一般・救急外科
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更新日:2023年2月20日
お知らせ
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特色
外科的救急症例全般、鼠径ヘルニアなどの一般外科症例、専門領域を特定できない外科的症例などの診療を行います。
一般外科
ヘルニア
「ヘルニア」とは体の臓器が本来あるべき場所から逸脱した状態を指します。腹部・
鼠径 ヘルニア
鼠径ヘルニアとは
「
診断
腹部CT検査や腹部エコーなどを行うこともあります。
治療方法
腹腔鏡下に腹腔内からメッシュを挿入する方法と、鼠径部の皮膚を切開して体表側から膨隆部にメッシュを挿入する方法があります。
腹壁瘢痕ヘルニア
腹壁瘢痕ヘルニアとは
臍や、過去の腹部手術瘢痕部など腹壁の比較的脆弱な部分で起こるヘルニアを腹壁瘢痕ヘルニアと呼びます。
診断
腹部CT検査を行うこともあります。
治療方法
腹腔鏡下に腹腔内からメッシュを挿入する方法と、ヘルニアを発症している場所の直上の皮膚を切開して体表側から膨隆部にメッシュを挿入する方法があります。
術後経過
上記のヘルニア手術の際には、当院では日帰り手術は行っていません。手術前日にご入院いただきます。手術翌日から離床していただき、お食事をとったり歩いたりしていただきます。 術後入院期間はおよそ2・3日程度です。
救急外科
当院では、救急外来にて24時間体制で患者さんの診察を行っており、様々な腹部救急疾患の緊急手術を24時間体制で行っております。併存疾患をお持ちでも、院内各科と連携し周術期管理を行います。
急性虫垂炎
小腸から大腸に移行したすぐの場所に虫垂という臓器があります。虫垂が炎症により腫れ上がって腹痛、発熱、嘔気、嘔吐などの症状を引き起こします。抗生剤による保存的治療や、手術による虫垂切除という方法で治療します。
急性胆のう炎
肝臓で作られた胆汁という消化液を一時的にためておく臓器を胆嚢といい、肝臓のすぐ下にあります。胆石などにより胆汁を排出することができなくなり、胆汁がうっ滞することで炎症を引き起こし、右上腹部痛、発熱などを引き起こします。抗生剤による保存的治療、CTガイド下での胆嚢穿刺、腹腔鏡下胆嚢摘出術などさまざまな治療方法があります。
腸閉塞
食物や腸液など、腸管内容物が何らかの原因で側へ流れなくなり渋滞してしまった状態をいいます。原因としては、腹部手術後の癒着によるものや、術後の腸管運動の低下、腸管のねじれなど様々ですが、腸管がねじれたことによる腸閉塞の場合には緊急手術が必要となります。激しい腹痛、嘔吐、排便停止、食思不振などの症状をきたします。
消化管穿孔
腸管を栄養する血流の低下、異物誤飲、胃潰瘍など様々な原因で起こります。激しい腹痛、発熱などの症状を来しますが、多くの場合には緊急手術を要します。
臓器損傷
交通事故など体に大きな負荷がかかった際に臓器損傷を来します。状態によっては緊急手術が必要になることもあります。
気胸
種々の原因により肺が虚脱する疾患で、手術を行うことがあります。(呼吸器外科参照)