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集中豪雨時の封水跳ね出し現象対応について

ページ番号:579490001

更新日:2022年6月1日

近年、建物排水管等の密閉化により集中豪雨時に合流地区(家庭内で発生する汚水を雨水と一緒に流す地区)の宅地内器具で封水跳ね出し現象が発生しています。その現象について考えられる原因と対策についてお知らせします。

原因

トイレや洗面器具には、排管から臭いや虫などが室内に入らないように、使用した水が溜り(封水)栓の役目をする排水トラップがあります。
集中豪雨時は、排水管が短時間でほぼ満水になります。排水管内に残った空気がトイレや洗面器具へ抜け、封水を押し出す圧力が加わりボコボコ鳴ったり、最悪の場合は、封水を跳ね上げたりします。

排水トラップの画像
排水トラップの一例

宅地内から下水道管イメージ図
集中豪雨時の封水跳ね出し現象

対策

封水跳ね出しが生じる器具付近の宅地内桝に、空気を抜く対策が考えられます。

  1. 既設桝の蓋に穴を開け空気を抜く対策(合流地区なので臭気について考慮必要)
  2. 既設桝の蓋に空気圧が加わった場合に、簡単に開く程度に蓋を乗せる対策(蓋によるつまずき、蓋の飛散について考慮必要)
  3. 下図のように、圧力開放蓋に取替える対策。(蓋の車乗の不可、圧力開放後の蓋によるつまずきなどの考慮必要)
  4. 宅地内排水設備(屋内又は屋外)に圧力開放できる排気管を設ける対策(建物の構造、意匠、周辺への臭気について考慮必要)

圧力開放蓋のイラスト
圧力開放型蓋イメージ

お問合せ

上下水道局 経営部 お客さまセンター給排水サービス課
〒560-0022 豊中市北桜塚4丁目11番18号 豊中市上下水道局1階
電話:06-6858-2961
ファクス:06-6858-0447

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