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漏水調査

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更新日:2022年7月20日

水資源の有効利用や漏水による道路陥没などの二次災害を未然に防止するため、積極的に漏水防止対策に取り組んでいます。その一環として、市内全域を対象に水道管(配水管・給水管)の漏水調査を実施しています。
当調査は、上下水道局職員と上下水道局が委託した漏水調査専門業者の調査員が実施しています。上下水道局職員は、「漏水調査員」の腕章、上下水道局の作業服を着用し、職員証を携帯しています。委託調査員は、「漏水調査員」の腕章、会社指定の作業服を着用し、上下水道局発行の写真付業務従事者証を携帯していますので、不審と思われるときは、確認してください。

漏水防止基本計画(こちらからご覧ください)

漏水調査方法

上下水道局では、毎日の流量や音圧値の監視(監視可能ブロックの流量監視、管路音圧監視システムによる音圧監視)、及び現地漏水調査(音聴調査、多点相関調査等)により漏水有無の確認や漏水位置の特定を行っています。

監視可能ブロックの流量監視

豊中市では市内を44のブロックに細分化し、配水小ブロック化を進めています。整備済のブロックでは、一点流入させ、流量計を設置し常に流入量を監視できます(監視可能ブロック)。住宅地域、商業地域、工業地域等、様々な水使用特性がある地域が、24時間活動するなかで、より正確な漏水量を把握するため、水の使用が少ない夜間帯の流量の最小値(夜間最小流量)や積算流量を毎日監視することで漏水発生を判断しています。
なお、配水小ブロック化できていないブロックを未整備ブロックといいます。

管路音圧監視システムによる音圧監視

軌道や主要幹線道路を横断する管路の弁栓や消火栓約50箇所に高感度音圧センサーを設置し、夜間帯に測定した音の大きさ(音圧値)を記録します。記録したデータのグラフ化・比較・経時変化から漏水発生の判定を継続的に行っています。


管路音圧監視システム

音聴調査

音聴棒や漏水探知器を使用し、漏水音を捉える調査です。
音聴棒は、水道管、弁栓類、消火栓、止水栓、水道メーター等に音聴棒の先端を接触させ、聴診器のように自分の耳で管体を伝わってくる漏水音を聴き取るものです。
音聴棒を用いてお客様の宅地内に設置されている水道メーターや止水栓にて、漏水音が発生しているか確認する調査を“戸別音聴調査”といいます。戸別音聴調査は、原則平日の午前9時ごろから午後5時ごろの間に実施しています。なお、当調査は無償で行っております。

漏水探知器は、地表面に置いたセンサーで地下に埋設してある水道管路から発生する漏水音を拡張させ、ヘッドホンで聞き取るものです。センサーを移動させていき、地下の漏水箇所に近づく(漏水箇所の真上付近にセンサーが移動する)と漏水音が一番大きく聞き取れることから、漏水箇所を特定できます。この調査を“路面音聴調査”といいます。

多点相関調査

多点相関式漏水探知器を利用して漏水位置を探知する方法です。
多点相関式漏水探知器のセンサーを地下に埋設された弁栓類、消火栓、点検孔等に設置し、漏水点から発生する漏水音がセンサーまで到達する時間差を計測、PCを用いて解析を行います。2点のセンサーで挟んだ管路上に漏水箇所があれば、漏水音を感知し、解析時に波形として表示されます。また同時に漏水位置を算出し漏水箇所を特定します。

漏水調査内容

上下水道局職員による直営の漏水調査

(1)監視可能ブロック

監視可能ブロックにおいて流量を監視し、夜間最小流量の著しい増加(5立方メートル/h)が認められれば直営の緊急漏水調査を実施します。
調査内容:受水槽の漏水の有無の確認→弁栓類等の音聴調査→多点相関調査→戸別音聴調査

夜間最小流量の2立方メートル/hから5立方メートル/h増の場合は、半期で計画的に直営にて漏水調査を行っています。
調査内容:戸別音聴調査、多点相関調査、路面音聴調査

(2)系統幹線(年2回)

調査内容:多点相関調査

(3)送水管(5年に1回)

調査内容:多点相関調査、断水しての流入ラッパ管目視調査等   

(4)定点監視

調査内容:管路音圧監視システムによる音圧監視

委託した漏水調査専門業者による漏水調査

未整備ブロック(毎年)

未整備ブロックにおいては業務委託にて漏水調査を行っています。

調査内容:戸別音聴調査、多点相関調査、漏水確認調査(路面音聴調査)

お問合せ

上下水道局 技術部 水道維持課
〒560-0022 豊中市北桜塚4丁目11番18号 豊中市上下水道局3階
電話:06-6858-2971
ファクス:06-6842-2737

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