NICU病棟
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更新日:2024年3月25日
大阪府から地域周産期母子医療センターの認定を受け、NICU6床、GCU10床、計16床で運用しています。大阪府内のNICU認定施設で構築されたNMCS(新生児診療相互援助システム)に参加しており、院外からは、新生児搬送症例の受け入れを行っています。
また、院内では、ハイリスク妊婦から出生した新生児疾患の治療を行っています。
NICU・GCUについて
NICU・GCUには、早産や疾患のある赤ちゃんが入院しています。
赤ちゃんが保育器に入ることや、呼吸器を装着することがありますが、ご両親が赤ちゃんに対してできることを看護師と一緒に行っています。赤ちゃんの呼吸が落ち着き、哺乳ができるようになれば、退院後の生活に向けて、授乳や沐浴の練習をします。
面会について
赤ちゃんのご両親のみ入室ができます。
出生前訪問
切迫早産などで産科病棟に入院となった妊婦さんとそのご主人を対象に、希望に応じて、出産前にNICU・GCUの説明をしています。
妊婦さんからは、「NICU・GCUの様子を知れて安心できた」「赤ちゃんが生まれてきた時のイメージができてよかった」などの感想をいただいています。
カンガルーケア
カンガルーケアは、お母さんやお父さんの肌と赤ちゃんの肌が直接触れ合うように、胸の上で赤ちゃんを抱っこします。
赤ちゃんにとっては、呼吸や体温が安定するなどの利点があります。ほかにも親子の絆が深まる、母乳分泌が良くなるなどの利点があります。赤ちゃんにモニターを装着し、看護師が様子をみながら実施しますので、お母さんやお父さんは安心して赤ちゃんとの時間を過ごすことができます。
多職種連携
入院中の赤ちゃんに対して、必要時、呼吸や姿勢を整える目的で理学療法士がリハビリテーションを実施します。またご両親への心理面のサポートとして、臨床心理士が訪問します。