がん患者指導
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更新日:2025年1月31日
当院は地域がん診療連携拠点病院の指定を受けています。緩和ケアセンターやがん薬物療法センターに専任の薬剤師を配置し、医師、看護師と協働して、患者さまの薬物治療に当たっています。
平成26年度4月から、医療用麻薬の投与を受けている患者さま、平成26年5月から外来治療センターで治療を受けている患者さまに薬剤師が薬の説明をしています。また、平成29年2月からは薬剤師外来を開設し、内服抗がん剤の患者さまにも薬の説明をしています。
薬の投与を受けられる際に、どのようなスケジュールで投与するのか、いつ、どのような副作用がおこるおそれがあるのか、薬の飲み合わせは大丈夫か、薬の飲み忘れを防ぐためにはどうしたらよいか等を個別にご説明しています。特にこれらのお薬は、患者さまご自身が薬のことをよく知った上で治療を受けられることが大切になります。薬剤師は治療開始時の説明だけでなく、継続的に副作用のモニタリングを行うために、看護師と協働して問診、診察前面談を行い、副作用対策のための処方提案、検査提案をし、医師と協働して処方の工夫を行っています。また、地域の保険調剤薬局とも連携して副作用の軽減や治療効果の改善などにも取り組んでいます。
