研修プログラム
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更新日:2024年4月30日
外科・消化器外科 後期研修医募集のご案内 - 研修プログラム
研修目標
胃・食道 | 大腸 | 肝胆膵 | 呼吸器 | 乳腺 | 一般外科、他 | |
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基礎 | 解剖、生理、病因、病態の理解。検査、診断法を通して手術適応の理解。周術期管理。非手術治療(薬物療法、放射線療法な、緩和医療)の理解と経験。 担当症例のプレゼンテーション、インフォームドコンセントの実施。 外科基本手技(切開、縫合、剥離、視野展開、開胸腹、閉胸腹など)の習得。 |
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3年目 | 良性疾患の術者、開腹手術の助手、鏡視下手術のスコピスト・助手 | 消化管吻合、腹腔鏡スコピスト | 腹腔鏡下胆嚢摘出術の助手、術者 | 胸腔鏡観察、肺部分切除の術者 | 乳房、甲状腺疾患の助手、外来生検手術の術者 | 虫垂切除、鼡径ヘルニア手術の助手、術者 |
4年目 | 開腹手術の術者、鏡視下手術の助手 | S状結腸切除術など基本手術術式の術者 | 肝部分切除、胆管空腸吻合、総胆管切石術の術者 | 胸腔鏡下肺葉切除の第1助手、縦隔腫瘍手術助手 | 乳房、甲状腺疾患の術者 | 虫垂切除、鼡径ヘルニア手術の術者 |
5年目 | 鏡視下手術の術者、食道癌手術の助手・術者 | 腹腔鏡手術などのやや高度な術式の術者 | 肝葉、区域切除・腹腔鏡下肝切除・膵頭十二指腸切除の術者 | 開胸肺葉切除の術者 | 乳房、甲状腺疾患の術者 | 通年(小児外科手術の助手、術者、血管外科手術の助手) |
検査 | 胃内視鏡 | 大腸内視鏡 | 気管支鏡 | マンモグラフィー他 | ||
学術 | 学会、研究会発表10回、論文投稿3本 |
週間スケジュール
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | |
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朝 8時15分 |
カンファレンス | カンファレンス | カンファレンス 抄読会 |
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午前 9時 |
手術、 内視鏡 |
手術 | 手術、 内視鏡 |
手術 | 手術 |
午後 13時 |
手術 | 手術 | 手術、 |
手術 | 手術 |
疾患専門チームの紹介
胃・食道外科(担当:今村、川瀬、新野、野間)
胃癌、食道癌の手術が中心です。胃癌は、一部開腹手術がありますが、腹腔鏡手術が中心で、ロボット支援下手術も実施しています。食道癌もほとんどが鏡視下手術です。GISTやNETなどの腫瘍性病変の手術、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎などに対する機能改善手術、上部消化管穿孔、絞扼性イレウス、腹膜炎などの緊急手術も行っています。最近は、多職種で構成される肥満外科チームを立ち上げ、高度肥満を伴う難治性糖尿病に対する肥満手術(腹腔鏡下胃スリーブ切除術)も行っています。上部消化管領域のあらゆる手術を経験できると思います。
大腸外科(担当:池永、鈴木、萩原、冨田)
年々増加する大腸癌を中心にしています。腹腔鏡下手術が中心ですが、状況に応じて開腹手術も施行します。ロボット直腸癌手術も積極的に行い、今後は結腸癌へも適応拡大予定です。一方、消化管穿孔や腸閉塞症例などの緊急手術も行っており、様々な病態の症例を経験することが可能です。
肝胆膵外科(担当:清水、山下、松下)
日本肝胆膵外科学会高度技能医制度 高度技能医修練施設に認定されています。悪性腫瘍の手術は、年間肝切除が約60例、膵切除が約40例と数多く行っています。さらに腹腔鏡下手術の基本となる胆嚢摘出術は年間200から250例ほど行っており、日本でも有数の手術数を誇ります。後期研修医(レジデント)の時に数多くの腹腔鏡手術を経験することは、技術の向上にとても大切です。
呼吸器外科
主に原発性肺癌、転移性肺癌、縱隔腫瘍、気胸、膿胸などの手術を年間約100例行っています。呼吸器外科学会に認定されています。最も力を入れているのは完全鏡視下の肺葉切除で低侵襲と根治性の両立を心がけています。
乳腺外科(担当:赤木、佐藤)
乳癌の診断・治療が中心で、年間約100件の乳癌と約20件の乳腺良性腫瘍の手術を行っています。エコーガイド下生検やステレオマンモトームなどの生検検査も担当しています。外来化学療法も行っており、進行・再発乳癌の方もおられます。これらの臨床経験を積み、日本乳癌学会認定医および専門医の取得を目的とした研修を行います。
募集に関するお問い合わせ
お問い合わせ先 | 教育研修センター: |
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