麻酔科紹介
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更新日:2020年6月9日
麻酔科医募集のご案内 - 麻酔科紹介
平成31年4月現在、麻酔科専従スタッフは常勤医師9名(日本麻酔学会認定指導医4人 専門医2人)と非常勤医(4日勤務)1名で手術麻酔、集中治療、ペインクリニック、緩和ケアを担っています。
年間手術件数約5,500例中、2,950例が麻酔管理です。がん拠点病院でありがん内視鏡手術が多くなっています。集中治療室の12床のうちCCU3床を除く9床が麻酔科の担当で、年間約1,000例の全身管理を麻酔科中心に行っています。重症合併症の術後管理の他に重症肺炎、肝炎、膵炎や敗血症ショックなどを多く担当しています。
当院麻酔科も麻酔管理手術の増加と全国的な人材不足により窮地にありますが、スタッフ一丸となって乗り切っていこうと奮闘しています。忙しいながらも当直明け体制や積極的に有給を利用するなど「無理をしない、させない」努力を続けています。特に夏休みと冬休みを取得して海外旅行などにも行けるようにしています。
業務内容
朝は8時からのICUカンファレンスでスタートし、続いて当日の術前カンファレンスを行います。
9時からは3つの業務に大別できます。
- 予定手術。麻酔科管理6~7列で、麻酔管理はローテーターではなく全て麻酔科専従スタッフが行います。全体の総括を上級医師が行います。
- 外来業務。毎日、術前外来を実施しています。予定症例のほとんどが、入院前に外来で術前検査を終えて術前診察と説明を受けます。
術前外来は交代でスタッフ全員が担当します。 - ICU業務。スタッフ全員が1週間交代制で日勤中の管理を担当します。1日2回の麻酔科と各診療科合同のカンファレンスを行い、治療方針を決定します。担当麻酔科医は薬剤の指示、人工呼吸器管理、気管内挿管、中心静脈路確保などを行います。
その他. 緩和ケアチームへの参加など。
18時に2回目のICUカンファレンスを行い当直者への引き継ぎをします。各自の予定手術症例が終了していれば順次解散となります。手術麻酔が長引く場合には当直者へ交代します。
手術麻酔管理
一般外科(胃腸、肝胆膵、食道、乳腺、甲状腺など)、整形外科(下肢・上肢人工関節、手関節手術、脊椎など)、脳外科、血管外科(腹部大血管置換、四肢末梢血管バイパスなど)、産婦人科、耳鼻科(咽喉頭再建術もあり)、泌尿器科、口腔外科、皮膚科。
緊急手術も多く全体の11%となっています。1,500g以下の未熟児(4~5列)、新生児の麻酔(5~6列)も含めて5歳以下の小児麻酔も年間200例ほど施行されています。
集中治療管理
外科・血管外科・脳外科・整形外科を中心に高齢、重度の合併症を有する患者が60%を占めます。救急外来や他院からの搬送の重症肺炎やARDS・膵炎・敗血症ショック患者も多くなっています。新生児を含む小児も管理します。これらの患者の全身管理を各科医師と共同して行います。
当直は専門医が単独または後期研修医と共に行います。ICU管理と緊急手術麻酔に対応します。平成29年4月現在は、月5~6回と回数は多くなっていますが、当直翌日の業務は免除され、昼食休憩交代などが終われば昼過ぎには遅くとも帰宅できます。オンコールは無く、予定外の帰宅後の呼び出しはありません。
その他特記事項
夏季休暇の他に有給休暇を活用して1週間前後の秋・冬期休暇も可能です。
手術件数も多くICU管理もあり、当直回数も多いので「楽な職場」とは言い難いですが、麻酔科は部長を中心にチームワークと笑い合える雰囲気の職場を作りあげています。他科との連携もよく、病院全体が麻酔科医の重要性を高く認めています。
働きやすい環境を整えています。ぜひ一度ご連絡ください。
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募集に関するお問い合わせ
お問い合わせ | 豊中市柴原町4丁目14番1号 |
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