剤薬局で記入したり、ここに貼ることができるようなシールを渡されて患者さんご自身でこのシールを貼っていただくようになっています。他に患者さんご自身の大切な情報として、お名前や生年月日、連絡先などやアレルギー歴・副作用歴の有無(ある場合はその内容)などの記録を残せるようになっています。

では、このような記録が残ることでどんな“よいこと”があるでしょうか?
医師・歯科医師や薬剤師がこの手帳を見るだけで、どのようなお薬をどれ位の期間使われているかが判ります。また、他の医療機関や調剤薬局で医師・歯科医師や薬剤師にこの手帳を見せることで、同じお薬が重なっていないかや飲み合わせなどについての確認ができます。
そして、特にお薬手帳が効力を発揮したのが、東日本大震災の被災地でした。
東日本大震災では、多くの方が長い間の避難所生活から体調を崩されたり、手持ちのお薬がなくなってしまったりされました。しかし、かかりつけの医療機関がなくなっていたり、或いはカルテが流されてしまったりして大切な情報が失われました。そんな時、医師は患者さんが持っておられたお薬手帳の情報から、使ってはいけないお薬を避けながら、できるだけ患者さんの状態にあったお薬を選んで、処方することができたそうです。
東南海・南海地震の危険性について議論されている今、お薬手帳を『お守り』として、普段持ち歩くカバンに入れておかれてはいかがでしょうか?

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