緩和ケアセンター
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更新日:2023年3月2日
がん治療をささえる緩和医療
「緩和ケア」と聞くと、がんの終末期医療をイメージされていませんか。
緩和ケアとは、終末期だけでなくがん患者さまの身体的な苦痛や精神的な不安を少しでも和らげるためのサポートを行い、「がん」と診断されたその日から、並行して行われる医療です。
当院における緩和ケアチーム
当院では、厚生労働省より「地域がん診療連携拠点病院」として認定を受け、がん治療の中核病院として様々な取り組みをしています。
その一環として平成16年度より、患者さまの希望や意向を尊重した医療やケアを提供できるように、多職種からなる緩和ケアチームを結成し、それぞれの専門性を発揮しながら緩和医療を行っています。
相談内容としては「がん性疼痛」が最も多く、続いて精神的なサポートや在宅医療への支援などとなっています。がん患者さまの、1~2割の方が早い時期から痛みを感じ、再発や病状の進行により痛みがあらわれる人は約7割になります。痛みをがまんしていると、不眠や食欲不振をまねき気力も低下します。
当院では薬物療法の他に、麻酔科と連携して各種神経ブロックや、放射線治療科と連携して緩和的放射線治療など、がんの痛みの緩和に取り組んでいます。
痛みをかかえながらの治療は大変です。痛みのない、いつもどおりの生活がおくれる状況で治療が行えることを患者さまとともにめざします。
また、在宅療養を希望する患者さまやご家族の希望に応えるため、地域医療機関と連携をはかり在宅でも充実した緩和ケアが行えるよう地域医療体制の整備を進めています。また、心不全の緩和ケアにも取り組んでいます。
豊能二次医療圏(豊中市、池田市、吹田市、箕面市、豊能町、能勢町)のがん患者さまの在宅死の割合が高く約12%(大阪府内1位)となっています。
在宅で看取るのはむずかしいことですが、地域の先生と連携することにより実現することが可能です。