教育・研修制度
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更新日:2020年11月19日
教育について
看護師に必要な自ら考え、判断し、行動する力を養う
卒後院内教育プログラム
新人看護師から、信頼されるプロの看護師になるために
当院では、1年目から3年目までの期間、基礎看護技術の習得・アセスメント能力の向上に向けた指導・教育を徹底しています。
経験年数に合わせて目標を設定し、集合研修や現場でのOJT、事例発表会などの学習機会を企画し、計画的に実施しています。
また当院では、実施予定の研修を院外に公開し、外部の看護師の皆様の参加を受け付けています。関心のある研修への参加をお待ちしています。
院外向け 卒後1年目研修案内(PDF)(PDF:214KB)
卒後1年目のサポート体制
卒後1年目は、すべてのことが初めてで不安の多い時期です。当院では独自の教育システムで、安心してスキルアップが可能です。
一般的なプリセプターシップだけでなく、より経験豊富な先輩看護師が「匠ナース」として学びをサポート。また、新人研修責任者が定期的に個人面談を実施するほか、臨床心理士によるストレス対処法などの講義も開催して新人看護師のメンタルサポートを徹底し、様々な不安を安心に変えていきます。
プリセプターシップと匠ナース
> プリセプターシップ
卒後4年目以上かつ市立豊中病院クリニカルラダー2認定を受けた看護師を、プリセプターとして任命します。新卒看護師1人に対して、プリセプターナースがマンツーマンで1年半の間、指導を行います。
プリセプターナースが手本となり、看護技術や看護アセスメント、さらに対人関係や看護職としての自己管理方法など、細やかに指導します。
> 匠ナース制度
プリセプターよりもさらにステップの進んだ、市立豊中病院クリニカルラダー3認定を受けた看護師を匠ナースとして任命します。
新卒看護師が部署に配属された直後から夜勤が始まるまでの約3か月間、実務経験豊富な匠ナースが、日常生活援助技術や看護技術を指導します。またその後9か月間、プリセプターと共に継続して新人教育に携わります。
卒後2年目
院外向け 卒後2年目研修案内(PDF)(PDF:273KB)
卒後3年目
院外向け 卒後3年目研修案内(PDF)(PDF:273KB)
卒後4年目以降
院外向け リーダーシップ研修案内(PDF)(PDF:443KB)
院外向け プリセプター研修案内(PDF)(PDF:443KB)
院外向け 実習指導者研修案内(PDF)(PDF:443KB)
院内エキスパート教育プログラム
自分の未来のキャリアアップにつながる多彩な研修内容
年次ごとの段階的な院内教育を行う卒後院内教育プログラムと並行し、入職1年目から自分の学びたいこと、キャリアアップにつながる技術・知識について学べるのが院内エキスパート教育プログラムです。
看護倫理をはじめとし、より専門性の高い技術・知識を修得するために、院内に在籍する専門・認定看護師による講義・演習を行います。
ナースが指導する、多彩な研修を自分の将来のキャリアビジョンに沿って自由にセレクトし、学ぶことができます。
キャリアコース
クリニカルラダー
臨床実践能力を高め、組織的看護サービスの質を高める
クリニカルラダーとは、看護職には経験に応じた熟達段階(レベル)があるとの考え方から、そのレベルに適合した臨床実践能力の到達指標を設け、成長のプロセスを可視化したシステムです。各々の看護師が自己の成長を客観的に評価し、次のステップに向けて努力することで臨床実践能力を高め、同時に組織的看護サービスの質を高めていくことが期待されます。
当院ではベナーの看護論を基に、ラダー1を「新人」、ラダー2を「一人前」、ラダー3を「中堅」、ラダー4を「達人」と設定しています。臨床実践能力を「実践能力」「マネージメント能力」「教育・研究能力」「接遇」の4カテゴリーに分けて評価します。行動・態度などの個人特性については、社会性コンピテンシー評価票を用いて評価を行っています。
自分自身の看護実践、行動・態度を振り返り、自己評価と他者評価を行うことで自分では見えないことに気がつき自己成長する機会とし、能力開発につなげるものです。
市立豊中病院におけるキャリアパス
市立豊中病院におけるキャリアパス(PDF)(PDF:148KB)
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お問合せ
市立豊中病院 病院総務課
