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大腸外科

ページ番号:503096357

更新日:2024年9月9日

お知らせ

現在、お知らせ情報はありません。

特色

大腸外科グループでは、北摂地域の地域がん診療連携拠点病院として手術治療を中心に主として大腸癌に対して包括的な治療を行っています。日本外科学会・日本消化器外科学会・日本大腸肛門病学会の専門医・指導医である卒後15年以上の専属スタッフ4名が下部消化管領域の疾患を担当しています。

開腹手術に比べてより低侵襲な手術である腹腔鏡手術を可能な限り行っています。創は3cmから5cmと小さく、傷の痛みも軽度で、術後の回復が開腹手術よりも早く、早期の社会復帰が可能となります。

最新のロボット手術支援システム(da Vinci Xi Surgical System)を使用したロボット支援腹腔鏡下手術を含め、腹腔鏡下手術での低侵襲な治療を行うにあたり、日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸領域)が3名在籍し、安全な体制を整えています。(日本内視鏡外科学会技術認定医は内視鏡下手術を安全かつ適切に施行する技術を有し、かつ指導するに足る技量を有していることを認定するものです。ロボット支援腹腔鏡下手術は、日本内視鏡外科学会技術認定医が執刀することが施設基準で定められています。)

患者さまの病状に応じて、単孔式腹腔鏡下手術も行っています。単孔式とは、臍(へそ)部の小切開の傷のみで手術します。通常の腹腔鏡手術では4、5か所の小さな傷を使って手術をしますが、単孔式の手術では傷は原則一つだけです。この手技は非常に高度な技術を必要とし、施行可能な病院は限られています。当科では、より低侵襲で体に優しい治療の選択肢として、この術式にも対応しています。

直腸癌に対しては、がんの根治性・肛門温存・自律神経の機能温存をさらに追及するために、ロボット手術・術前化学療法・術前化学放射線療法を併用した最先端の治療方法も積極的に行っています。とくに肛門に近い部位に発生した進行直腸癌に対しては、可及的に肛門を温存し、永久人工肛門を回避する方針で治療を行っています。

大腸癌による腸閉塞を含む急性腹症に対しては、24時間体制で対応しています。

手術不能な進行再発大腸癌に対しては、大腸化学療法外来を中心に先進の化学療法を通院で行う体制を整えるとともに、緩和医療においては地域がん診療連携拠点病院であるメリットを生かし、地域医療機関との連携のもとQOL(Quality of Life:生活の質)を重視した自宅でのケアも積極的に行っています。

2020年4月から遺伝性腫瘍専門医・臨床遺伝指導医による、大腸疾患を含めた遺伝性腫瘍に対する専門外来を新規開設し、遺伝性腫瘍に対する体制も整えています。

医師紹介

冨田 尚裕

がん診療部 特任顧問(外科兼任)
学会認定

  • 日本外科学会専門医、指導医
  • 日本消化器外科学会専門医、指導医、消化器がん外科治療認定医
  • 日本大腸肛門病学会専門医、指導医
  • 日本消化器病学会専門医、指導医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医、指導医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍専門医、指導医、家族性腫瘍カウンセラー
  • 日本臨床外科学会評議員
  • 日本消化管学会胃腸科専門医、指導医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会臨床遺伝専門医・指導医

池永 雅一

医務局次長 兼 外科主任部長 兼 消化器外科部長
学会認定

  • 日本外科学会専門医、指導医
  • 日本消化器外科学会専門医、指導医、評議員、消化器がん外科治療認定医
  • 日本大腸肛門病学会専門医、指導医、評議員
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸) Da Vinci Robotic Surgery術者certification 、ロボット支援手術認定プロクター(直腸)
  • 日本腹部救急医学会救急教育医、評議員、認定医
  • 日本臨床外科学会評議員
  • 日本消化器病学会専門医、指導医、近畿支部評議員
  • 日本消化器内視鏡学会専門医、指導医
  • 日本消化管学会胃腸科専門医、指導医、評議員
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 難病指定医

鈴木 陽三

消化器外科医長 兼 外科医長
学会認定

  • 日本外科学会専門医、指導医
  • 日本消化器外科学会専門医、指導医、消化器がん外科治療認定医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸)、評議員
  • 日本大腸肛門病学会専門医、指導医、評議員
  • 日本医師会認定産業医
  • da Vinci Robot surgery術者 certification
  • 日本内視鏡外科学会ロボット支援手術認定プロクター(直腸)
  • 日本ロボット外科学会専門医 Robo-Doc Pilot 国内B級
  • 日本ヘルニア学会評議員
  • 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会ストーマ認定士
  • American Association for Canser Research Active Member
  • 日本遺伝性腫瘍学会専門医

萩原 清貴

消化器外科医員
学会認定

  • 日本外科学会専門医
  • 日本消化器外科学会専門医、指導医、消化器がん外科治療認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本大腸肛門病学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • da Vinci Robot surgery助手 certification
  • 日本医師会認定産業医

外来担当表(大腸外科)

診療内容

主な外来・入院疾患

大腸疾患 大腸癌、大腸腫瘍
小腸疾患 小腸腫瘍
急性腹症 腸管穿孔、壊死、イレウス

治療・術式

令和5年度(2023年度)
全下部消化管手術 232件
大腸癌手術 157件
(腹腔鏡手術:114件、ロボット手術:43件)
結腸癌手術 117件
直腸癌手術 40件
外来化学療法 960件
FOLFOX・FOLFIRI・FOLFOXIRI・分子標的薬 等
大腸内視鏡治療
(ポリペクトミー、EMR、ESD 等)
1,190件

専門外来

大腸化学療法外来、ストマ外来

入院病棟・病床

術後の在院日数(中央値) 9日

主な疾患の紹介

特殊検査

下部消化管内視鏡検査

受診される皆さまへ

  1. 地域の「かかりつけ医」による紹介状をお持ちの方は予約ができ、優先的に受診していただけます。
  2. 紹介状をお持ちの方、予約された方が優先されますのでご了承ください。
  3. 紹介状をお持ちの方は、あらかじめ初診・再診受付にお申し出ください。
  4. 予約受付時間をご確認のうえご来院ください。
  5. 診察予約状況により、順番が変わることや診察時間が遅れることがありますので、ご了承ください。
  6. 受診受付の詳細は「ご利用のご案内」をご参照ください。
  7. がん相談支援センターでは医療・看護・薬剤・医療福祉相談、食事療法、心理相談などさまざまな疑問や悩みの解決のお手伝いをいたします。
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市立豊中病院

〒560-8565 大阪府豊中市柴原町4丁目14番1号
電話番号
06-6843-0101(代表)

受付時間

午前8時30分~午前11時

休診日

土曜・日曜・祝日および年末年始
(12月29日~1月3日)

SDGs
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卒後臨床研修評価機構認定病院
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