豊田 泰弘(乳腺外科部長)メッセージ
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更新日:2026年1月22日
救急医・一般般外科医としてキャリアをスタート
令和6年度(2025年度)より市立豊中病院乳腺外科に赴任しました、豊田泰弘です。
私が大学を卒業したのは1999年ですが、当時は乳腺外科という職業はごく一部の病院を除いては存在せず、消化器・一般外科医が幅広く多臓器を診療しており、その中に乳腺や外傷・救急も含まれていました。
私は幅広く診療できる医師になりたいという思いから、救急医・一般外科医としてキャリアをスタートしました。消化器外科を中心に、救急、呼吸器、血管、乳腺の手術も若手医師としてかかわりました。
一般外科医から乳腺外科に進んだ魅力
2000年代半ばころより、徐々に外科診療の専門性が臓器別に分かれてゆきました。消化器外科も臓器別になって行きましたし、乳腺外科も一般外科の範疇から外れて独立して行きました。そのような中、私が乳腺外科に進んだ理由は、検診・診断から手術、術後治療、再発治療まで一貫して長く患者さんに関わることができる、という点に魅力を感じたからです。自分で検査をして乳癌を診断し、手術、術後療法が続きます。そして、乳癌は経過の長い疾患であり、通常、術後10年間は経過観察を要します。不幸なことに再発したとしても薬物療法が一般的によく効きますので、ほかの癌腫に比べて長い経過をたどることになります。
患者さんと長いお付き合いをしていると、診察中の何気ない会話の中から、患者さんの人となりや生活が見えてきたりします。私自身も乳腺外科医として、お付き合いの長い患者さんが増えてきました。長い経過から信頼関係が成り立っていくことは、ほかの外科系診療科にはない、乳腺外科の大きな魅力と感じています。いろいろな縁や偶然が重なった結果、乳腺外科医となったのですが、今となってはこれが天職と感じています。
近くから見ていた市立豊中病院
乳腺外科として約15年間、当院と同じ北摂地域にある公立病院・公的病院で働いていましたので、近所から市立豊中病院を見てきました。
大学を除いては病床数・症例数が地域随一の拠点病院である市立豊中病院は、周辺の中規模病院から見ると、ある意味羨ましい病院でもありました。もちろん中規模病院にはそれなりの良さはあるのですが、すべての診療科の専門医がそろっているという国指定地域がん診療連携拠点病院、かつ、ゲノム医療連携病院という環境は、現在の乳癌を診療する点では非常にありがたいことだと感じています。診療科の間の風通しはよく、薬物療法の有害事象や、画像診断で迷ったときなど、すぐに専門医に相談することができます。
これは医師のみならず患者さんにとっても大きな利点だと感じています。
市立豊中病院 乳腺外科レジデントを志望される方々へ
昨今、乳腺外科は女性医師の志望者が多くなってきました。
緊急手術や重篤な術後合併症が少なく、外科系診療科としてはワークライフバランスを保てるということは乳腺外科の特徴です。乳腺外科の専門性が確立された現在、消化器・一般外科症例を担当することは負担に感じられる方も多いでしょう。
当院に乳腺外科レジデントとして入職された場合、乳腺外科医師として働いていただきますので、消化器・一般外科症例の担当医となることが義務付けられることはありません。
その一方、カンファレンス、抄読会や手術枠の運用は消化器外科・呼吸器外科と共同でおこなっています。多数の一般外科レジデントが在籍していますので、孤独になることはなく、良き仲間としてともに切磋琢磨して成長してゆくことができるでしょう。
市立豊中病院で乳腺外科医として初めの一歩を踏み出してみませんか。いつでもご連絡を待っています。
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