No.61「患者サポートセンター~入院から退院後の生活を見据えた支援~」[令和7年(2025年)2月発行]
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更新日:2025年2月26日
患者サポートセンター~入院から退院後の生活を見据えた支援~
令和6年(2024年)7月に患者さんやご家族が安心して医療や治療を受けられるよう、さまざまな支援を提供する患者サポートセンターが新しく開設されました。
今回は、患者サポートセンター特集をお届けします。
※患者サポートセンターの詳細は、こちらをご覧ください。
「患者サポートセンター」って何をするところ?
患者サポートセンターには、二つの役割があります。
一つ目は入院前支援です。入院が決まった患者さんとの事前面談を通じて、入院準備から退院後の生活までを見据えたサポートを行います。
二つ目は患者相談窓口です。介護や在宅医療、医療費、がんの悩みなど、療養生活に関するさまざまなご相談を一つの窓口でお受けし、適切な担当者へおつなぎします。
入院前支援
入院が決定した患者さん・ご家族と面談し、入院に必要な情報の聞き取りやアレルギーの確認、入院生活や持ち物について説明します。看護師や薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなどの専門スタッフが、安心して療養生活を送れるよう支援します。
患者相談
※当院入院中・受診中の方が対象。電話相談はできません。(がん相談除く)予約制ではありませんが、混雑時はお待ちいただく場合があります。
がん相談
がんに関するさまざまな相談
※電話相談可能、当院受診歴がなくても相談できます
療養相談
療養上の不安やさまざまな相談
脳卒中相談
入院中、退院後に生じるさまざまな相談
※脳卒中で当院入院中・退院後の方が対象
医療福祉相談
福祉制度についての相談、介護・福祉サービスの利用についての相談、医療費など経済的な相談、など
医療安全相談
医療の安全に関する相談
私たち専門スタッフが患者さんをサポートします!
看護師
入院前に必要な情報をお聞きし、入院までの準備や入院中の生活などをご説明します。
聞き取った情報は、入院病棟や関連部署に伝え、入院後のケアに役立てます。
生活背景や体の状態などをできるだけ正確にお伝えください。
薬剤師
病院に来られる時は、必ずお薬手帳や薬の情報がわかるものをご持参ください。
入院前支援では、手術や治療に影響する薬の判別や、薬のアレルギーの確認などを行います。
管理栄養士
食物アレルギーや各個人の状況に応じた食事対応、飲み込む力や歯の状態に合わせた入院中の食事の調整を行います。
医療ソーシャルワーカー
入院中や退院後に起こり得る生活面での問題に備え、福祉面での支援や調整を行い、療養環境を整える役割を担っています。
開催報告
がん医療市民公開講座(令和6年(2024年)11月17日(日曜))
千里ライフサイエンスセンターにおいて、がん医療市民公開講座が開催されました。
第1講は、抗がん剤の進歩と患者に寄り添う治療をテーマに「抗がん剤治療は、怖いと思っていませんか?」、第2講は、多職種連携で行う抗がん剤治療をテーマに「安心してください!抗がん剤治療は、みんなで支えます!」について当院の医師並びに薬剤師、看護師、管理栄養士及び医療ソーシャルワーカーが講演を行いました。
講演の内容は、こちらをご覧ください!(YouTubeで視聴)
応急給水訓練(令和6年(2024年)10月18日(金曜))
市立豊中病院で、豊中市上下水道局の応急給水訓練が行われました。
給水車で運ばれてきた水は、組立式の給水タンクに移され、豊中病院敷地近くの消火栓には、仮設の蛇口が設置されました。
医師をはじめ職員は、訓練の様子を見学し、リュックになる給水袋に水を入れて背負う体験等も行いました。
DMATブロック訓練( 令和6年(2024年)11月9日(土曜))
DMAT(災害派遣医療チーム)の近畿地方ブロック活動訓練に参加しました。
この訓練は、大阪府内を震源とする大規模地震の発生を想定し、大規模災害への対応能力向上などを目的として実施され、指揮・搬送支援、災害拠点病院との連携等を行いました。
当日は、大阪大学豊中キャンパスグラウンドで、「ドクターヘリの離発着訓練」が実施されました。
YouTube動画の紹介
