呼吸器外科
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更新日:2025年4月22日
お知らせ
2025年4月1日より新規患者さんの受け入れおよび呼吸器外科手術を再開しました。
特色
肺癌、縦隔腫瘍、気胸、膿胸など呼吸器疾患の外科診療を全般的に行っています。開胸手術と比べ低侵襲な完全鏡視下手術を積極的に行っており、日本呼吸器外科学会より胸腔鏡安全技術認定を受けた専門医が診療を担当しています。
肺癌は罹患数が年々増加しており、部位別がん死亡率の第1位となっています。画像診断の進歩に伴い術前診断が困難な小型肺癌が発見されることが増えており、経過観察でよいのか切除がよいのか悩まれている方がおられれば、相談だけでも一度受診してみてください。
肺癌に対する手術は肺葉切除術が標準術式でしたが、近年2cm以下の小型肺癌に対しては縮小手術の有用性が示されました。早期の肺癌には完全鏡視下での縮小手術を、周囲臓器への浸潤を伴う進行癌には従来どおりの開胸下での肺葉切除術および合併切除を施行しています。進行度I期の方は、地域がん診療連携拠点病院として地域連携パスを用いて地域の先生方と協力して治療を行っています。また、気胸、膿胸、血胸など緊急性の高い疾患は随時対応し、適応症例には速やかに手術を行い早期に社会復帰できるように努めています。
総合病院である利点を活かして他臓器に合併症をもたれている患者さんも各診療科と連携をとりながら、最適な治療を提供できるように努めています。
医師紹介
楠本 英則
医長
学会認定
- 日本外科学会専門医
- 日本呼吸器外科学会専門医
- 日本呼吸器外科学会 胸腔鏡安全技術認定
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
外来担当表(呼吸器外科)
診療内容
主な疾患
腫瘍性疾患 | 肺がん、良性肺腫瘍、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍 |
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気腫性疾患 | 気胸、巨大気腫性嚢胞 |
炎症性疾患 | 膿胸、肺真菌症 |
外傷 | 肋骨骨折、血胸、肺挫傷 |
特殊検査
胸腔鏡下生検、胸膜生検、気道ステント留置
受診される皆さまへ
- 地域の「かかりつけ医」による紹介状をお持ちの方は予約ができ、優先的に受診していただけます。
- 紹介状をお持ちの方、予約された方が優先されますのでご了承ください。
- 紹介状をお持ちの方は、あらかじめ初診・再診受付にお申し出ください。
- 予約受付時間をご確認のうえご来院ください。
- 診察予約状況により、順番が変わることや診察時間が遅れることがありますので、ご了承ください。
- 受診受付の詳細は「ご利用のご案内」をご参照ください。
- がん相談支援センターでは医療・看護・薬剤・医療福祉相談、食事療法、心理相談などさまざまな疑問や悩みの解決のお手伝いをいたします。
