令和6年度に実施した主な災害対応訓練
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更新日:2025年3月31日
豊中市立第四中学校での応急給水啓発(令和7年3月6日)
令和7年3月6日、豊中市立第四中学校において地震を想定した避難訓練が行われ、体育館に集まった生徒たちに「災害時の水の確保」について啓発を行いました。
能登半島地震での支援活動の写真を紹介し、舞台上に組立式給水タンクを設置して、給水タンク車から水を入れたのち、各クラスの代表が、応急給水を体験しました。
【生徒の感想】
「当たり前のように水を飲んだり、使ったりしているけれど、水の大切さを感じた」
「災害に備えて、1人1日3リットル、3日分の水の備蓄や、防災用品を準備しておきたい」
「給水袋を背負うと水の冷たさが伝わってきて、6リットルは重かった」 等
午前中に降った雨のため実演場所や内容が急遽変更となりましたが、非常時の様々な状況に対応できるよう、訓練を積み重ねることが必要だと感じました。
豊中市全市一斉防災訓練(応急給水訓練)(令和7年1月18日)
令和7年1月18日、豊中市全市一斉防災訓練が開催され、市内7か所(原田小学校、豊島北小学校、泉丘小学校、野畑小学校、緑地小学校、第十三中学校、庄内さくら学園)で応急給水訓練を実施しました。
上下水道局職員が地域団体の方と一緒に給水タンクを組み立て、給水タンク車から飲料水を移し替えた後、来場者に6リットルの給水袋を担いでもらったり、紙コップで試飲していただいたりしました。
実際に災害による大規模な断水が発生した場合、学校などの避難所に組立式給水タンクを設置して飲料水をお配りすることとしています。豊中市では令和7年度中に全ての小学校及び義務教育学校への配備を完了する予定です。もしもの時に備えて、上下水道局職員と一緒に組立訓練をしてみませんか。
豊中市水道管復旧訓練(令和7年1月17日)
阪神・淡路大震災から30年の節目となる令和7年1月17日に、柴原浄水場において水道配水管破損を想定した応急復旧訓練などを行いました。当日は、大阪府など15団体、37名の見学者が来場されました。
口径100ミリの鋳鉄管を用意し、まずは胴割れ漏水の修繕訓練を行いました。鋳鉄管の破損箇所から勢いよく水が吹き上がる中、職員が素早く漏水補修金具を設置し、ボルトを締めると2分ほどで漏水が止まりました。
引き続き、サドル分水栓の破損による漏水の修繕訓練を行いました。先ほどと同じく破損箇所から勢いよく水が吹き上がる中、職員二人がかりで破損箇所に木栓を打ち込み止水します。木栓の不要部分を切断後、サドルバンドを設置。わずか3分で作業を完了しました。
その後、応急給水に使用する仮設タンクの組立て、給水タンク車から仮設タンクへの注水、給水袋を用いた飲料水配布訓練を行いました。この訓練は10分あまりかかりましたが、おおむね予定どおり完了しました。
訓練終了後、森山水道技術管理者より講評があり、日ごろからの訓練や技術研さんの重要性を確認しました。
市立豊中病院での応急給水訓練(令和6年10月18日)
令和6年10月18日、災害断水時に応急給水を行う部署の給排水サービス課、窓口課では、市立豊中病院において応急給水訓練を実施しました。具体的には、受水槽に見立てた組立式給水タンクの設置訓練、運搬した飲料水を給水タンク車から組立式給水タンクへ移し替える訓練、病院敷地に隣接した消火栓に仮設給水栓(蛇口)を設置する訓練を行いました。
病院職員のみなさんの「水」への関心は高く、当日は小雨が降る中、たくさんの方が訓練を見学されました。給水袋に水を入れる体験では「非常時に備えて自宅に給水袋を用意しておきたい」「水は重たいけれど、背負えば何とか運べそう」といった声があがりました。
非常時には迅速に応急給水できるよう、今後も訓練を積み重ねてまいります。
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